犬が食べてはいけない魚 食べてもいい魚 貝類や海藻類は大丈夫?

さかな市場

犬といえば肉。

そもそも犬には肉がついていた骨をいつもかじっている漫画のイメージがありますもん。あんまり魚をあげるイメージはないですよねー。

でも、ご存知の通り、魚は様々な栄養素が注目されていて、犬にあげてもいいならその効力をあてにしたい! と思っている方もいるかもしれません。

基本的には総合栄養食のドッグフードを与えるとして、魚についてどんなものが与えて良くて、どんなものは犬が食べてはいけないのかを調べてみました。

 

1. 魚を食べても大丈夫 魚をたべるメリットもある

Last modified on: 12月 31,

犬は魚を食べてもいいんだそうです。人間がさかなを食べる時に言われるメリットは犬に対しても有効。すなわち、DHA(皮膚粘膜の健康を保ち脳の働きを活発にする働きがあります。認知症予防にもなるそうです)やEPA(血栓ができることを防いでくれるので、それが原因の心筋梗塞や脳梗塞になる確率を下げてくれます)などのメリットですね。

また、魚自体は高タンパクで肉よりも消化しやすい良質のタンパク源です。さけやイワシの皮はコラーゲンが豊富で、犬の被毛を美しく保ってくれるメリットもありますね。この辺は人間と同じですね。

一方、寄生虫や、アレルギーなどの中毒を起こす可能性もあるので、慎重に与えるべきだそうです。

実際、ドッグフードの材料になっているわけですから、その点は心配しなくてもいいですね。

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2. 魚の種類

魚市場

赤身魚は大丈夫?

赤身魚とは身が色素タンパク質によって赤く見える魚のことを言います。

カツオやまぐろ、カジキ、さばなどですね。

こってりとしたうま味があり、とても良いタンパク質です。

ただし、赤身魚はヒスタミンという中毒物質がついている可能性に注意しましょう。鮮度のよくない赤身魚で食あたり、というのは大抵ヒスタミンによるそうです。嘔吐や下痢などの症状から、高じると呼吸困難などに進んでしまうそうです。

白身魚

岩場などで隠れていることが多いため、赤身魚と比べると色素タンパクがすくなく、身が白い魚を指します。鯛やヒラメなどですね。あっさりとした淡泊な味が特徴です。ダイエットにも向いています。

また、意外かもしれませんが鮭も白身魚。鮭の身は赤く見えますが、色素タンパクではなく、アスタキサンチンという色素が原因です。

青魚

青魚ってずっと理解できなかったんですよ。

身が青い魚なんていないじゃないですか。なにが青魚なんだー? と調べてみると、「背中の青みなど表面的な色が青」ということらしいですね。

まあ、青というか銀というかそんな色ですね。

どちらかというと小型で単価の安い大衆魚をいうので、まぐろやぶりなど大型の魚は「背が青くても」青魚とはいわないそうです。へー。

3. 犬に魚をあげるときに注意すること

魚の骨は口の中を傷つけたり、そのまま丸呑みされて胃腸に負担がかかったりということになりがちです。たとえばうなぎやカレイ、さんまなどは小骨がとても多い魚です。でも、犬が骨に気をつけて魚を食べるわけはないので、骨を取り除いてから魚をあげるようにしてくださいね。

ヒスタミン中毒

赤身魚のところでも触れましたが、白身魚ならまったく起きないわけではありません。ヒスタミン中毒は魚を常温の中で長時間放置したことで細菌が増え、ヒスタミンが増加して起こります。

症状は摂取後2、3時間で下痢や嘔吐、じんましんなどが出てくるそうです。一度ヒスタミンが生成されると、熱で分解することも難しいため、とにかく新鮮な魚を手に入れて、新鮮なうちに食べさせてくださいね。

アニサキス寄生虫

最近やたらに聞きませんか? アニサキス中毒。これにかかると人間では嘔吐や激しい痛みの症状が出ますが、犬の場合も同じだそうです。

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アニサキスは寄生虫の一種で、サバやイワシ、カツオ、鮭、イカ、サンマ、アジなどの魚介類の内臓に寄生しています。

内臓に寄生しているなら身を食べる場合には問題なさそうですが、宿主が死んでしまうと筋肉、つまり身の方に移動するんですね。

その身を生で食べることで、食中毒を起こすのです。

でも、生であげなければ大丈夫。アニサキスは熱に弱いのです。慣れてくると身の中にいるアニサキスを見つけられるようなので、注意深く調理してくださいね。

塩分過多

魚肉ソーセージやししゃも、魚卵、塩じゃけは塩分過多になってしまう可能性があります。例えばししゃもはナトリウムの含有量が生魚の5〜6倍あるんですよ。しらすや煮干しなどの小魚も塩分が濃縮されています。与えてはいけませんね。また、魚卵には寄生虫の心配もあります。

消化が悪い

いか・たこ・えび・かに

これらはなかなか消化しにくく、嘔吐や下痢の原因になることがあります。またえびやかには殻を誤飲する危険もあります。

わかめは繊維質が多すぎて消化できず、ひじきは豊富なカルシウムを吸収できません。

4. 貝類は食べて大丈夫?

貝 ホタテ

貝は人間にとっては美味しい食べ物ですが、犬には与えないほうがいいと言われている食べ物です。

犬にとって貝は消化しにくく、毒を持っていたりするためです。

さらに生で貝を与えてしまうと貝の持つ「チアミナーゼ」と言う物質が犬のビタミンB1を壊してしまい、欠乏症になってしまう危険性があります。

とくに犬に危険と言われているのがアワビ、サザエ、トコブシ、トリ貝。

これらの貝にはピロフェオホルバイドαなどによる毒成分が含まれています。

この成分は直接的な害にはならないのですが、紫外線と反応して様々な炎症を起こす「光線過敏症」の危険性がある物質なのです。この症状が犬に出るとかきむしってしまい、毛が抜け落ちてしまいます。重症化すると耳が壊死してしまう恐ろしい病気なのです。

ホタテや牡蠣など与えて大丈夫と言われる貝もありますが、食べてはいけない部位があったり、キチンと火を通さないと危なかったりと気を使います。貝はあげないと覚えておくほうが安全だと思います。

5. 海藻類は大丈夫?

海藻類は人間にとっては髪の毛の健康に良いと言われますが、犬にとってはどうでしょうか。

犬が食べて胃の中に海藻類が長時間留まると、タンパク質の消化が悪くなってしまいます。人間とは逆に被毛のつやが悪くなることもあるようです。

犬にあげる場合でも、刻んだものを1回の食事に水分を含んでいるものであれば大さじ1程度、乾燥している粉末昆布などは小さじの先程度にしておいてください。

6. 中毒やアレルギーの危険性を考慮してください 症状があれば獣医師に相談を

どんな食べ物でも、ワンコによってはアレルギーを起こす場合があります。

食べさせて異変があったらすぐに獣医に相談してください。

食べ物を与えるときは、細かく切るなど犬が喉に詰まらせない処理をしてくださいね。

基本的には総合栄養食のドッグフードを食べさせるのがもっとも良いと思います。

バーベキューのときに「パクッと食べられてしまった」などの時に役立ててくださいね。

 

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