子犬の名前を考えるのに余念がない方や、興味のない人には全く意味のない話なのですが、クルマの名前についてのお話です。
実はクルマの名前には「動物」を使ったのものが多いのですね。
1. 動物の名前をもらったクルマは割とある
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ちょっとあげてみると
UDトラックス(日産ディーゼル) コンドル
トヨタ ターセル(はやぶさ)
ジープ チェロキー ナイトイーグル(鷲)
ランボルギーニ ムルシエラゴ(コウモリ)
三菱 パジェロ(南米に生息する野生の猫科の動物)
ランチア ハイエナ(猫科)
スバル レオーネ(オスライオン)
デ・トマソ・パンテーラ(豹)
ランボルギーニ ウルス(牛)
マツダ ボンゴ(アフリカに生息するウシ科の動物)
シボレー インパラ(ウシ科偶蹄類)
三菱 コルト(若い雄馬)
フォード ブロンコ(子馬)
フォード マスタング(暴れ馬)
スズキ アルト ラパン(うさぎ)
三菱 トッポ(小ねずみ)
フィアット パンダ
いすゞ ビッグホーン(オオツノヒツジ)
トヨタ スプリンター カリブ(トナカイ)
オペル・マンタ(オニイトマキエイ)
ミツオカ 大蛇(オロチ) (蛇)
ポルシェ ケイマン(ワニ)
VW ザ・ビートル(カブトムシ)
はじめは「馬」が多いと思っていたんです。
そもそもクルマの前身は「馬車」あるいは「馬」ですからね。
ところが一番多いのは「鳥」と「猫」でした。鳥は自由にいろいろなところに行けるというイメージでしょうか。猫は大型の猫ですね。俊敏で獰猛なイメージでしょうね。
2. 犬の名前がついたクルマはない?
ここまででお気づきでしょう。犬の名前がついた車ってないのですよ。
クルマのこと「相棒」って表現をしますよね。そこから考えると「犬」のネーミングもあっていいと思うのですけどね。
探しに探してあったのは
シティターボ2 ブルドッグ!でした。
懐かしい! 何を隠そう、私は大学生の時に初めて買ったクルマがシティターボ1でした。めっちゃ気に入っていたのですが、次の年に「ターボ2」が出ちゃってがっかりしたものです。
3. シティターボ2 ブルドッグとはどんなクルマ?
シティは1981年に、少し大型化したシビックのポジションを埋める形でデビューします。
トールボーイといわれた背高のスタイルと「ホンダホンダ・・」と連呼する印象的なCMで大ヒット。82年にはターボチャージャー付きのターボ1が、83年にはターボ1にインタークーラー、ブリスターフェンダーを与えたターボ2が登場します。
このターボ2、735キロという今なら軽自動車なみの車重に110馬力(といっても当時はグロス表示なので、現状に直すと80パーセントくらいに下がりますが)という「いいのか? それ?」なクルマだったのです。
そのターボ2に与えられた愛称が「ブルドッグ」でした。
それまでのシティと比べると、インタークーラーターボのエンジン部分とタイヤを覆うフェンダーを膨らませ、かわいらしくもふてぶてしいスタイル、獰猛な性能は確かに「ブルドッグ」でした。
このスタイルは84年発表の「シティカブリオレ」にも引き継がれ大人気になっていきます。
このシティターボ2ブルドッグ以外には三菱 ディンゴがかろうじて(オーストラリア大陸とその周辺に生息する、タイリクオオカミの1亜種。広義で言うと野犬の一種)くらいでしょうか。
なんで少ないのでしょうね? 「ミラ ポメラニアン」とかかわいくないですか?
「スバル シェパード」とかいいじゃないですか、ねえ?
ちなみにオートバイには
ダックスホンダST50
SUZUKI ウルフ50
とイヌ科の名前がありました。
うーん、もっと増えてほしいなあ!
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