1. ドッグフード、なに買ってますか?
Modified on: Jul 17, 2019
大切なワンコが長生きできるよう、ドッグフードはいろいろな観点から選んじゃいますよね。
うちのノーフォークテリアには「ニュートロ シュプレモ 小型犬用」というフードを食べさせています。
「JOKER」から引き取ってきたときに、店長からおすすめされて以来、変えていないのですが、以降はアマゾンで買ってます(笑)。「JOKER」さん、すみません。
この「ニュートロ シュプレモ 小型犬用」がいいのは、パッケージの裏面に成分表がていねいに書かれてあることです。
一方、良いものを選ぼうと思ってもなんか専門用語みたいで、さっぱり理解できないというフードも多いと思います。
なので、ドッグフードに多く使われている成分を調べてみましたよ。
フード選びに参考にしてくださいね。
2. 使用している割合が高いものから順に原材料を明記
まず知っておかないといけないのは、ドックフードのパッケージには、使用している割合が高いものから順に原材料を明記することがルールとなっていることです。
順不同じゃないのです。
割合が高ければ、影響も大きいので注意したいですね。
また同じ原材料でも加工等によって名称が変わてしまいます。
自分のワンコに何を食べさせているのか、理解できるように表記の意味を知っておきましょう。
ニュートロジャパン シュプレモ 全犬種用 子犬用 小粒 3kg
※詳細は画像をクリック!
3. 表記の成分解説
- 鶏肉/牛肉
動物性タンパク質として、多くのドッグフードに使用されています。
肉食動物にとって大切な栄養分を豊富に含みます。
- 鶏副産物/牛副産物
「バイプロダクツ」と表記されることもあります。獣肉の肉以外の部分(皮膚、内臓、骨など)のことをいいます。タンパク源として利用されます。
- ラム肉
生後1年未満の子羊の肉を指します。
ラム肉は鳥や牛にアレルギーを持つ犬のタンパク源として多く用いられているのですが、最近ではラムに対してアレルギーを示す犬もいるんだそうです。
- 家禽
鶏や七面鳥など、人間の食用に飼育されている鳥類をまとめて家禽と呼びます。
- 家禽レバー
家禽の肝臓部分ですね。
タンパク源やエネルギー源になり、ビタミン、ミネラルも豊富です。
- 家禽分離タンパク質
家禽の肉からタンパク質を抽出したもので、消化吸収に優れています。
腸内の異常発酵や、糞臭の抑制効果があるそうです。
- カツオ節
タンパク質を主成分に脂肪の酸化や動脈硬化を防ぐビタミンEのほか、ミネラルを多く含みます。脂肪分が低く、低カロリーです。
- 粗挽きとうもろこし/とうもろこし粉
細かく砕かれたとうもろこしのことですね。
炭水化物を多く含み、主にエネルギー源として用いられます。
- 小麦
エネルギー源として多く利用される穀類。(フスマ)と呼ばれる皮部には食物繊維、ミネラル、カルシウムを豊富に含みます。
- 大麦
アレルギーの原因と考えられているグルテンを含まない穀物。穀類の中では消化吸収が良く、動脈浄化作用があるそうです。
- ライ麦
グルテンを含まない穀物で、白米や小麦と比べてカロリーが低い。また、繊維質が豊富なため、整腸効果も期待できます。
- 玄米/ブラウンライス
米からもみ殻だけを取り除いたもの。ビタミン、ミネラルをバランスよく含みます。食物繊維が豊富で、エネルギー源、食物繊維源になります。
- うるち米
玄米から種皮、胚芽などを取り除いたもの。わかりやすくいうと、「白米」ですねー。主成分はデンプンで、主にエネルギー源となります。
- キヌア
キヌアって最近良く聞きますよね。
キヌアはアンデス原産の穀物。その栄養価は穀類のなかでダントツ高いんですね。タンパク質は白米の2倍、食物繊維は6倍、鉄分は9倍、カルシウムは6倍を含んでいます。若返り効果があるそうですよ。
- コーングルテンミール
とうもろこしから繊維質とデンプン質(コーンスターチ)を除去したもの。
タンパク源になります。
- オーツ麦/オートミール
オーツ麦は食物繊維やビタミン、ミネラル、タンパク質などを豊富に含む穀物。
コレステロールを減らす効果があるとされています。
そのもみ殻を取り除いて、蒸らしてから押しつぶし、乾燥させたものをオートミールと呼びます。えー、外国の映画で朝食に出てくるやつですね。
- ブレインソルガム/マイロ
キビの一種である大粒の穀類。
アレルギー源となることがあるグルテンを含んでいません。
アミノ酸が豊富です。「マイロ」、「ミロ」とも呼ばれます。そう、昔飲んでいた「ミロ」ですね。
- サーモンオイル
フラックスシードオイル同様、オメガ3脂肪酸の摂取源となります。免疫機構を適切に機能させるそうです。
- アーモンドオイル
アーモンドの実から抽出される油脂。老化を予防するビタミンE、コレステロールを抑制するオレイン酸を豊富に含みます。
- フラックスシード亜麻仁/オイル
亜麻の種子(亜麻仁)から取れる油脂。必須脂肪酸であるオメガ3が摂取できます。
- ゴマ油
生のゴマやいったゴマの種子から取れる油脂。オメガ6、オメガ3を含み、抗酸化作用があり、免疫システムを強めてくれます。
また感染症を予防するT細胞を作る胸腺の動きを高める働きもあるそうです。
- 乾燥ビートパルプ/糖質除去
砂糖大根から糖分を取り除き、精製したものです。
発酵性を持ち、消化吸収を助ける繊維質源として使用されます。
便の排泄の促進と腸内細胞にエネルギーを供給する2つの働きを持っています。
- ケルプ
甲状腺ホルモンを作る上で大切だそうです。海藻の一種で消化吸収の良いキレート化(吸収しやすいように加工された)されたミネラル、ビタミンが豊富です。
- アガリクス
これもよく聞きますよね。
キノコ類の1種で免疫系細胞の機能を活性化し、ガン、動脈硬化、糖尿病など様々な病気に対する効果が高いとされています。
たーくさんあってわけわかりませんが、ワンコのためですっ! 成分表示をしっかり読み取りましょうね!
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