犬が散歩で走る理由 犬種ごとの適切な運動量は?

犬 散歩 走る 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

犬との散歩 走りますか? 歩きますか?

犬を飼っている飼い主なら、犬と一緒に散歩することは日常的な行動であることでしょう。
そのときに、走るべきなのか、歩くほうがいいのか、悩んだこと、ないでしょうか? 

それぞれの散歩のしかたのメリットや、犬種ごとの適切な運動量、注意点をご紹介しますね。

犬が散歩で走る理由

犬が散歩で走る理由はさまざまです。なにかを見つけたり、興奮している場合があります。また、ストレス発散や運動不足の解消のために走ることもあります。

なにかを見つけた

散歩中に犬が何かを見つけると、思わず興奮して走り出すことがあります。
それは、犬の本能的な行動で、飼い主が感じている以上に刺激的なものなのです。

興奮している

犬が興奮している場合も、走ることがあります。例えば、お気に入りの場所に来たり、人間や他の犬と遊ぶ場合などがあります。

ストレス発散したい

ストレスを発散するために、犬は散歩中に走ることがあります。
犬にとってストレスとなることは、例えば室内での過ごし方や、飼い主との関係性に問題がある場合などが挙げられます。

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大きさごとの適切な運動量

犬種ごとに適切な運動量があります。適切な運動量を守ることで、犬の健康を維持することができます。

小型犬

体重4㎏以下の超小型犬や体重10㎏未満の小型犬は、家の中で遊ぶだけでも十分に運動量が足りるようです。
散歩に行くとしても、30分から1時間程度の散歩が適しています。
もちろん、気分転換やストレスの解消のためには歩く散歩に連れて行ってあげたいですね。
ただし、小型犬でも個体差があるため、愛犬の体調に合わせて調整することが大切です。

中型犬

25㎏未満の中型犬には、走ることが好きな犬種が多く、歩く散歩だけでは運動不足になってしまう場合もあります。1時間程度の散歩が適しています。
ドッグランで遊ばせることもおすすめです。

大型犬

25㎏以上の大型犬は体重が重いため、過度な運動をさせてしまうと体に負担がかかってしまいます。大型犬の場合は時間を長めにとって2時間以上の散歩で運動不足を解消してあげてください。


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歩く散歩のメリットはこれ

まず、歩く散歩には以下のようなメリットがあります。

脳が活性化する

犬は外の世界に興味を持ち、様々な刺激を受けることができます。
散歩を通じて、犬の五感が刺激され、脳が活性化されます。
老犬の認知症予防にも効果があるそうですよ。

ストレスの解消になる

犬も人間同様ストレスを感じる生き物です。
散歩をすることでストレスを解消することができます。

社会性を養うことができる

散歩を通じて、犬はさまざまな人や犬と出会うことができます。
社会性を養うことができます。
また、散歩中にいろいろな騒音を聞いて慣れていきます。子犬期の散歩によって無駄吠えや噛みつきなどの問題行動が起きにくいと言われていますよ。


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走る散歩のメリットはこれ

次に、走る散歩には以下のようなメリットがあります。

普段使っていない筋肉を鍛えられる

普段使っていない筋肉を鍛えることができます。
強い力を瞬発的に発揮する「速筋」という筋肉を鍛えることができます。
とくに、運動不足が気になる犬には効果的です。

散歩の注意点

散歩には以下のような注意点があります。

気温

犬は人間よりも暑さや寒さに弱いです。気温に合わせて、適切な散歩をするようにしましょう。
夏のアスファルトの高温化や、冬には室内と外の気温差による体調不良などに気をつけてくださいね。

運動量の調整

犬種ごとに適切な運動量が異なるため、飼い主は適切な運動量を把握し、調整する必要があります。
たとえば、小型犬や高齢犬は運動量を控えめにする必要があります。
逆に、大型犬や若い犬は運動量を増やすことができます。
また、散歩の頻度や距離も、犬種や年齢に合わせて調整しましょう。

食事時間との調整

散歩前後の食事のタイミングにも注意が必要です。
散歩前に食事を与えると、腹が膨れてしまい運動効果が薄れることがあります。
一方、散歩後に食事を与えると、疲れてしまって食欲がなくなることがあります。
散歩と食事の時間を調整し、適度な運動と栄養補給を行いましょう。

まとめ

犬が散歩で走る理由は、健康やストレス解消に効果があるためです。
しかし、犬種ごとに適切な運動量が異なるため、飼い主は適切な運動量を把握し、調整する必要があることを理解しておきましょう。

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