犬が新聞紙食べる!その時どう行動するかポイント5つ!

結論:
犬が新聞紙を食べたら、まず食べた量と時間、現在の体調を確認します。

新聞紙は消化できないため、まとまった量を飲み込むと消化管に詰まるおそれがあります。
嘔吐、食欲低下、元気がない、便が出ないなどの変化があれば早めに動物病院へ相談しましょう。
何度も新聞紙を食べる場合は、退屈やストレス、異食行動など原因を分けて考えることも大切です。

犬が新聞紙を食べたら最初にすること

犬が新聞紙を食べたときの確認ポイントを、パグと心配する女性のイラストで示したインフォグラフィック。

愛犬が新聞紙を食べたと気づくと、つい慌ててしまいます。
まずは新聞紙を破いただけなのか、本当に飲み込んだのかを確認しましょう。
残っている新聞紙の量や破れ方を見ると、どのくらい食べた可能性があるか判断しやすくなります。

破っただけか飲み込んだか確認する

床に細かく破れた新聞紙がたくさん残っているなら、遊んで破いただけのこともあります。
一方、新聞紙の一部が見当たらない、口の中に紙が残っていたという場合は、飲み込んだ可能性があります。
食べたかどうかが分からない場合も、最初から「大丈夫」と決めつけず、犬の様子を確認してください。

「食べた現場を見ていない」「紙が減っているけれど飲み込んだか分からない」という場合は、犬が誤飲したかわからないときの確認ポイントも合わせて確認しておくと判断しやすくなります。

いつどのくらい食べたか確認する

動物病院へ相談するときにも、「いつ」「どのくらい」が重要な情報になります。
新聞紙を一口かじった程度なのか、丸めた紙や何枚分かを飲み込んだ可能性があるのかを確認しましょう。
犬の体格によって影響は変わるため、「何cmまでなら安全」と一律には決められません。

元気食欲嘔吐排便を確認する

新聞紙を食べた後は、元気や食欲だけでなく、嘔吐、よだれ、腹部を触られるのを嫌がる様子、排便の変化にも注意します。
元気そうに見えても、食べた量が多い、量が分からないという場合は、動物病院へ相談しておくと安心です。

動物病院へ伝えること

  • 新聞紙を食べた時間
  • 食べたと思われる量
  • 犬の年齢と体重
  • 嘔吐や食欲など現在の様子

自分で無理に吐かせない

新聞紙を飲み込んだとき、自己判断で吐かせようとするのは避けましょう。
無理に口の奥へ手を入れたり、大量の水や食べ物で押し流そうとしたりせず、食べた量や犬の状態を伝えて動物病院に相談します。
※くわしくは「犬が何かを誤飲したかも?慌てず行動しよう!」

新聞紙を食べたときの危険度と受診の目安

犬 新聞紙 食べる

新聞紙は食べ物ではなく、犬の体内で消化できるものではありません。
少量なら便と一緒に排出されることもありますが、まとまった量を飲み込むと消化管に詰まる可能性があります。
特に子犬や小型犬では、体格に対して異物の割合が大きくなりやすいため注意が必要です。

お腹に詰まる可能性がある

新聞紙を大量に食べると、消化不良や腸閉塞などの消化管トラブルにつながることがあります。
何度も吐く、食欲がない、元気がない、便が出ない、排便時に苦しそうといった変化があれば、早めに動物病院へ相談しましょう。

インクより紙を飲み込んだことに注意する

新聞紙は食べ物ではないため、インクの種類にかかわらず食べさせないことが基本です。
誤食したときはインクだけを心配するより、どのくらいの紙を飲み込んだか、消化管に詰まる可能性がないかを確認することが大切です。

何cmなら安全とは決められない

同じ大きさの新聞紙でも、大型犬と子犬では影響が同じとは限りません。
紙を細かくかじったのか、丸めた状態で飲み込んだのかによっても状況は変わります。
食べた量だけでなく、犬の体格と現在の症状を合わせて判断してください。

犬の状態 対応の目安
大量に食べた可能性がある 動物病院へ相談する
子犬や小型犬が食べた 少量でも慎重に様子を確認する
繰り返し吐く 早めに受診する
元気や食欲がない 早めに動物病院へ相談する
便が出ない・排便時に苦しそう 受診を検討する
食べた量が分からない 動物病院へ相談する

うんちと一緒に出るか観察する

少量の紙が便と一緒に出てくることもあります。
ただし、「便に紙が出るまで待てば大丈夫」という意味ではありません。
便秘、排便時の痛そうな様子、嘔吐、食欲低下などがあれば、紙が出てくるのを待たずに相談してください。

症状がなくても「いつまで様子を見ればいいの?」と迷う場合は、犬が誤飲したあと何日様子を見るかも目安を整理する材料になります。

犬が新聞紙を食べる主な理由

犬 新聞紙 食べる

新聞紙を食べる理由は一つではありません。
退屈して紙を破って遊ぶこともあれば、飼い主の反応を期待してくわえることもあります。
一度だけの誤食と、何度も繰り返す行動は分けて考えるのがポイントです。

退屈や運動不足で紙を破る

留守番が長かったり、散歩や遊びが足りなかったりすると、余ったエネルギーのはけ口として新聞紙をかじることがあります。
新聞紙は軽く、音が出て簡単に破れるため、犬にとって遊びの対象になりやすいものです。
破ることが楽しく、その途中で紙を飲み込んでしまう場合もあります。

とくに留守番中に新聞紙を破ることが多いなら、時間の長さや過ごし方も見直してみましょう。子犬の留守番時間とトレーニング方法では、一人で過ごす不安を減らす考え方も紹介しています。

飼い主のリアクションを期待している

犬が新聞紙をくわえた瞬間に飼い主が大騒ぎすると、「これをくわえると構ってもらえる」と覚えることがあります。
新聞紙を追いかけて取り返すこと自体が、犬にとって遊びになる場合もあります。
危険がない範囲では過剰に反応せず、安全なおもちゃへ誘導することが大切です。

新聞紙をくわえると逃げる、取り上げようとすると唸るという場合は、犬がくわえた物を離さないときの対応も役立ちます。無理に奪うより、安全に交換できる関係を作ることが大切です。

犬 新聞紙 食べる

子犬は口で確かめることが多い

子犬は好奇心が強く、目についた物を口に入れて確かめようとします。
新聞紙もその対象になりやすいため、子犬のいる家庭では床や低いテーブルに紙類を置かない環境づくりが重要です。
安全にかじれるおもちゃを用意し、新聞紙を遊び道具にしないようにしましょう。

生後数か月の子犬で何でも噛みたがる時期なら、子犬の歯固めが必要な時期と選び方も確認してみてください。歯の生え変わりによる「噛みたい」を安全な物へ向けやすくなります。

何度も食べるなら原因を分けて考える

犬 新聞紙 食べる

新聞紙だけでなく、ティッシュ、ビニール、石など食べ物ではない物を何度も口にする場合は、単なる一度のいたずらとは分けて考えます。
退屈やストレスなど生活環境が関係することもあれば、体調面の確認が必要になることもあります。
繰り返している、急に行動が増えた、ほかの異物も食べるという場合は、動物病院へ相談してください。

新聞紙を食べさせないための対策

犬 新聞紙 食べる

誤食を防ぐいちばん確実な方法は、犬が新聞紙へ近づけない環境を作ることです。
しつけだけに頼るより、保管場所、おもちゃ、散歩や遊び、家族の対応を組み合わせるほうが続けやすくなります。

新聞紙を届かない場所へ置く

新聞紙を床やソファ、低いテーブルに置かないことが基本です。
新聞は軽いため、少しの風や人の動きで床へ落ちることもあります。
フタ付きの収納や犬が届かない高さの収納場所を決めておくと、誤食の機会を減らせます。

かじりたい欲は安全なおもちゃへ向ける

紙をかじるのが好きな犬には、犬用のおもちゃや知育トイなど、安全に遊べる物を用意します。
新聞紙を取り上げるだけではなく、「こちらなら噛んでいい」という代わりを作ることがポイントです。
犬の体格や噛む力に合い、簡単に壊れて飲み込まない物を選びましょう。

新聞紙の代わりになる物を選ぶなら、犬のかじるおもちゃの選び方で、年齢や噛む力に合った安全なおもちゃを確認できます。

ちょうだいを練習する

犬が何かをくわえたとき、「ちょうだい」の合図で手放せれば、新聞紙以外の拾い食い対策にも役立ちます。
最初は犬が持っている物とおやつを交換し、手放したらほめるところから始めます。
無理に取り上げて追いかけっこにしないことも大切です。

「ちょうだい」などの合図を日常のしつけに組み込みたいなら、ジェスチャーを使った犬のしつけ方法も参考になります。言葉と動作をそろえると、家族全員で同じ合図を使いやすくなります。

家族の対応をそろえる

ある人は怒り、別の人は笑って追いかけるという状態では、犬にとって新聞紙をくわえたときのルールが分かりにくくなります。
新聞紙は届かない場所へ置く、くわえたら交換する、おもちゃで遊べたらほめるなど、家族で対応をそろえておきましょう。

新聞紙以外の紙を食べたときの違い

犬 新聞紙 食べる

犬が口にする紙は新聞紙だけではありません。
ティッシュやキッチンペーパー、ウェットティッシュ、ペットシーツなどは、それぞれ素材や付着物が違います。
「紙だから全部同じ」と考えず、何を食べたかを確認してください。

紙類

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