オープンカーに犬を乗せる「リッチェル たためるドライブペットケージ」を買ってみた

1000 犬を連れてドライブに出かけよう!

クルマを変えました。

これまではステーションワゴンを使っていたのですが、その荷室に乗るラブラドールが亡くなり、次の犬がノーフォークテリアになりました。

すると、ちょっと大きかったんですよね。何が大きかったって、ラゲッジが。

小型犬なのでうしろのシートに乗せることが多く、ステーションワゴンの大きなラゲッジを持て余していました。

5年乗って、子供も一緒に行動することがなくなってきたので、思い切ってオープンカーにしました。メルセデスのC180カブリオレってやつです。

夫婦二人が乗れればいいので、2シーターのオープンでも良かったのですが、すると犬が乗りませんからね。

狭くても後席があると手荷物置き場にも困りませんし、何より犬が乗ります。最後までマツダロードスターでいいんじゃないの?と思ってましたが、その点と、もう一台がスマートなので、こちらは国内旅行の長距離で疲れない大きさがほしかったんです。ロードスターで京都って疲れそうに思えたので。

1. ドライブシートが使えない

これまでスマートに犬を乗せるときには、後部座席全体にドライブシートを敷いていました。それをカブリオレにも使ってみたのですが、ドアを保護する部分が、人間が体を支える持ち手、(窓の上にあるハンドル。アシストグリップと言うそうですが)に引っ掛けるようになっているんですね。

カブリオレはオープンなんでもちろんアシストグリップはありません。するとドアのガードを立ち上げることができずに、犬はドアのインテリアに登りついて引っかき傷を作ってしまうんですよ。

スマートにも後席にアシストグリップはないので、これまでもドアを守ることはできなかったのですが、「まあ、スマートだからいいか」と思っていたんですよねー。

詳しくは→犬用ドライブシートは、軽自動車のようなスマートにおすすめです!

新車のメルセデスでは絶対防ぎたい粗相です!

2. ドアのプロテクター

どうやってドアの内装を犬の爪から守るか?

はじめに見つけたのはドアだけのプロテクターです。

※写真をクリックすると詳細が開きます。

プロテクターにプラスチックの爪がついていて、それを窓枠に入れて固定して使うというもの。これまでのドライブシートと組み合わせれば完璧じゃん! と思ったものの、「窓枠に爪を入れる」というのが引っかかりました。

以前メルセデスの190Eに乗っていたとき、窓が落ちたことがあって工場に入れるまでダンボールを貼ってしのいだことがあります。

もちろん、その頃と比べてメルセデスの信頼性は飛躍的に高まっていることは30年間ずっとメルセデス乗っている私にも実感ありますが、窓が落ちるのは輸入車の定番の故障です。正直そんなナイーブなところにいらんことしたくないのです。ヤナセの担当に「プラスチックが混入してまして・・」と苦笑されたくないのです。

ということで却下。ドアを守るだけなのに、それほど安くないのも落とした理由でした。

3. リッチェル たためるドライブペットケージ

※写真をクリックすると詳細が開きます。

 

 

ホームセンターで見つけたのがこの「リッチェル たためるドライブペットケージ」です。

実はドライブボックスはノーフォークが来たときにいの一番に使ってみましたが、「踏み越えて」出てきちゃうんですよねー。

詳しくは→「犬用ドライブボックス」で安全にドライブいけるのか?

そのときは「こりゃだめだ」と思ったのもの、あれはジャストサイズ過ぎたのかもしれないと思い直しました。

ケージをすこし余裕を持ったサイズにして、つなぐベルトを短めにすれば大丈夫かもしれない。とくにこの「リッチェル たためるドライブペットケージ」は基本的にはケージなので、メッシュの天窓をジッパーで閉じてしまえば、いたずらできなくなります。これはいいかも! と思い、安かったアマゾンで購入しました。

サイズはM。ちなみにうちのノーフォークは5.7キロです。

あわせて読みたい ケージとゲージ どっちが正しいの?

4. 「リッチェル たためるドライブペットケージ」設置

まず後席のヘッドレスト(枕)にベルトをかけます。

ヘッドレストにストラップをかける

次にケージの固定は背面のベルトにシートベルトを通す、というやり方です。

ドライブボックス

たいていはそうなのかもしれませんが、毎回やるとなったら結構たいへん。とくに2ドアなのでめんどくさいんです。

しかし、取り付けてみると、なんと普段は潰して平べったくしておけることが判明。これならそのたびに取り付けるのではなく、ずっとつけておいて、必要なときに広げればいいのです。これはいい!

ドライブボックス

カブリオレやクーペの2ドアはお世辞にも後席にアクセスしやすいとは言えませんから、毎回付け替えるのは少々めんどくさいなと思ってましたから。

5. カブリオレでの「リッチェル たためるドライブペットケージ」の使い方

C180cabrio

ドアを使うとアクセスがめんどくさいカブリオレですが、屋根と窓を全開にすればクルマの外から手が届きます。

なので、このケージの使い方としては

① 幌を開く

クルマの外部からキーの「開く」スイッチを長押しすることで、幌を開けることができます。ただし、そのまま押し続けても窓は降りません。幌が開ききったら一回スイッチから指を離し、再び長押しで窓は4枚とも開きます。この状態ならアクセスし放題です!

② 「リッチェル たためるドライブペットケージ」を開く

ドライブボックス

平たく閉じていたケージをポップアップで箱に戻します。

③ メッシュの天窓のジッパーを開け、クルマの外から犬を入れる

ドライブボックスの上蓋を開けて犬を入れる

天気の良いときに限りますけどね。でも犬を連れて遊びに行くときは確実に天気がいい日ですから問題ありません。

④ ケージ内のアンカーにつなぐ

天窓から出てこれないようにベルトを少し短めにするのがコツです。

天窓は開けたままのほうが、犬もオープン気分を感じられるかな? とも思ったのでくるくる巻いて開けましたが、留めるものがない? あれ? ワタシ的には昔のFIAT500のキャンバストップみたいに巻いたまま開けられるのかと思ってました。アマゾンの売り場にそのような写真があったので。

実際には留めるためにクリップが必要ですね。あるいは蓋を中に落としておいてもいいかも。

6. 犬は出てこない!

犬を乗せて小一時間走ってみました。始めはコーフンして天窓から首を出してましたね。

挙げ句に出てきちゃって、ケージは自分で踏みつけて閉じちゃってましたが、30分くらいで慣れたようで、なかでじっとしてました。3面メッシュなので風も入り居心地良さそうです。これは買って正解かも!

ドライブボックスの中の犬

家につくとこれまたコーフンして出して出して!になりましたが、さっきと逆の順序でまず犬を家に連れ帰り、ケージをたたみ、幌をかけると手間取らず車庫に収めることができました。

※写真をクリックすると詳細が開きます。

7. 三浦半島通いが俄然楽しみになってきました

三浦半島を走っているとオープンカーの多いこと多いこと。

ミニやビートル、ポルシェ・・ずっと羨ましかったのですが、ようやく仲間入りです。犬連れの三浦通いが俄然楽しくなりそうです。

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