太りやすい犬種 太りにくい犬種 肥満を解消するダイエットのやりかた

自他共に「太りやすい体質」を認めている私からすると、「太りやすい犬種」ってとってもかわいそう。
「太りにくい犬種」はメリットを感じますけど、「太りやすい犬種」ってマイナスしかないように思えますよね。
もちろん、「太りやすいか」「太りにくいか」で犬種を選ぶ人はなかなかいないでしょう。「かわいい」「かっこいい」で選ばれていると思うんですよね。
すると、「実は太りやすかった」と飼い始めてからわかるわけです。うーん・・。
そこで、飼う前に「太りやすいか」「太りにくいか」の犬種がわかること、すでに飼い始めている方には「どのようにすれば太らないのか」について書いていきます。あなたにとって飼いやすい犬種かどうかに関係する情報かもしれないですね。

1. 太りやすい犬種

太りやすい犬種にはいろいろな理由があります。
甲状腺機能の低下など太りやすくなってしまうホルモンの病気にかかりやすい犬種、健康でも食欲が出やすいホルモンが多めに出がちな犬種、など。
もちろん基本的に食欲旺盛で、運動量とのバランスが取れないなどの問題が出やすい犬種もいます。

ビーグル

ドッグランをかけるビーグル

ビーグルの中でもサイズにかなり偏りがあり、適正体重が7kg台~15kg台とかなり範囲が広いです。体の大きさと体重の関係をしっかり確認してくださいね。
この犬種は運動量も多いですが、食欲もとっても旺盛。放っておくと運動量にくらべて食べ過ぎ、となってしまいがちなんですね。
また甲状腺機能低下症など、太りやすくなるホルモンの病気にかかりやすい犬種でもあります。一般的には5歳以降から、オスでもメスでも発症する可能性があります。
寒がりになる、元気がなくなるなどの症状があったら獣医に連れて行ってください。

※詳しくは→ビーグルってどんな犬? 特徴を調べてみた

ミニチュアダックス

走るミニチュアダックス
ミニチュアダックスの体重は、5kg以下を理想とされています。
食欲旺盛な犬種で、運動量とのバランスが悪くなると太ってしまいます。
ビーグル と同じく甲状腺機能低下症にかかりやすい犬種でもありますね。
太ってしまうと次に心配なのが椎間板ヘルニアです。
ミニチュアダックスは、軟骨の変成が起こりやすい体質を持っていて、椎間板ヘルニアになりやすいのだそうです。
体重が増えると軟骨に負担がかかりますからね。注意しないといけません。
この傾向はシーズー、コーギー、ビーグルなども同様だそうです。

※詳しくは→ミニチュアダックスってどんな犬? 特徴を調べてみた

ポメラニアン

ポメラニアン

ポメラニアンは、サモエドを品種改良して作られた犬種。
個体ごとに体格や体重の差が大きいという特徴があるのです。
成犬の標準体重を1.8~2.3kgとされていますが、それを大きく上回る個体も確認されています。BCSを参考にして体の大きさと体重の関係をしっかり確認してください。
特に、骨が細く骨折などのリスクが高いポメラニアンには肥満は大敵。
四肢や関節に大きな負担をかけてしまうことになります。
また、健康なときも食欲が出やすくなる副腎皮質ホルモンが多めに分泌しがちな犬種であるとも言われています。

※詳しくは→ポメラニアンってどんな犬? 特徴を調べてみた

パグ

パグ

パグの適正体重は6~8kg。食欲旺盛なので、カロリーの高いフードやおやつを食べたいだけ与えていると太りすぎてしまいます。体型を常にチェックして、運動(散歩)を欠かさないようにしてください。
食事量はいつも同じと考えるのではなく、その日の運動量によって変えてあげるのが良いでしょう。運動が足りないのに普通に与えてしまうと、当然太ります。運動していない日は少ない量、運動したらいつもの量と差をつけてあげましょう。

※詳しくは→パグってどんな犬? 特徴を調べてみた

ジャックラッセルテリア

ジャックラッセルテリア
ジャックラッセルテリアの適正体重は5~6kg。
元気で活発なイメージですが、イメージだけでなく、実際かなり運動量が必要な犬種です。もともと猟犬で、キツネ狩りに使われ、小さな体で馬やハウンド犬と同じ速さ、距離を走る犬ですからね。
運動不足が続くと、もちろん肥満して、さまざまなリスクが高まってしまいます。

※詳しくは→ジャック・ラッセル・テリアってどんな犬?

2. 太りにくい犬種

羨ましい「太りにくい体質」は結局カロリーを消費する力が強いと言う理由です。だからその力以上にフードを与えたらもちろん太ってしまいますよね。
以下の犬種ですが「太りにくい」のもそうなのでしょうが、基本的に運動量が多いような・・・

・ジャーマンシェパード
・ドーベルマン
・ブルテリア
・グレイハウンド

これ以外にもチワワやヨークシャーテリア、パピヨンなどの犬種は激しい運動があまり好きではなく、胃袋も比較的小さめななので、おなかがすきにくいのですね。それで食べ残したり遊び食べの結果。食が細くなりがちだそうです。

3. 肥満かどうか、ボディコンディションスコアで確認しよう

まず考えないといけないのは、自分の愛犬がどのくらい太っているか、ですね。

毎日見ているので「そんなにふとっているかなあ」と目が曇りがちです。

現状を把握するとダイエットにも意欲がわきますよ。

アメリカ動物協会が「ボディコンディションスコア(BCS)」という指標を出しています。犬の体を触って確認してみてください。

1 遠距離からでも、肋骨、腰椎、骨盤、及びすべての骨ばった隆起がはっきりと見える。体脂肪が全く認められない。

2 肋骨は用意に触知でき、体脂肪が触知できず肋骨が見える場合がある。腰椎の上部が見える。骨盤が骨ばって見え、腰がはっきりとくびれている。

3 肋骨を覆う余分な体脂肪はなく、肋骨に容易に触知できる。上から見たときに肋骨の後ろに腰のくびれが見え、腹部が引き締まっている。

4 肋骨の触知は困難だが可能。かなりの脂肪に覆われている。腰椎部及び尾の付け根にはっきりとした脂肪沈着がある。腰のくびれはほとんど、またはまったくない。腹部ひだが存在することもある。

5 胸部、脊椎、及びおの付け根に大量の脂肪沈着がある。腰のくびれ腰のくびれ、及び腹部ひだはない。首と四肢に脂肪沈着がある。腹部の防虫尾が明らかである。

※出典 アメリカ動物病院協会(AAHA)栄養評価 犬・猫に関するガイドライン

https://www.aaha.org/public_documents/professional/guidelines/nag_japanese_color.pdf

1は痩せすぎ。5は太り過ぎで、3になるようにするというのが、このガイドラインの見方なんですね。標準体重に幅がある犬種では、体重だけでは保取っているかどうかわからないですよね。そのようなときにBCSを使ってくださいね。

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※詳しくは→犬が太り過ぎたら考えること ボディコンデションスコア(BCS)がダイエットの指標

4. 太りやすい犬種のダイエット フードの量を減らそう

1日のフードの量を2回に分けてあげていると思います。
それぞれの回のフードを少しづつ減らすわけですが、毎回目分量だとあやふやなので、計量スプーンを変えてしまいましょう。
いくつかの種類のスプーンをセットで売っているものを買って、それぞれで試していくと良いと思います。

※詳細は写真をクリック!

また、犬はフードの「一回の量」よりも「食事の回数」に喜びを感じるようです。
それなら2回食を3回に増やす、でも1日の総量は減らす、で満足度は落とさずにフードの量を減らせますね。

5. 太りやすい犬種のダイエット ダイエット用フードを使ってみよう

市販のフードにもカロリーを抑えたダイエット用があります。そちらを使う手もありますね。
また、これまでのフードは減らし、その分を茹でた野菜などで補うことで、カロリーをカットするのも良いと思います。

※詳細は写真をクリック!

6. 太りやすい犬種のダイエット 人間のお裾分けをやめよう

結構これは深刻なんですよー。
人間の食べ物は犬用に作られてないので、カロリーや塩分が犬に適しません。
犬が喜ぶのでほんのちょっと果物をあげてしまいまう事があると思いますが、あなたはほんのちょっとでも家族全員がほんのちょっとづつあげていたりしませんか? トータル結構なカロリーになると思います。
また、人間には無害でも犬には害になる食べ物もあります。
特にダイエットが必要なのですから、ここから止めることが大切ですよね。
おやつは与えすぎないように

フードをキチンと与えていれば、おやつは本来不要です。
これも人間が「可愛いくて」与えてしまうものなんです。
フードは規定量を与えているのに太っているは大抵おやつの与えすぎ、飼い主の甘やかしすぎが原因です。キッパリ止めるのが良いと思います。
それでもどうしてもおやつを与えたいなら低カロリーな茹で野菜などに切り替えましょう。

7. 太りやすい犬種のダイエット 犬種ごとの必要な散歩時間を知る

犬ってどのくらい散歩しないといけないのでしょうか? 絶対犬種によって違いますよね。ジャパンケンネルクラブが発表している、2018の登録件数トップ10のワンコたちの散歩の必要時間を調べてみました。

トイプードル

トイプードル

トイプードルってちっちゃくって可愛い室内犬のイメージですから「散歩って必要あるの?」という疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね。

実はトイプードルは鴨猟のために作られたれっきとした猟犬なんです。

そのためどんなに可愛く見えても、はかなく見えても部屋の中だけでは一日の必要運動量に不足してしまうんですね。

なんだかんだで活発なトイプーですから運動が足りないとストレスをためてしまいます。目安としては1日1回30分程度の散歩をしてあげると良いようです。もちろん目安ですから、個々のワンコの性質や室内での活動量、健康状態をみながら決めてあげると良いですね。

→(トイプーについて詳しくは)トイプードルってどんな犬? 特徴を調べてみた

チワワ

チワワ

チワワは超小型犬ですね。その大きさから室内を自由に歩き回れればそれで十分と言われますね。

それ故に共働きなど散歩につれていく時間がなかなか取れない人に最適ともいわれます。

ですが、チワワくんのストレス発散や気分転換、社会化のために他の犬と挨拶する、遊ぶことはやはり必要です。できるだけ時間をとって散歩に連れて行ってあげましょう。

距離にして子犬なら約1km、成犬でも2kmくらい。時間にすると1日1回15分くらいで十分ですね。

→(チワワについて詳しくは)チワワってどんな犬? 特徴を調べてみた

ミニチュアダックス

ミニチュアダックス ダックスフント しつけ

愛嬌のある胴長のルックスの小型犬ですが、あの胴長の体型は、アナグマの巣の中にスムーズに入っていけるように改良された結果です。つまりミニチュアダックスもまごうことなき猟犬ですから、散歩もそれなりの時間が必要になるんですねー。

1日1時間を数回に分けて活動するぐらいが必要量ですから、1日2回いくなら30分、3回行くなら20分づつと目安にしましょう。

→(ミニチュアダックスについて詳しくは)ミニチュアダックスってどんな犬? 特徴を調べてみた

ポメラニアン 

ポメラニアンは遠い先祖はそりを引くための犬だったと言われていますが、貴族の愛玩犬という形で改良されており、猟犬ではないんですね。

なのであまり散歩の必要は無いと言われています。

散歩は毎日2回、それぞれ15分程度が目安にすると良いでしょうね。

→(ポメラニアンについて詳しくは)ポメラニアンってどんな犬? 特徴を調べてみた

柴犬

柴は世界の犬の中でも非常に古い犬種の一つで、あの可愛さからは意外かもしれませんが狼にとても近い犬種なのです。

また低い木々をくぐり抜けて猟に使われたことから「柴」と名付けられたことからも分かる通りれっきとした猟犬ですから、見た目以上に体力があります。散歩量もそれなりの時間が必要です。1日に約30分のお散歩を2回、あわせて1時間以上が必要ですね。

→(柴犬について詳しくは)柴犬ってどんな犬? 特徴を調べてみた

ミニチュア・シュナウザー 

シュナウザー

牧場や厩の番犬として飼育されていたのがミニチュアシュナウザー。 だから体力があります。あまり激しい運動は必要ないですが、好奇心旺盛で活発な犬なので、散歩にはこまめに連れていってください。

1日2回30分づつ、合計1時間以上のお散歩はさせてあげたい犬種です。

→(ミニチュア・シュナウザーについて詳しくは)ミニチュアシュナウザーってどんな犬? 特徴を調べてみた

ヨークシャー・テリア

ヨークシャテリア

もともと愛玩犬ではなく、ネズミを捕るための犬だったんですよね、ヨークシャー・テリアって。

その頃は労働者階級に飼われていましたが、次第に貴族など上流階級でも飼われるようになったんですね。

はじめは猟犬でしたがサイズがなんたって小さいですからね。それほど運動量を必要としないようです。

1日朝夕の2回で、1回の時間はおおよそ5分~10分程度が適当で気分転換ができればいいようですね。

→(ヨークシャーテリアについて詳しくは)ヨークシャーテリアってどんな犬? 特徴を調べてみた

フレンチ・ブルドッグ

フレンチブル

ブルドッグと名前が付いてますから、闘犬の血統を引いていますが、それに平和な気質のパグや、陽気な小型テリアを交配して、穏やかで愛すべき存在になったのがフレンチブルですね。

フレンチブルドッグは太りやすいので、一日2回30分程度散歩させられればいいそうですよ。

→(フレンチ・ブルドッグについて詳しくは)フレンチ・ブルドッグってどんな犬? 特徴を調べてみた

シー・ズー

シーズー

ずっと貴族や僧侶の犬として形作られてきたシー・ズーはそれほど運動量を必要としないようです。ただ、シー・ズーは小型犬としてはがっちりしています。運動をしないと太りやすいため、1日1~2回程度 20分づつの散歩が適当のようです。

→(シー・ズーについて詳しくは)シー・ズーってどんな犬? 特徴を調べてみた

マルチーズ

マルチーズ 子犬

マルチーズは古くから貴族の愛玩犬で、「世界最古の愛玩犬」とも呼ばれます。長時間の散歩や激しい運動は必要なく、散歩は20分くらいの気分転換程度です。どのくらいがそのワンコにとってちょうどよいのか、散歩中の息遣いや表情から読み取ってあげてください。

→(マルチーズについて詳しくは)マルチーズってどんな犬? 特徴を調べてみた

※詳しくは→犬の散歩でダイエットは効果的?犬種別の飼い主の消費カロリーは?ジョギングもやってみよう!

※詳しくは→犬は散歩がなぜ好きなのか?その理由 毎日の散歩を充実させるしつけ方

8. 散歩の距離・時間を増やす

いつも家の中でトイレを済ませている
トイレが終わると散歩終了
暑かったり寒かったりすると散歩にいかない

このような習慣だと、散歩にいかない日が続き、飼い犬は太ってしまいます。
散歩は楽しみと同時に毎日ですからね。気持ちはわかります。
さらに忙しい現代人ですからね。犬のダイエットのために散歩の時間を伸ばすのも大変だと思いますが、食事管理と同時に筋肉をつけさせたり、維持して基礎代謝を高めるのと、余剰なエネルギーを燃焼させることがダイエットにつながります。
この子と長く一緒にいるためだ と言い聞かせて散歩の時間を増やしてください。
犬って飼い主の気持ちを察するんですよね。
飼い主が「犬のダイエットのため」に嫌々散歩にいくようだと、犬も散歩を喜びません。長い時間の際歩を楽しめるものにできるように、ルートを変えるとか、目的地を変えるなど、飼い主自身が楽しめるものにしてくださいね。

9.まとめ

太りやすい犬だから、選ばない、とするよりも、太りやすいからケアを怠らないように、と考えてあげましょう。
そのほうがいろいろな犬種のなかからあなたの愛犬を選べますからね!

 

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