燈明堂海岸でシーグラス拾い!5つのQ&A
燈明堂海岸でのシーグラス集めについて概略をまとめています。
Q1: 燈明堂海岸では本当にシーグラスが拾えるの?
A: はい、燈明堂海岸はシーグラス拾いの穴場として知られています。
とくに干潮のタイミングを狙えば、波打ち際にさまざまな色のガラス片が集まっていて、白・茶・緑を中心に、まれに青や赤といったレアカラーも見つかります。
Q2: どのくらいの時間でどれくらい拾えるの?
A: 1時間もあれば、ポケットいっぱいに集まるくらい拾えることもあります。
波の具合や前日の天候によって差はありますが、干潮時を狙っていけば、10分も歩けば数個は確実に見つかるはずです。
Q3: どこを探せば見つけやすい?
A: 海に向かって左側の砂浜や、岩場の近くに多く集まっています。
波にさらわれにくい場所に溜まりやすいので、砂が乾いていないラインや、貝殻が多く打ち上げられているゾーンを中心に探すのがおすすめです。
Q4: 注意点はある?
A: 靴はサンダルではなく、歩きやすい運動靴がおすすめです。
割れたガラスや鋭利な石が混ざっていることもあるため、素手で拾うのではなく軍手を使うと安全です。
駐車場が満車のこともあるので、朝早めに行くのが無難です。
Q5: 拾ったシーグラスはどう楽しめばいいの?
A: ガラス瓶に入れてインテリアとして飾ったり、アクセサリーやフォトフレーム作りに活用する人が多いです。
また、色ごとに分類して並べるだけでも絵になります。
形がよくて色もレアなものは、ちょっとした「お宝」感がありますよ。
シーグラスというと三浦半島では「長者ヶ崎海岸」ですね。有名だし134号線沿いにあるので、立ち寄るのも便利です。
三浦には他にもシーグラススポットがあるのですが、今日紹介したいのは「燈明堂海岸」です。長者ヶ崎海岸と違って「ここ入っていって大丈夫?」という場所にあり、あまり人が来ません。
だからシーグラス取り放題です。ザックザクです。
また、水が沖縄並みにきれいです。
人も少ないので犬の海水浴にぴったりだと思いますよ。
浦賀の周りは船のドックもあって、この雰囲気も素敵ですよね。
燈明堂ってなんだろう?
あまり聞き覚えのない「燈明堂」とはなんでしょうか?
江戸時代、水運が発展し、夜に浦賀水道を通過する船の安全のために浦賀港入り口の岬に和式灯台をつくったんですね。それが燈明堂。
燈明堂は堂内で油を燃やして明かりを得ていました。当時はもちろん夜間に明かりなんてなかったので、燈明堂の明かりは対岸の房総半島からも見えたそうです。明治2年(1869年)、日本初の洋式灯台である観音埼灯台が建設されたことによって、燈明堂はその使命を終え、明治5年(1872年)に廃止に。今は復元された燈明堂を観ることができます。(浦賀燈明堂の方です)
※出典 wikipedia
燈明堂海岸へのアクセス方法
まずは現地までの行き方をマスター!
横須賀市に位置する燈明堂海岸は、公共交通機関でも車でもアクセス可能。
神奈川の隠れた人気スポットだけに、ちょっとした案内があれば迷わず到着できるはず。
さっそくチェックしてみましょう!
電車とバスでの行き方
横須賀中央駅からバスに乗り、浦賀方面へ。
降りるのは「燈明堂入口」バス停だ。
そこから徒歩で約10分ほど。
途中、三浦半島らしいのどかな景色が広がる道を歩けば、砂浜が迎えてくれる。
公共交通機関の利点は渋滞知らずで、環境にも優しい選択。
スマホ片手に案内看板を確認しながら進もう!
車でのアクセスと駐車場情報
車の場合、横浜横須賀道路の浦賀ICを降り、地元の案内板に従って進むとスムーズ。
近辺には無料駐車場もあるが、休日は混雑しがちなので早めの到着がベスト。
特に三浦半島の観光シーズンでは早朝が勝負。
駐車場が満杯のときは、浦賀周辺のパーキングも検討しよう。
シークレットビーチ
燈明堂海岸が「シークレットビーチ」と言われるのは、遠いと言うわけではなく、アクセスの悪さが際立っているからです。
例えば海岸に唯一アクセスできる道の入口に「道幅が狭いためUターンできません」なんて立て札が立っているので、入っていったらやばいかも、と二の足踏んでしまうんですね。
また、道の周りもあからさまにゴミが捨ててあったりして、デートコースとはいいがたいですからね。
大丈夫です。
たしかにUターンは難しいですが、クルマのすれ違いにこまるほどではありません。
海岸の前にはアスファルトで、40台程度の大きな駐車場も完備されているので、途中でビビらなければ、クルマでたどり着くことができます。
・利用時間 午前8時~午後5時30分
・有料期間 4月29日~5月5日の毎日/7月21日~8月31日の毎日/5月6日~7月20日及び9月1日~10月30日の土日祝日※上記有料期間以外は無料。
アメニティ施設はない 手前のコンビニで弁当を買うべき
ただし、海岸にはコンビニはおろか、トイレも水道もありません。
生理的な欲求や、お茶、食料の確保はアクセス道に入る前のコンビニで済ませておきましょう。
正確にはトイレはアクセス道の途中にあるのですが、簡易トイレです。
入ってないのでわかりませんが、あまり心地良いとは思えないです。
細かい貝殻の砂からできた白い砂浜
アクセス道のひどい状態を見ながら海岸につくと、想像以上に澄んだきれいな海と白い砂浜のコントラストに驚くと思います。
とくに晴れた日にはきれいです。
浦賀水道なので、大型の船が行き来し、近くにマリーナもあるので、ヨットやボートも頻繁に往来している。
でも、東京湾の海とは思えないきれいな海岸です。
燈明堂海岸は、三浦半島ではめずらしい、細かい貝殻の砂からできた白い砂浜なんですね。砂利じゃないので水が濁らないんです。
500メートルに渡り広い浅瀬が続く海岸で、海水浴や初心者のシュノーケリングに適しています。都内から最も近いシュノーケリングポイントと言われているそうですよ。
なぜ、こんな素晴らしいビーチが手つかずで残っているのかというと、このエリアが地元の人々から”首切り場”と呼ばれていることと関係があるのかもしれないですね。
江戸時代にはこの辺りが浦賀奉行所の処刑場で、罪人の首をはねたそうです。そういうわけで、燈明堂海岸には供養塔や地蔵が多くあるそうです。
そのために宅地開発の波からも免れ,結果的に豊かな自然が残されたのかもしれません。
もちろん、今の燈明堂海岸はとてもきれいなビーチで、そんな暗いイメージはありませんけれど。
最適な訪問時間と潮のタイミング
シーグラス探しは潮が引いた時間帯がゴールデンタイム。
干潮の時間を事前に調べ、午前中の光が柔らかい時間帯に訪れると、シーグラスの輝きが一層映えます。
今日の天気予報も忘れずにチェックして、海岸散策を存分に楽しみましょう
シーグラスの種類と希少性って?
シーグラスって、ただのガラスのかけらじゃないんです。
海に揉まれて角が取れ、まるで宝石のように生まれ変わったガラス。
でも、じつは色や形にいろいろな種類があって、その「レア度」もピンキリなんですよ。
いちばんよく見かけるのは「白」。
実はこれ、もともと透明なガラス瓶などが原型なんです。
日本酒や調味料の瓶が海に流れ、何十年かかけて白っぽい曇りガラスに。
これがシーグラスのスタンダード、言わば「白ごはん」的ポジションです。
次に多いのが「茶色」。
ビール瓶由来が多く、こちらもけっこう頻出。
そして「緑」。
緑の瓶って多いですよね、リンスの容器やワインボトルなんかが元ネタです。
この3色が“日常カラー三兄弟”と言われて(たぶん)、どこの浜でも見つかりやすい。
レアカラーを探せ!
ここからが本番。
ちょっと見つけにくくなると「水色」「青」「ピンク」などが出てきます。
水色はコスメ瓶や装飾品由来。
青は、昔の薬瓶や外国の瓶がルーツ。
このあたりから急に宝探し感が出てきます。
青いシーグラスを見つけたときの感動は、まさに「当たりくじ」レベル。
さらにレアなのが「赤」「オレンジ」「黄色」。
赤いガラスって、もともと製造が難しくて高価だったんです。
銅や金を使うので、そもそも数が少ない。
だから、赤いシーグラスは“シーグラス界のルビー”と呼ばれるほどのレアもの。
オレンジや黄色は、古い車のウインカーや特殊な装飾品が由来。
数がとにかく少ないので、コレクターの間でも高値がつくこともあります。
幻の黒いシーグラス
そして最上級レアが「黒」。
黒いシーグラス?と思うかもしれませんが、これは非常に古い瓶(17〜19世紀)からできたものが多く、光に透かすとうっすら緑や赤に見えることも。
一見ただの石ころに見えるので、目利きじゃないと気づかない隠れたレア品なんです。
色を知ると楽しさ倍増
シーグラス拾いの楽しさって、こうした色と出会う偶然にあるんですよね。
波の音を聞きながら、足元を見て、光を反射する小さな宝石を探す。
それはちょっとした冒険であり、心を癒す趣味にもなります。
次に浜辺を歩くとき、ぜひ色の違いに注目してみてください。
それはただのガラスじゃない。
時を旅してきた、物語のカケラかもしれません。
シーグラス採取のコツとマナー
シーグラス採取はただ拾うだけではありません。
効率よく探すテクニックや、楽しむためのマナーを守ることが重要です。
また、自然とのふれあいだからこそ環境保護も忘れずに。
ここでは、初心者でも安心して始められるポイントを紹介します。
効率的なシーグラスの探し方
効率よくシーグラスを見つけるには、まず砂浜の端の方に注目。
波の動きで軽いものが集まりやすい場所です。
次に、朝の干潮時が一番の狙い目。
日の光がまだ柔らかく、シーグラスがキラキラ光る様子を楽しめます。
ビーチコーミングに夢中になりすぎないよう、周囲を確認しながら進みましょう。
採取時の持ち物と服装のおすすめ
持ち物は、シーグラスを入れる小さなバッグや布袋、そして軍手。
服装は動きやすい格好で、防寒対策もお忘れなく。
足元は滑りやすいので、スニーカーやビーチサンダルがおすすめです。
写真を撮るならスマホも忘れずに持参してください。
環境保護のための注意点
シーグラス採取は楽しいですが、自然を壊さないように注意が必要です。
ゴミは必ず持ち帰り、ビーチを綺麗なまま保つことがマナー。
また、生き物が住むエリアには入らないよう心掛けましょう。
環境を守ることで、未来のビーチコーミングも楽しめます。
地元のルールとマナーを守ろう
燈明堂海岸では、地元のルールをしっかり確認しておきましょう。
特に、指定された場所でのみ採取することが大切です。
地元の方々と調和しながら楽しむことで、さらに素敵な思い出が作れるはずです。
シーグラス取り放題
多分訪れるお客さんが少ないからだと思いますが、シーグラスはザックザク取れます。色もわりと珍しい赤などが見つかります。
シーグラスにはいろいろな色がありますが、その色は元々のガラスの色から来ています。つまり、世の中で多く使われているガラス瓶の色がシーグラスでも多いことになります。
一般的には、緑、透明、茶色などが多いです。それが飲料のビンに使われる色だからですね。
一方、珍しい色としては灰色、紫、赤、黒。赤はおよそ 5,000 個に1個、一番レアなオレンジは 10,000 個に1個くらいしかないのです。
黒のシーグラス、これは年代物ですよ。1860年代以前のガラスです。
シーグラスは潮の満ち引きが穏やかな浜辺の方がよく見つかります。激しく打ち付けると引いていく力も強く、シーグラスも海の中に戻されてしまうからです。
今日もシーグラス目当ての夫婦や、外国人が散策していました。
初夏には犬の水遊びに最適
三浦半島は海水はきれいなのですが、砂利の砂浜なので濁るんですよね。
また、藻が打ち上げられている事が多く、見た目がきれいじゃないし、犬がそれを食べようとするので気が抜けません。
でも、この燈明堂海岸は貝殻の砂浜で砂が重く、海水を濁らせません。
打ち上げられた藻もあまりなく、犬の水遊びにぴったりです。
ただし、水道がないので遊んだあとに洗い流すことができないので、ポリタンクに水を入れていくといいですね。
燈明堂海岸でのシーグラス体験談5選
燈明堂海岸でのシーグラス体験には以下のような感想がネット上で見られましたよ。
1. 穴場の海岸での発見
神奈川県の燈明堂海岸は、アクセスが少し難しいためか、人が少なく、まるでプライベートビーチのような雰囲気が漂います。
この静かな海岸で、色とりどりのシーグラスを見つけることができました。
特に干潮時には、砂浜が広がり、シーグラス探しには最適なタイミングでした。
2. 家族での楽しいひととき
家族で燈明堂海岸を訪れ、シーグラス拾いを楽しみました。
子どもたちも夢中になって探し、さまざまな色や形のシーグラスを見つけては歓声を上げていました。
この海岸は、自然との触れ合いを楽しむのにぴったりの場所です。
3. 自然の美しさに触れる時間
燈明堂海岸の透明度の高い海と白い砂浜は、まるで沖縄のような美しさです。
波打ち際を歩きながら、シーグラスや貝殻を見つける時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
自然の中で過ごすひとときは、心をリフレッシュさせてくれました。
4. 趣味としてのビーチコーミング
ビーチコーミングを趣味としている方にとって、燈明堂海岸は魅力的なスポットです。
シーグラスだけでなく、陶片や珍しい石なども見つけることができ、収集の楽しみが広がります。
干潮時を狙って訪れると、より多くの発見があるでしょう。
5. 静かな海岸での癒しの時間
人混みを避けて静かな場所を求めていたところ、燈明堂海岸にたどり着きました。
波の音を聞きながら、シーグラスを探す時間は、心を落ち着けてくれます。
自然の中で過ごすことで、日々の疲れを癒すことができました。
燈明堂海岸以外でシーグラスが拾えるスポットは?
三浦半島近辺でいうと
城ヶ島
昭和で時間が止まっている城ヶ島。
城ヶ島の海岸は岩の他は小石と貝殻などでできていて、中には珊瑚や、ビンなどのガラスが波で揉まれてすりガラス状になったシーグラスが見つかるようですね。
※詳しくは→三浦 城ヶ島 レトロな海岸を犬と散歩
シーグラスで有名な長者ヶ崎海岸。
昭和から時計が止まったような雰囲気のひなびた海岸です。
名前がすごいですが、大昔にお金持ちがいてこのあたりを開拓したことからそう呼ばれるようになったとのこと。
※詳しくは→長者ヶ崎海岸でシーグラス探しのビーチコーミング! 燈明堂海岸その他スポットも紹介!
釣り・磯遊び・シュノーケリング・バーベキュー・キャンプ・ビーチコーミング(貝殻やシーグラス拾い)全部入りのビーチです。
砂利っぽい砂浜でビーチコーミングできることで有名ですね。
あんなに人でごった返している由比ヶ浜で? と驚くなかれ。由比ヶ浜は1キロ以上続く長い浜辺、そこに漂着物が多く打ちあがっており、お手軽にビーチコーミングができる定番スポットです。さらに鎌倉時代の遺物も、最も打ち上げられるのがここだそうです。
シーグラスの活用方法と保存方法
拾ったシーグラスをそのまま眺めるだけではもったいない!
ちょっと工夫するだけで、アクセサリーやインテリアに変身します。
また、せっかくの宝物を綺麗なまま保存するための方法も知っておきましょう。
シーグラスを使ったアクセサリー作り
シーグラスはネックレスやピアス、ブレスレットなどにアレンジするのに最適です。
手芸用ワイヤーと接着剤さえあれば、初心者でも簡単に作れます。
特にハート型や鮮やかな色のシーグラスを使えば、個性的なデザインが可能です。
シーグラスアクセサリーは、プレゼントにもぴったりです。
インテリアとしてのシーグラス活用術
シーグラスは、瓶に入れるだけでおしゃれなインテリアになります。
さらに、ライトやフレームと組み合わせれば、部屋の雰囲気を一気に格上げします。
透明感のある美しさが、日常に癒しを与えてくれるでしょう。
季節に合わせてディスプレイを変えると、さらに楽しみが広がります。
採取後の洗浄と保存のコツ
拾ったシーグラスは、水でしっかり洗浄して乾燥させます。
特に砂や塩分をきれいに落とすことで、輝きが持続します。
保存は密閉容器や専用ボックスに入れるのがおすすめです。
湿気を避けて保管することで、美しい状態を長く保てます。
シーグラスの価値と取引について
シーグラスは、その色や形によって価値が異なります。
特に青や赤のものは希少で高値で取引されることもあります。
コレクションとして楽しむだけでなく、専門のマーケットで販売してみるのも一つの方法です。
その際は、採取したシーグラスの背景をストーリーとして伝えると、さらに価値が高まるでしょう。
まとめ
処刑場ときくとちょっとビビりますが、本当にきれいなビーチです。
犬を連れてビーチコーミングに行ってみてくださいね。
アクセス
●久里浜駅から
まず、京急久里浜線の京急久里浜駅で下車します。駅からは京浜急行バスを利用します。3番乗り場から出る「観音崎行き」のバスに乗り、「燈明堂入口」バス停で降ります。バスの所要時間は約8分です。バスを降りたら、道なりに進みます。バス停から燈明堂海岸までは徒歩で約5分です。
●浦賀駅から
京急本線の浦賀駅で下車します。駅からは徒歩で「浦賀行政センター前」バス停に向かいます。駅からバス停までは徒歩で約3分です。
「浦賀行政センター前」バス停から「観音崎行き」の京浜急行バスに乗ります。そして「燈明堂入口」バス停で降ります。バスの所要時間は約4分です。
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