犬の散歩コースを変える! 認知症防止のメリットが大きい ほかにもメリットがいろいろ

散歩する犬 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

毎日の犬の散歩、楽しんでいますか?
その散歩のルートはいつも同じでしょうか?
実はその散歩のしかたをほんのちょっと変えるだけで、犬にとっては大きなメリットがあるんですよ。今日から実践してみませんか?
それは「散歩のルート」を変えるということです。

1. 犬の散歩コースを変えるメリット

「ええ? 毎日同じルートじゃいけないの?」そう思われたかもしれません。
それがいけないというよりも、犬がより元気になれる工夫と考えてもらえば良いと思います。

そのメリットは

脳が活性化され、認知症予防になる

いつも同じところを回っているだけでは、犬の脳は刺激を受けないんですよね。
犬も認知症になりますから、それを避けるためには脳に新しい刺激を与え続けないといけません。
散歩のルートを変えることで、いつもと違う景色、匂い、すれ違う犬などが脳を活性化してくれるそうです。

縄張り意識の強化を逃れられる

犬は縄張り意識の強い動物です。
ただでさえそうなのに、同じルートを辿るということは「パトロール」している意識づけをしてしまい、縄張り意識を強化してしまいますね。新しい犬がいると、警戒して吠えたりするようになってしまうことも。違うルートにすることで、そういった意識づけを避けることができます。

新しい刺激がストレスを軽減する

犬は留守番などが多いものです。加えて散歩コースもいつもと同じでは、ストレスが溜まってしまいます。毎日ランダムにコースを変えればいつも刺激を与えられ、ストレスを発散できるそうです。

2. 愛犬の健康のために散歩コース変更をしてみよう

そういわれても毎日コースを変えるのって、考えるのも大変だな・・・。
いえいえ、大袈裟に考える必要はありません。
ほんのちょっとした工夫で犬は新しい刺激を受けることができるんです。

基本的には「なんでもひとつに決めない」ことがコツなんです。

毎日の出発時間を決めない

犬の散歩って、いつも同じ時間に出発していませんか?
なんとなく「この時間に行く」と決めていますよね。
これ、やめましょう。
出発する時間をランダムにしていきましょう。
「毎日同じ時間にしたほうが犬も安心する」と思われるかもしれませんが、逆にその時間を待つようになってしまいます突発的な用事や雨などでその時間に散歩に出れないと犬はストレスを感じるようになります。
違う時間に出れば犬が心待ちにすることも軽減できます。また、散歩の時間が違えば、会う犬が違ったり、町に流れる匂いが違うため、刺激になりますよね。

回数や所要時間もランダムに

1日2回。なんとなく決めちゃってますよね。
これもランダムがいいようです。といっても、運動量は確保したいですから、1日1回にしたら、その時は長い時間行くとかですね。

意識的にペースを変える

毎日だらだらと歩くだけではなく、ある日は途中でジョギングを入れてみたり、ある日は逆にいつもよりゆっくり臭いを嗅がせてあげるなど、ペースをコントロールしてください。
ジョギングは犬もダッシュできて爽快になるようですし、何より飼い主のダイエットに効きますよ(笑。

コースを逆回り

コースはいつもの「逆」にいくだけで十分に刺激になります。
ゴールから始めて、逆に辿ってみましょう。

別の人が散歩させる

散歩をする人が変わると、ペースも自然に変わりますし、いきたいコースも異なるため、別の散歩になりますよね。犬にとっては良い刺激だと思います。

公園や野山を組み合わせる

草地で散歩

ずっとアスファルトの上を歩くのではなく、時には公園のグラウンドの砂地などを行くのもいいですね。足裏の感覚が全く違います彼ね。

また郊外地なら野山があるでしょうから、小山にはいってアップダウンさせるのも運動になりますし、刺激的ですよ。

散歩中にトレーニング

散歩中に突然「待て」などのコマンドをかけることも、いつものペースをあえて崩すことに有効。

公園などをコースに入れられるなら、ロングリードを使ってもっと複数のトレーニングを入れることができますね。

3. 私の散歩コースは3つ

私は普段3つのコースをとっかえひっかえ散歩に使っています。

市街地コース

駅前の繁華街を含めたコース。人通りが多く、商店街の色々な匂いがします。駅前に散歩に来る犬も多いのでその匂いもするのでしょうね。30−50分

公園コース

小学校と大きな公園の外周をぐるっとするコース。子どもたちが多く、犬も喜んでいます。公園ではリードをつけてトレーニングをするときもあります。30分

小山コース

池と小山がある公園内を散歩します。小山は林が深く茂り、アップダウンがあるために、犬はこのコースが大好き。ものすごくハッスルします。

池にはカルガモが来るのでこちらも興味津々で見ています。60分

 

散歩のコースは似たような環境ではなく、まったく違うもののほうが犬は喜ぶようです。参考にしてくださいね。

4. 散歩コースを変えるデメリット はある?

犬の性格によりますが、新しい場所を嫌がる犬もいるようです。
新しいコースを怖いと感じているのかもしれません。
そういう場合は無理強いせずに、犬が落ち着くまで待ってあげてください。
周りの状況が見えるようになれば歩き出すはずです。
その日に必ず違うコースと考えず、途中まで行って元のルートに戻すなど気遣いをしてやると、トラウマにならずに新しい道に順応していけますよ。

5. 犬の寿命が伸びているからこそ、健康が大切

少し工夫をするだけで、犬の新しい散歩ルートを開発できることがわかっていただけたでしょうか?
犬の寿命も伸びていますから、認知症にさせないよう頑張っていきましょうね!

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