犬も地震を怖がる? 犬がいるときの地震対策は?

犬 地震 怖がる 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

犬も地震を怖がるのでしょうか? 地震が起こったとき、私たちは家族やペットとともに対応しなければなりません。
愛犬を飼っている方は、犬も地震に対して不安を感じることがあるかもしれません。今回は、犬が地震に対して怖がる理由や反応、そして犬を飼っているときの地震対策について考えてみましょう。

犬も地震を怖がる理由

地震が起こると、建物が揺れたり、物が転倒したりすることによって、犬がパニック状態に陥ることがあります。
特に、地震に対して経験が少ない子犬や高齢犬、過去に地震でトラウマを抱えている犬などは、より不安を感じやすいとされています。

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犬が地震のときに見せる反応

犬が地震を感じたとき、どのような行動をとるのでしょうか?犬が地震を感じたときに見せる代表的な反応は以下のとおりです。

吠える

地震の揺れが強くなると、犬は吠えることがあります。これは、自分の不安を表現するために行われる行動と考えられています。

隠れる

また、地震のときには、犬が身を隠そうとすることがあります。家具の下やベッドの下など、狭い場所に隠れることで、安心感を得ようとする行動です。

飼い主のそばから離れない

さらに、地震が起こると、犬は飼い主のそばにいることが多いとされています。犬は飼い主を信頼しており、不安なときには、飼い主からの安心を求めることがあるようです。

犬が怯えているときに飼い主ができること

地震や災害が発生した時、ペットの飼い主としては、自身の安全だけでなく、愛犬の安全も確保しなければなりません。特に犬は、大きな音や揺れに敏感で、地震が発生した際には、不安やパニックを起こしてしまうことがあります。そこで、今回は犬が怯えているときに飼い主ができることについて、ご紹介いたします。

飼い主が落ち着こう

犬が地震に恐怖心を抱く理由について考える前に、飼い主が冷静であることが大切です。地震が起こった瞬間、自分自身がパニックに陥ってしまうと、犬も同じようになってしまいます。飼い主が落ち着いて対処することで、犬の不安を少しでも和らげることができます。

犬にしっかり寄り添う

地震が起こった際には、犬にしっかりと寄り添ってあげることが大切です。犬は家族と一緒にいることが安心できます。また、犬が不安を感じると、飼い主のそばから離れたがることがあります。その場合は、犬を強制的に離さず、犬のペースに合わせて寄り添ってあげましょう。

地震からしばらく強く叱らない

地震が起こると、犬が興奮して鳴き声を出したり、噛みついたりすることがあります。しかし、犬に対して怒鳴ったり、叱ったりするのは避けるべきです。犬は地震や災害といった異常な状況下で、恐怖を感じているため、叱られることで、余計に不安や恐怖心を増幅させてしまいます。地震が落ち着いてから、徐々に犬の様子を見ながら、適切な対応をすることが大切です。

犬を飼っているときの地震対策は?

地震は突然やってくる災害の一つであり、犬を飼っている飼い主であれば、犬の安全を考える必要があります。地震が発生する前に、どのような対策を取るべきなのか、考えてみましょう。

犬が安心できる場所を用意しておく

犬が地震に対して恐怖心を抱くのは当然のことです。人間と同じように、犬も揺れや音に敏感で、不安になるでしょう。そこで、犬が安心できる場所を用意しておくことが大切です。

犬が普段寝ている場所に、毛布やクッションを敷いて、その上に犬が好きなおもちゃやおやつを置いておくと、犬は安心感を覚えます。もし、地震の際に犬がパニックになってしまった場合は、この場所に誘導してあげることで、犬のストレスを軽減することができます。

また、犬が外に出られるようにしておくことも大切です。犬は外に出ることが好きで、運動することでストレスを発散することができます。地震が発生した場合でも、犬が外に出ることができるように、リードや首輪を準備しておきましょう。ただし、地震が発生している最中に犬を外に出すことは危険なので、地震が収まってから外に出すようにしましょう。

運動させてストレス発散

地震が発生した場合、犬は驚きや恐怖からパニック状態に陥ることがあります。この状態が長引くと、ストレスがたまって体調を崩してしまうことがあります。犬を飼っている飼い主は、地震のあとには、犬のストレスを解消するために運動させることが大切です。

犬の運動は、散歩やおもちゃで遊ぶなど様々な方法がありますが、地震が発生したときは、部屋の中で運動させることがおすすめです。例えば、軽く飛び跳ねたり、転がしたりするだけでも、ストレスを発散することができます。また、犬が好きなおもちゃを与えたり、飼い主が一緒に遊んだりすることで、犬は安心することができます。

食欲が落ちないように注意

地震が発生したとき、犬は不安で食欲が落ちることがあります。しかし、犬が長時間食事をしないと、体調を崩してしまう恐れがあります。犬を飼っている飼い主は、食欲が落ちないように注意することが大切です。

まずは、犬が普段食べているフードを嫌がる場合は、おやつや手作りのご飯など、犬が好むものを与えてみましょう。また、食欲が落ちているときは、水分をしっかり摂るように心がけてください。犬が飲みやすいように、水の入った器を複数用意しておくなど工夫してみてください。

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まとめ

災害時には動物病院も被災し、一時閉鎖になることがあるため、普段から獣医師に相談できる人を探しておくことも大切です。

犬を飼っている方は地震対策をしっかりとしておくことが必要です。犬が安心できる場所を用意し、避難することになった場合はストレス発散のために運動させ、食欲が落ちないように注意しましょう。その際には、首輪やリード、ケージなど必要な備品を用意しておくことが大切です。また、過去の災害から学び、東日本大震災のような大規模な災害が起こった場合には、獣医師に相談できる人を事前に探しておくことも大切です。

犬と共に暮らす飼い主として、愛犬を守るために地震対策をしておきましょう。

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