Modified on: Sep 4, 2019
犬が人間社会で暮らしていくためには、子犬のときからしっかりしつけることが大切です。
きちんとしつけられた犬は、飼い主と一緒にどこにでも連れて行ってもらえますが、しつけがしっかりと入っていない犬は、飼い主は周りへの迷惑にならないか不安であまり一緒に行動しなくなってしまいます。どちらの犬が幸せでしょうか? もちろんきちんとしつけされた犬ですね。
では、いつからしつけをしたらいいのでしょうか?
まだ弱々しく感じる、うちに来たばかりの子犬のころからしつけを始めても良いのでしょうか?
実は子犬のしつけの開始は生後2、3ヶ月から始めてOKだそうです。子犬の生後2、3ヶ月は、人間に換算すると3~5歳くらい。社会で暮らすルールを教えるのに早すぎるわけではありません。
つまり、子犬がうちにやって来たその日からしっかりしつけをしてOKということですね。
まず第一にコマンドの言葉を家族で統一するように話し合ってください。
たとえば子犬に立ち止まってほしいときのコマンドを「待て」にするのか「ストップ」にするのか決めておく必要があります。
しつけの基本は「命令を統一させること」です。子犬は違う言葉でコマンドを要求されても理解できません。
おとうさん、おかあさん、子供さんで言葉が混在しないように統一をしてください。
また、子犬に対するしつけの方針も統一してください。
おかあさんはしっかり規律を守るように厳格なしつけを求めるのに、おとうさんはルーズ、では子犬はやはり混乱してしまいます。
家族の間で「これはOK」「これはダメ」の基準をブラさないことが大切です。
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子犬のうちに人間が体に触ることに慣れさせましょう。
様々なお手入れをしたり、健康状態を確認するために今後触られることがたくさんあります。その度に唸っていたのでは、扱いづらいですよね。
子犬の頃は警戒心が強くないので、体をあちこち触ってあげてください。
頭や背中など触りやすいところから始めて、犬が触られると危険を感じる耳・鼻・歯・おなか・足・おしり・しっぽなどに範囲を広げていってください。大人しく触らせてくれたらご褒美をあげてくださいね。
子犬とアイコンタクトできるようになりましょう。
子犬がこちらを見て、飼い主に注目する状態です。飼い主の呼びかけに反応して目を合わせることで、飼い主の言うことを聞く姿勢ができます。
アイコンタクトがない状態では、犬に何か教えるのは難しいのです。
まず、ご飯をあげるときや遊ぶときに名前を呼ぶようにして、「名前=うれしいこと」と認識させましょう。
犬が名前を覚えたら、唐突に犬の名前を呼んでみましょう。
犬がこちらを向いて目を合わせたら、すかさずご褒美。
できてきたらさまざまな状況で名前を呼び、反応したら褒めるを繰り返します。
最終的にはご褒美がなしでアイコンタクトできるようにしてください。
しつけをしていくのに気になるのは子犬にまつわる「いつからできるの」「いつまでにしなくちゃいけないの」ではないでしょうか。
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また子犬の時期はおしっこやウンチの回数が多いんですよ。ウンチが5~6回、オシッコがその3倍とも言われています。
だからおしっこやウンチの回数が多いこの時期がトイレトレーニングのビッグチャンスなんですね!
この機会を逃さないようにしてください。
子犬がおしっこやウンチをするタイミングは「眠りから覚めたとき」「食事の前後」「遊んだあと」などです。
これらのタイミングでトイレに連れていき、クセをつけるといいですね。
そして成功したら褒めてあげましょう。ここは大げさに褒めてあげることがコツですよ〜。
失敗しても怒ってはだめです。
だってルール通りにトイレをさせたいのは人間の都合ですからね。
子犬は怒られると萎縮してトレーニングがうまく行きません。グッとこらえてください。
水をよく飲んだ後などは先手を打ってトイレにつれていくなどして、失敗を減らすこと、失敗させないことを心がけましょう。
詳しくは→子犬のときこそトイレのワンツーコマンドを教えるビッグチャンス!
現代社会に生活して入れば、いつでも犬の横に、というわけにはいきません。
誰だって働いたり、買い物に行ったり、遊びに行ったりするものですよね。
すると犬は必然的に「ひとりでお留守番」ができる必要があります。部屋の中を自由に歩かせている場合もあるでしょうが、サークルやクレートの中でお留守番させることが多くなります。
このなかで静かに待つことができるようになる子犬のしつけがハウストレーニングです。
これができていれば家庭の中で家族も犬も無理なく快適に暮らしていくことができます。
ハウストレーニングのポイントは犬にとってハウスが「閉じ込められる場所」ではなく「お気に入りのプライベートルーム」と感じてもらうことが大切です。
だからいたずらしたり、失敗した子犬への罰としてハウスに閉じ込めることはやってはいけません。
それではハウスは「嫌なことが起こる」場所として認識されてしまいます。
ハウスには良い印象を持ってもらうようにしましょう。
まず、温度、湿度などに気を配り、快適な環境にします。
夏の暑さ対策も考慮しなくてはいけませんね。
「甘噛み」って犬が人や他の犬に、手加減しながら噛むことですね。
甘噛みだといっても、噛まれたほうはとても痛い場合もありますし、エスカレートして行く場合もあるんですよー。
例えば、うちにやってきたワンコの甘噛みが日に日に強くなってきて治らない…。
おやつをあげようとした手を噛まれたり、怒っても褒めても噛んできたり。
あげくにマズルをつかんだり、怒鳴ったりしちゃうんだけど、いっこうに甘噛みが治るきざしがない。
そんなことが「あるある」で、不安を抱えているあなた! 今回は子犬がなぜ甘噛みをするのか? から考えて、なんとかやめさせる対策を考えましょう
名前を覚えるかどうかより先に、犬は人間の言葉を理解できるのでしょうか?
最近の研究では犬は、人間の2−4歳時程度の知能を持っていて、人間の言葉の「単語とイントネーション」に反応していることがわかっています。
飼い主の「楽しそうな声」「怒っていそうな声」「悲しい声」「呼んでいる声」を聞き分け、特に日常の中で何度も出てくる言葉を覚えていくそうです。
つまり、長文の読解のようなことはできないが、シンプルな言葉は「話すときの感じ」でわかると考えれば良いと思います。
「アルフォンヌ・ルイシュタインベック・3世」
デビルマンの不動明の担任の先生の名前です(笑)。
長い。
犬の名前には、当たり前ですが向きません。長くて複雑な名前は犬には理解が難しいです。
さらに飼い主だって「アルフォンヌ・ルイシュタインベック・3世、ワンツー、ワンツー」なんて言えません。「アル、ワンツーワンツー」と略称を使ってしまいがちです。
この場合には犬は「アル」を自分の名前だとして認識しますよね。
だったら、本名(?)の「アルフォンヌ・ルイシュタインベック・3世」はいらないわけです。
いろんな呼び方をされては犬も混乱します。
シンプルな名前にするのが、犬に名前を覚えさせる第一ステップです。
詳しくは→子犬に名前を覚えさせるには「呼ばれたら嬉しいことが起こる」が鉄則!
「吠える」も子犬の時にしっかりしつけたいマナーですね。大体は子犬かわいさに甘やかしてしまうことが問題につながります。6ヶ月を迎える前に心を鬼にしてしつけてくださいね。
・人間の食事中に吠える
・抱いて欲しくて吠える
・散歩の準備を始めると吠える
・クレートから出してほしくて吠える
これらが要求吠えです。
なにか欲しいものがあったり、飼い主にしてもらいたいことがあるときに吠えてしまうのですね。
クレートから出してもらいたかったり、食事が欲しいときに鳴くものですね。 これは「要求に応えない」しかありません。
たとえば、食事をあげるときに吠え出したら、くるっと回って壁のかげに隠れてしまってください。
吠えているときにはあげてはいけません。
犬があきらめて静かになったところで、あらためてごはんをあげましょう。
クレートから出す場合もおなじです。 嬉しくて吠えているときには出さずに素通りしてください。興味を示してもいけません。無視です。
それで静かになったところでケージから出すようにしましょう。
犬が「吠えたら注目してくれた」と思わないように、視線を遮る布でクレートを覆ってもいいかもしれません。
吠えたところで要求に応えてしまうと、「吠えたことで願いがかなった」と覚えてしまいます。
かわいそうに感じるかもしれませんが、心を鬼にしてしつけてください。
警戒して吠えてしまう
・物音がすると吠える
・知らない人に吠える
ありますよね〜。
これらの吠えは、音や見知らぬものに恐怖や不安を感じて警戒して吠えるというパターンですね。
最近は宅配便の訪問が多くなっていますから、必然的にチャイムがなることが多いですよね。
犬がチャイムに反応して吠えてしまうのは、その音を怖がっているためです。
そこで、「チャイムは怖くない」とわかってもらうために、チャイムがなったら、小さなおやつをあげることを繰り返してみてください。
それまで怖かったチャイムが「おやつの時間を知らせる合図」になり、吠えるのをやめてくれます。
つまり、「要求しても意味がない」と犬にわかってもらうことが肝心です。
実際にやってみると、犬かわいさでなかなか貫き通すには根性がいると思います。
詳しくは→子犬が吠える理由はなに? いつから? 最良のしつけは冷静な無視
犬のしつけといえば、「お手」「伏せ」などが一般的ですが、ぜひ教えておきたいしつけが「おいで」です。なぜなら「おいで」などの呼び戻しのコマンドは犬の事故を防止するためにとても大切なしつけのコマンドだからです。
散歩中にリードを離してしまい、犬が走り出すことがないとは限りません。
このとき「おいで」のコマンドが入っていれば、犬は車にひかれることなくあなたの元に戻ってこれるのです。
「カム」「来い」というのも同じコマンドです。こういった犬を呼び戻すためのしつけを「呼び戻し」と言います。
コマンドは全てそうですが、犬に呼び戻しを教える際に大切なのは、家族間で言葉を統一してください。
「おいで」でしつけをしているのに「来い」と呼んでも犬は反応しませんからね。
まず子犬の名前を呼んで、こちらに注目させることから始めましょう。
そのほかにも、「犬服をいつから着せるか」「おもちゃをいつから与えるか」などの飼い主の考え方でいいんじゃない? というなんだかしつけとも言えない部分も気になりますね。
正解が欲しいー!!!!! 考え方を知りたーい!!!!!
という子犬初心者のあなたに「飼い主次第だけど、どうする?」に答えてみましたよ。
子犬をおもちゃで遊ばせる。
これ愉悦と言わずなんと言いましょう。
子犬は本当に楽しそうにおもちゃで遊びますもんねー。
すぐにでも買い与えたいところなんですが、生まれたての子犬は目が見えません。はっきり目が見えて音が聞こえるのは生後1ヶ月後くらいなんですって。
でもここでもまだおもちゃに興味は持てないようなんですよ。
だいたい生後2ヶ月で少しづつ活発になってきた頃に、おもちゃに興味を持ち始めるようです。
ここでおもちゃを与えてみましょう!
せっかくおもちゃを与えるわけですから、子犬にメリットがあるおもちゃを選びたいもの。それは・・・。
生まれたての子犬はまだ目が見えません。これではおもちゃをあげても意味がないですね。
はっきりと目が見え、音が聞こえるようになるのは生後1ヶ月頃からなんですね。
でも、この時点ではまだまだおもちゃに興味が持てないようですよ。
だいたい生後2ヶ月で少しづつ活発になってきた頃に、おもちゃに興味を持ち始めるようです。
→(続く)子犬におもちゃを与えるのはいつから? 興味をもってくれなかったらどうする?
子犬へのフィラリア予防ですが、まず、感染の検査です。
成犬の場合は、毎年血液検査を行う必要がありますが、生後7ヵ月齢未満の子犬にはフィラリア感染の可能性がないので検査の必要はないんですねー。
また、同じ理由から、感染が起こらない時期(12月~3月)に生まれた子犬も、
次の春の予防開始前まで検査は必要ありません。
なんだかほっと一息、ですよね?
一方で予防薬の投与は子犬でも必要なのです。
生後2か月くらいであれば、投薬できますし、一ヶ月未満の子犬にも投薬可能といわれる安全性の高い予防薬もあるそうです。
かならず獣医と相談したうえで、投薬してください。
→(続く)子犬のフィラリア、検査や予防はいつから? 値段は? 症状は?
おすわりは「犬の突発的な行動を抑え、トラブルを回避して安全に生活する」ために必要なしつけなんですね。
まず「おすわり」には犬の突発的な動きを制限する役割があります。
後ろ足が折り畳まれているためブレーキとなり、急な行動が取れない状態だからです。
散歩中に他の犬に突進して行ったり、飼い主の制止を振り切って走り出してしまうことを防ぐことができます。
さらに「おすわり」には犬の問題行動を予防する役割もあります。
子犬が興奮して飛びついたり、手を噛んできたりしたときに「オスワリ」というコマンドで冷静にさせることができます。
このように「おすわり」は犬自身の安全や問題行動を防ぐ役割があるのです。
おすわりを教えるのは、生後3ヶ月頃が良いらしいですよ
この時期の子犬は好奇心が旺盛でどんどん吸収していきます。根気よく教えてあげることで確実に身についていきますよ。
→(続く)子犬に「おすわり」をいつから教える?うまくいかない3つの理由
犬と行動するときにはまず一度落ち着かせることが大切です。
その時に「待て」のコマンドを使い、適切な間をとれるようにすると、子犬も集中力を発揮できるようになります。6つのステップで無理なく子犬に「待て」が身につくように応援していきますよ。
だいたい生後2、3ヶ月であれば、しつけとしての「待て」を覚えていけるようです。
→(続く)子犬に「待て」はいつから? 教え方は6つのステップで
犬は大昔から群れで生活してきています。なので、1匹でいることは特ではありません。とくに小型犬は一人っきりのストレスに弱いようで、飼い主の姿が見えないと大きな不安を感じてしまいます。
とはいえ、夫婦共稼ぎが当たり前になっている昨今では、子犬にもしっかり留守番をしてもらわないといけませんね。
留守番のさみしさやストレスで愛犬が体調を崩してしまわないように、きちんとしつけ、安全に留守番できるようにしましょう。
突発的に用事が入り、練習もせずにいきなり長時間の留守番させると、子犬は飼い主がいないという状況に不安になり、上手な留守番ができません。
それだけでなく、留守番にネガティブな印象を持ってしまうかもしれません。
そうならないために少しずつ留守番の練習をしておきたいですね。
子犬を飼い始めたら一刻も早く始めたいのが散歩ですね。
こんな可愛いワンコと散歩できる幸せを毎日噛み締めたい!
その気持ち、わかります。
気が早ってしまいますよねー。
ふつうは「初めての散歩に行く時」はワクチン接種後90日くらいから、と言われています。
ワクチンのプログラムが終わるのは、生後13~14週くらいでしょうか。
そうすると初めての散歩はその90日後ですから生後6ヶ月たってから、ということになりますねー。
生後4ヶ月としているサイトもあるので、ワクチンプログラム終了後どのくらいで散歩を始めるかの期間によって差が出ているようです。
ところが難しいのはこれをこのまま守ってしまうと、子犬が外の世界でのさまざまな刺激に触れ、人間社会に適応していくトレーニング期間として最適な「感受期」を逃してしまうこと。
この「感受期」は生後3週~12週くらいだといわれているんですねー。
そこでお勧めは「感受期」を逃さず、感染症にもかからない「抱っこ散歩」を生後3ヶ月くらいに行うことです。
猫にはあんまり首輪ってつけませんよね。
でも犬にはつける。
なんでだろ〜、なんでだろ〜♪(古い)
答は「犬はひんぱんに散歩をするから」ですね。
散歩のときにはリードをつけなければならず、リードは何かに繋げなければならないので首輪が必要なんです。犬にとって首輪は唯一の命綱ですね。
リードをつけて、しっかりワンコを管理下に置くことが飼い主としての責任ですからね。
ごくたまに散歩している猫も見かけますが、首輪してますよ。
もう一つの理由は「脱走」対策です。
飼い犬であっても、何かの拍子に脱走してしまい、家に帰るまえにだれかに捕まえられることがあるかもしれません。
そのときに首輪が付いていなければ「野良犬」と思われて保健所に引き渡されてしまいます。
首輪があれば「飼い犬」と思ってもらえるし、首輪に住所などがあれば、連絡をもらうこともできますよね。
もちろん、最近は「マイクロチップ」を埋め込んだワンコも多いのですが、スキャンしないとわかりません。
首輪をしていないと、それだけで保健所に通報されることもあるでしょうからねー。首輪は大切なんです。
ということは抱っこ散歩の時にも首輪・リードが必要なんですが、散歩に行く前に首輪に慣らしておく必要がありますねー。
初めて散歩に行く時に、初めて首輪をつけたのでは、ストレスが大きくなりすぎてしまいますからねー。
→(続く)子犬の首輪いつから使えばいいの? マイクロチップや迷子札は?
子犬はトイレトレーニングが完全ではなかったりするので、家の中にいても体が汚れやすいですね。
いつでも清潔にしてあげたいのですが、グルーミングをしてくれるトリミングサロンはいつ頃から連れていけばよいのでしょうか?
お店によって多少の違いはあるのですが、
とされているところが多いようです。
ただ、健康な状態であればお家でお尻だけを洗ってあげるなどは問題なさそうです。
その場合にもワクチンの摂取前後は避けてくださいね。
→(続く)子犬のグルーミングセットを用意しよう サロンはいつからOK?
いまや街を行く犬のほとんどは服、つまり「犬服」を着ていますよね。
いつからこんな状況になったのかは良くわかりませんが、本来庭などで飼われていた犬が、部屋の中で飼われることが増えてきたあたりじゃないでしょうか?
ドッグランに行くと基本的に服を着ているワンコばかりなので、何かの間違いで服を着ていかなかったりすると、「まっぱだか」で自分の子供を幼稚園に送り出しているような錯覚に陥りますよ(笑 いや、ほんと。
4ヶ月になって子犬が自分の足で散歩ができるような時期になったら服を買ってあげましょう。
いまや街を行く犬のほとんどは服を着ていますよね。
いつからこんな状況になったのかは良くわかりませんが、本来庭などで飼われていた犬が、部屋の中で飼われることが増えてきたあたりですかね?
ドッグランに行くと基本的に服を着ているワンコばかりなので、服を着ていかなかったりすると、「まっぱだか」で自分の子供を幼稚園に送り出しているような錯覚に陥りますよ(笑 いや、ほんと。
いろいろな形の服、いろいろなブランドの服がショップに溢れてます。
どういう風に選んだらいいのかを知っておきましょう。
お散歩はじめまでに、デビューの犬服を用意できるといいですね!
→(続く)子犬にはいつから服を着せたらいいのかな?選び方、ブランドの違いも!
子犬がうちに来たときはだいたい生後2,3ヶ月くらい。
そのときはペットショップなどから言われて、普通3,4食与えてますよねー。
なぜ、このように少しづつ、回数を増やして与えるか、というと、消化する力がまだまだ不十分な子犬には、あまり多くの量を与えられないから。
子犬は胃が小さく、腸の発達もまだ完成してないらしく、1日全体の量は同じでも回数が少ないと消化できないんです。
成犬になると1日2回になりますが、1回の食事の量は多くなっていきます。消化能力が高まったため、朝、晩にまとまった量を食べられるようになるからなですねー。
とすると、問題は「いつから2食にするか」「どのように2食にするか」ですよね。
6ヶ月になったら、うんちの硬さなどを確認しながら1日2食に変えていくやり方を知っておきましょう。
2食にする、と決めたその日から2食に! ではなくて、朝昼晩の食事の量を少しずつ調整しながら2食に切り替えていきましょう。
具体的には昼の食事の量を徐々に減らし、その分を朝・晩に割り振っていくのが良いようです。これを続けていって、1歳までには1日2食に完全に切り替えてしまいましょう。
「1日3食」をずっと続けてしまうと、やはり肥満してしまうようですから、1歳までには1日2食に切り替えられるように計画的に進めていきましょう。
→(続く)子犬の食事はいつから1日2食にすればいいの? 便に注目しよう!
一日のフードとは別に、「おやつ」を子犬にあげるのもあなたが楽しみにしていることではないですかねー。
基本的にはフードをキチンと与えていれば、「おやつ」で栄養補給する必要はありません。
ではなんで「おやつ」を与えるのか? というと飼い主とのコミュニケーション、突き詰めると「しつけ」のためなんですね。
ワンコは何をくれたか? ではなく何回くれたか? でリーダーを認めていくようです。
なので、「おやつ」をうまく使っていけば信頼の絆を強くすることが可能ですし、その絆をベースにすれば「しつけ」がうまく入るということですね。
いろいろな考え方がありますが、
生後3ヶ月以上…柔らかめのおやつを与え始められる。
生後6ヶ月以上…歯磨き用のガムなど硬めのおやつなどを与え始める
というスケジュールで考えていくと、無理がなさそうですね。
子犬はまだまだ内臓の機能が万全ではありませんからねー。
いきなり硬いものとかは無理ですよ。
また、硬いものが噛めるようになったとしても、いつ飲み込んで窒息してしまうかもしれません。
おやつは当分、飼い主の前でだけあげるようにしてくださいね。
→(続く)子犬におやつはいつから? アマゾンでおすすめのおやつ7選!
人間の子供は「3歳までの可愛さを噛み締めて、成人まで育てる」ものですよね(笑
犬も同じだと思います。
でも犬の場合は子犬の期間ってとっても短いんですよ。
(まあ、その分成犬になっても憎まれ口は叩きませんけどね)
その短い子犬期は犬にとっても大切なんですが、飼い主にとってもとても大切な時期です。
この時期を人、犬とも楽しみましょう!
思いっきり可愛がってあげてくださいね!