子犬に首輪 なぜつけるのか
猫にはあんまり首輪ってつけませんよね。
でも犬にはつける。
答は「犬はひんぱんに散歩をするから」ですね。
散歩のときにはリードをつけなければならず、リードは何かに繋げなければならないので首輪が必要なんです。犬にとって首輪は唯一の命綱ですね。
リードをつけて、しっかりワンコを管理下に置くことが飼い主としての責任ですからね。
ごくたまに散歩している猫も見かけますが、首輪してますよ。
もう一つの理由は「脱走」対策です。
飼い犬であっても、何かの拍子に脱走してしまい、家に帰るまえにだれかに捕まえられることがあるかもしれません。
そのときに首輪が付いていなければ「野良犬」と思われて保健所に引き渡されてしまいます。
首輪があれば「飼い犬」と思ってもらえるし、首輪に住所などがあれば、連絡をもらうこともできますよね。
もちろん、最近は「マイクロチップ」を埋め込んだワンコも多いのですが、スキャンしないとわかりません。
首輪をしていないと、それだけで保健所に通報されることもあるでしょうからねー。首輪は大切なんです。
子犬に首輪をつける適切なタイミングとは?
子犬の首輪デビュー、これって飼い主さんにとって大きなイベントですよね。
ですが、タイミングを間違えると愛犬にストレスを与えたり、逆に嫌いになってしまう可能性も。
ここでは、首輪をつけるタイミングについて解説します。
生後何週間から首輪を検討すべきか
生後何週間から首輪を検討するべきかという問題。
一般的に、首輪の装着を始めるのは生後6~8週間頃が最適とされています。
この時期の子犬は、周囲の環境や新しい体験に対して順応しやすいからです。
首輪を軽量のものにして、最初はリードをつけずに室内で少しずつ慣れさせるのがおすすめです。
首輪装着の早すぎる・遅すぎる影響
早すぎる首輪装着は、首周りに違和感を与え、ストレスの原因に。
反対に、遅すぎると首輪を嫌がる抵抗感が強くなるケースがあります。
とくに小型犬は敏感なので、タイミングを間違えると首輪そのものを嫌いになりかねません。
装着の時期は、子犬の成長段階や性格を見極めながら調整することが大切です。
子犬の成長段階と首輪の関係性
子犬の成長段階に合わせて首輪を選ぶことは重要です。
首回りが急速に変わるため、サイズ調整が可能なベルトタイプやバックル式が効果的。
また、皮膚がまだ柔らかいので、素材もナイロンや軽量のものが良いでしょう。
成長に伴って装着感に違和感がないよう、定期的にチェックを怠らないでください。
子犬が首輪を嫌がる場合は
首輪をつけた瞬間、ワンちゃんが大暴れ!なんてこと、ありますよね。
でも、それには必ず理由があるものです。
ここでは、嫌がる原因と対処法について詳しく見ていきます。
首輪を嫌がる理由とその見極め方
首輪を嫌がる理由として多いのは、首周りに感じる違和感や負担。
また、過去の装着時に痛みやストレスを感じた経験がある場合もあります。
ワンちゃんが首輪を気にするようなら、最初は装着時間を短くして、徐々に慣れさせる方法が有効です。
嫌がった場合の適切な対処法
嫌がる場合は無理につけっぱなしにするのではなく、一旦外してリセットしましょう。
その上で、リボンや軽い装飾品を使って首に何かをつける練習をします。
さらに、おやつや褒美を使ってポジティブな経験として記憶させると効果的です。
徐々に慣れさせるためのステップ
最初は短時間から始め、次第に装着時間を延ばしていきます。
リードをつける前に、室内で首輪だけをつけて遊ばせるのも良い方法です。
時間をかけて信頼関係を築くことで、スムーズな装着が可能になります。
首輪以外の選択肢を検討するタイミング
どうしても首輪が苦手なワンちゃんには、ハーネスを検討するのも一つの手です。
とくに体が小さく首周りがデリケートな小型犬には、ハーネスが負担を軽減する場合があります。
飼い主さんと動物病院で相談し、最適な方法を見つけてください。
子犬に最適な首輪の選び方
首輪の選び方ひとつで、愛犬との生活がガラリと変わることもあります。
どんなポイントを押さえて選べば良いのか、詳しく解説します。
素材とデザインの選択ポイント
首輪の素材は、軽量で肌に優しいナイロンや布製がおすすめです。
とくに小型犬や子犬には柔らかい素材が適しています。
デザインもシンプルで首回りに負担をかけないものを選ぶと良いでしょう。
装飾が多すぎると、散歩中に引っかかる可能性があるため注意が必要です。
サイズ調整の重要性と方法
首輪は首回りに余裕があるサイズが基本です。
指が2本入る程度のゆとりを目安に調整してください。
成長段階で頻繁にサイズを見直すことが大切で、適切なフィット感を維持することがポイントです。
サイズを測る
まず、首輪をお店で買う時には子犬を連れて行くことができませんよね。
ワクチンが終了していないか、終了していても定着していないためです。
なので、子犬の首回りを巻尺などを使ってしっかり測ってからショップに行くようにしてくださいね。
まず首回りと頭周りのサイズを巻尺で測ります。子犬をお座りの体勢にして測定してください。
寝そべっていては正確に測ることはできません。耳の付け根から指2本分うしろぐらいにメジャーをあてて地肌に密着させて測ります。
首の太い部分で測ってしまうと、首輪が抜けてしまうことがありますから測る位置に気をつけてください。
測った長さに1センチから1.5センチ足した長さ(装着時に指2本くらいの余裕)が、首輪のサイズになります。装着した首輪を耳の下で、頭の方向に強く引っ張ってみましょう。
首輪が大きすぎたら、首からスポッ!と抜けてしまいます。
逆に首輪が小さすぎるとストレスで体調を崩してしまうこともあります。
正確にサイズを測り、必ず試着をして選んであげてくださいね。
安全性を考慮したバックルの種類
バックルの種類も選び方の重要なポイントです。
バックル式は簡単に装着可能で初心者にも扱いやすいです。
ただし、力の強いワンちゃんにはマーチンゲールタイプなどが適している場合があります。
安全性を第一に考え、愛犬に合ったタイプを選んでください。
成長に合わせた首輪の買い替えタイミング
子犬の成長は早いので、首輪の買い替え時期を見逃さないようにしましょう。
首回りに赤みや炎症が見られたら、すぐにサイズを調整するか新しい首輪に替える必要があります。
適切なタイミングで交換することで、愛犬の負担を軽減できます。
首輪の種類
ベルトタイプ
最も一般的なのは革の素材に穴を開け、金属のストッパーで留める「ベルト型」ですね。革と金属なので丈夫で長持ちします。
ただ、子犬は成長していきますから、首輪もどこかで買い換えるものと思っておきましょう。
一生涯つける丈夫さを求める必要はないと思います。
実際につけてみると、革製は全体に硬いですね。
それでもベルトが平べったいものは問題なくスッとつけられるのですが、革が肉厚なものは留め金を通すのが大変です。
とくにノーフォークのように毛が長い場合はどこに通したらいいのかわからなくなる場合もありました。
革製ならベルトが平べったいものがいいですね。
写真が革が肉厚なタイプ。
留め金付近が二重三重になるので、革が厚い分だけ、取り扱いが難しくなるようですねー。
同じ革でも、平べったいものを選ぶと、留め金の周りがスッキリです。
バックルタイプ
ナイロンなどを使った布をプラスチックのバックルで留める「バックル型」。
アジャスター(コキカン)で長さを細かく調節できるので、子犬の成長に合わせて使うことができますね。
その意味から子犬期にはオススメです。
ただ、小型犬の子犬の場合、バックルも小さなものになります。
サイドの押し込みや、キャッチが小さすぎて扱いにくいと感じることがありますから、実際に何回もはめたり外したりしてみることをお勧めします。
もう、どこの何をつかんでいるのかわからない! バックル部分があまり小さすぎないものを選ぶべきですねー。
ハーネス
首輪ではないですが、散歩のためにハーネスを用意する場合もあります。
ハーネスは胴回りにつけるので、首輪を嫌がる子犬も大丈夫な場合が多いですね。
また、呼吸にも負荷がかかりませんし、危険回避のためにハーネスを急に引っ張ったとしても、体全体に衝撃が分散されますから安全です。
ただ、飼い主の指示が伝わりにくい面があり、コマンドを入れようとする場合には向いていないと言われますね。
構造上、このハーネスは2箇所のストラップを着脱する必要があるようです。
散歩のたびにこれを脱着するのは結構大変そう。
もちろん、もっと簡単に着脱できるタイプもあると思います。
そのほかにも散歩のときに首輪の機能を持つものとしては「スパイクチェーン」「ジェントルリーダー」「チェーンチョーク」「ハーフチョーク」「マーティンゲール」などがあります。
初めてのお散歩には必要ないでしょうけれど、トレーナーなどと相談して必要に応じて使用するといいですね。
首輪に慣れさせるためのトレーニング方法
首輪に慣れるには、練習が必要です。
焦らずステップを踏むことで、ワンちゃんのストレスを最小限に抑えることができます。
初めての首輪装着時の注意点
初めて首輪をつけるときは、短時間の装着から始めましょう。
首に違和感を覚える場合があるので、最初は散歩に行かず室内で試すのがおすすめです。
おやつを使って楽しい体験として記憶させると、スムーズに進められます。
ポジティブな強化トレーニングの進め方
首輪をつける際には、ワンちゃんが喜ぶ行動を褒めたり、褒美を与えたりします。
嫌がらずに首輪をつけられたら「よくできたね!」と声をかけるだけでも効果的です。
ポジティブな経験を重ねることで、愛犬も安心して装着できるようになります。
首輪に慣れるためのステップバイステップガイド
首輪を手に持って匂いを嗅がせる。
短時間装着して外す。
室内で首輪をつけた状態で遊ぶ。
徐々にリードをつけて歩く練習をする。
これらのステップを繰り返すことで、首輪に慣れるまでの時間を短縮できます。
首輪拒否時の対処法とアドバイス
もし首輪を嫌がる場合は、無理せず一旦外して落ち着かせましょう。
再度チャレンジする際は、短時間の装着からスタートするのが効果的です。
首輪を嫌いになる前に、楽しい経験をたくさん作ることが大切です。
首輪装着時の安全対策と注意事項
首輪をつける際には、安全対策をしっかりと行うことが大切です。
ここでは、注意すべきポイントについて紹介します。
首輪の定期的なチェックとメンテナンス
首輪の状態を定期的に確認し、ほつれや劣化がないかをチェックしてください。
劣化した首輪は思わぬ事故の原因になる可能性があります。
また、汚れた場合は軽く水洗いし、清潔に保つことも重要です。
室内と屋外での首輪使用の違い
室内で首輪をつける場合は、軽量で首回りに負担が少ないものが良いです。
一方、屋外では散歩中の安全性を考慮し、しっかりとした作りの首輪を使用するのがポイントです。
とくに散歩中はリードを使用するため、バックル式や強度のある首輪が適しています。
他のペットとの接触時の安全対策
複数のペットがいる家庭では、首輪が引っかかる事故を防ぐための対策が必要です。
たとえば、首輪の装飾品をシンプルにする、室内では外しておくなどが効果的です。
また、ペット同士の信頼関係を築くためにも、無理に装着しないことが大切です。
マイクロチップとの併用の必要性
首輪だけでなく、迷子対策としてマイクロチップの装着も検討してください。
首輪にはIDタグをつけることが推奨されますが、外れてしまう可能性もあります。
マイクロチップは飼い主さんの情報を確実に伝える手段として非常に効果的です。
マイクロチップとは?
犬に埋め込むマイクロチップは、長さ8mm~12mm、直径2mm程度の円筒形のいわゆる「電子タグ」です。
アンテナとICを内蔵しているんですね。
15桁の固有の数字が記録してあり、「リーダー」という専用の読取機を使ってそのデータを読み取ります。
マイクロチップが埋め込まれていれば、飼い主の元から脱走したり、災害などで逃げ出したりしても、保護された時にリーダーを当てれば飼い主の情報を得られ、連絡を取ることができるのです。
耐用年数は30年程度、電池などは必要なくて、一度埋め込むと半永久的に使うことができます。
ちょっとデータが古いのですが、環境省がペットの飼い主を対象に行った平成23年の調査によると、首輪および名札の装着率85.4%に対し、マイクロチップを装着していたのはわずか7.8%。
これでも年々増加しているということなんですが。
自治体で装着を推進しているところも多く、そのための補助金などの制度も効果を発揮したのでしょうね。ちなみに装着は動物病院で数千円〜1万円くらいでできるそうです。
それを原因としたガンとか心配してしまいますが、日本獣医師会によると体内における影響は認められないそうです。
マイクロチップのメリットは迷子になったときに身元がわかるということですが、一方、情報読み取り機がなければ意味がありません。
保健所、警察署、動物病院のすべてが情報読み取り機を所有、設置しているわけではないので、収容先によってはチップを読み取る作業ができないんですよね。
と、考えると、クラシックですが、「迷子札をぶら下げる」というのもあるかな、と思います。
でも迷子の間にぶら下げたものがはずれて取れてしまうこともあるでしょうから、ここは一長一短です。
うちのノーフォークは「JOKER」でマイクロチップを入れてから引き渡されたので、「迷子札」を追加するか考え中です。
子犬の首輪に関するよくある質問
最後に、首輪に関するよくある疑問に答えていきます。
新米飼い主さんにとって、解決のヒントになるはずです。
首輪とハーネスのどちらが良いのか?
首輪とハーネス、それぞれにメリットがあります。
首輪は装着が簡単で日常使いに便利ですが、ハーネスは引っ張り癖のある子犬に向いています。
愛犬の行動や性格に合わせて選ぶと良いでしょう。
もう少し、「首輪」と「ハーネス」を掘り下げてみましょう。
それぞれのメリットデメリットをまとめてみると
メリット | デメリット | |
首輪 | 飼い主の意思を犬に素早く伝えられるので、しつけに最適 | 子犬によっては衝撃が強すぎて頚椎や脊髄に問題が出たり、首に負担がかかり、呼吸困難になるなどの危険性もある。 |
ハーネス | 初めてつけるときにも子犬が嫌がらない。 胴回り全体につけるので、衝撃が分散され、子犬の体に大きな負担とはならない。 | 飼い主の意思が首輪に比べると伝わりにくく、しつけには向いていない。 |
結局子犬につけるなら、首輪とハーネスどちらがいいのでしょうか?
うーん、基本は首輪でしょうか。
犬との主従関係も首輪によって築いていくことができますし、首輪は日常的につけているので、散歩に出るときにもたもたしませんしねー。
ただ、ハーネスを使用した方がいい犬もいそうですね。いかにも首が弱そうな超小型犬の子犬や、頚椎や気管支に問題がある犬はハーネスを使用した方が良いのではないでしょうか。
なんにしても、子犬の状態をよくみて判断することが大切ですね。
夜間の散歩に適した首輪の特徴
夜間の散歩には、反射材付きの首輪が最適です。
光を反射することで、車や自転車から見えやすくなり、安全性が向上します。
また、暗い場所ではLEDライト付きの首輪も便利です。
アレルギー体質の子犬に適した首輪素材
アレルギー体質のワンちゃんには、皮膚に優しい素材が重要です。
ナイロンや布製の柔らかい首輪がおすすめですが、必要に応じて獣医師に相談してください。
首回りに赤みが出た場合はすぐに使用を中止し、代替品を試しましょう。
首輪に付けるIDタグの情報と重要性
首輪に付けるIDタグには、飼い主さんの連絡先を必ず記載してください。
迷子になった場合、タグがあれば迅速な保護につながります。
名前だけでなく、電話番号や動物病院の情報も記載するのがおすすめです。
まとめ
子犬に首輪をつける際には、タイミングや選び方、安全対策をしっかりと考えることが大切です。
嫌がる場合も焦らず、少しずつ慣らしていくことがポイントです。
愛犬との信頼関係を築き、楽しい毎日を過ごすために、今回紹介した方法をぜひ活用してください!
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