以前飼っていたラブラドールは部屋の中でトイレをせず、絶対に外だったのです。台風だろうが大雪だろうが外に行かないといけなかったのですね。
幸い、屋根付きのカーポートがあるので、クルマを動かしてペットシーツをしき、そこで用足しをさせたこともあります。
一方、今の住人であるノーフォークテリアは「外でしない」のです。
2歳ですがいまだ数えるほどしか外でトイレをしたことがなく、基本家の中です。
最近のエチケットとしてはたいへん望ましいのでしょうが、毎回家の中だと、臭いがこもります。
犬を飼っている方は感じなくても、お客さんなどはいやな感じを持つのではないかと思っていました。
犬を飼っていれば、犬自身もトリミングから時間が経つとにおいますし、なによりトイレがにおいます。
よく遊ぶオモチャや、革製のリードなどもにおいますよねー。
「犬がいるから仕方がない」とあきらめる、気にしないという手もありますが、徹底的に消臭したらどうなんだろう? と思い、犬のにおい一掃作戦を実行することにしました。ニオイは「犬がいても清潔」の大敵ですからね。
脱臭といえば「重曹」ですね。
いろんな記事で重曹はよく出てきますが、どこで売ってるの? と奥さんに聞くと「ドラッグストア」で普通に売っているそうです。
知らなかったー。
市販の脱臭用スプレーもありますが、正直香りがきついですよね。
100均ショップで「重曹スプレー」も売っています。100円で買えるので、そちらの方がお得です。
ですが、今回は粉末の重曹も使うかな、と思い、重曹スプレーを手作りしました。
重曹はその点ニオイがほとんどありませんから、ニオイに弱いワンコの場合は助かります。
ドラッグストアに行きまして、今回は重曹と穀物酢を使っていろいろやりたいと思い、買ってきました。
なんで「重曹」なのか、というと悪臭のほとんどは酸性なのだそうです。
だから、アルカリ性の「重曹」が中和して消臭によく効くらしいですね。
ところが、オシッコのアンモニア臭はアルカリ性なので、酸性の「酢」を使うとよいと言われているのですね。
買ってきたもの
今回はトイレの消臭をまずやろうと思います。
そのためにまず「ビネガースプレー」と「重曹スプレー」を作っていきましょう。
といっても作り方はとても簡単。
「ビネガースプレー」は穀物酢を2−3倍に水で薄めます。
その程度の濃さだと、割とニオイが強いです。
溶液の色も黄色がかってますね。
これはペットシーツにふりかけるのですが、神経質なワンコの場合、それでトイレに寄り付かなくなることもありそうですよね。状況を見ながら濃度は調節してもいいですね。
あまり薄いとニオイ隠しの効果が無くなりそうですが。
また、もろに酢のニオイですから、人間だって好きじゃない人がいるかもしれません。ラベンダーなどのエッセンシャルオイルを混ぜると緩和されますから、ワンコが嫌がらなければ入れてみるのも良いと思います。
次に「重曹スプレー」です。
ワンコ用オモチャやクッションを消臭するのにも使います。一緒に作ってしまいましょう。
こちらは1%の濃度で十分です。ニオイはしませんが、気になるようであれば、またワンコが嫌がらなければ、同様にエッセンシャルオイルを入れてください。
今回はそれぞれ200mlを作り、スプレー瓶に詰めました。
トイレの消臭のやり方は簡単です。
ペットシーツを替えるたびに
ですね。
また、部屋のトイレで排泄する場合、どうしてもおしっこを踏んでしまうものです。外に行かなくても定期的にワンコの足の裏をふいてやろうと思います。
さあ、結果はどうでしょう?
酢を使っているので、酢のニオイを嫌って、そこでしないんじゃないか、と不安でしたが、気にせずにトイレは使っているようです。
また報告したいと思います。