2億回の心拍数が寿命を決定する

犬の寿命はだいたい13〜17年というところですよね。

ここ数年の間に大きく改善できたのですが、人間の一生から見ても悲しいことに短いですね。

犬の場合、体の大きさと寿命がリンクしているんですよね。

1. 犬種ごとの平均寿命

○小型犬の場合

ミニチュアダックスフンド・チワワ・トイプードル・マルチーズ・シーズー・パピヨン・ポメラニアン・ヨークシャテリア・ミニチュアシュナウザーなど

小型犬の平均寿命は12~15歳。

 

中型犬の場合

ビーグル・コーギー・柴犬・シェットランドシープドッグ・イングリッシュコッカ―スパニエルなど

中型犬の平均寿命は11~15歳。

 

○大型犬の場合

ゴールデンレトリバー・ボストンテリア・バーニーズマウンテンドッグ

アイリッシュセッター・ダルメシアンなど

大型犬の平均寿命は10~13年。

つまり小型犬のほうが寿命が長いのですね。

2. 寿命と心拍数の関係

「ゾウの時間ネズミの時間」(本川達雄)によれば一般的に哺乳類の寿命は心拍数と関係していると言われているそうです。

種類にかかわらず、哺乳類が一生の間に打てる心拍数は2億回と決まっていて体の大きい動物ほど「ゆっくりと」脈拍して長生きと言われているのですね。

 

例えば心拍数が約400回/分のハムスターの寿命は2~3年程度。ゾウは約25回/分で寿命約70年、クジラは心拍数約8回/分で100~200年も生きるそうです。

 

実際、ホッキョククジラは哺乳類で最長の寿命を持っていて、長命な個体は150~200年程度生きていることがわかっています。

 

この法則に従うと、「体の大きい個体のほうが」「脈拍が少なく」「寿命が長い」はずなのですよね。

 

犬の場合は全く逆になっています。

 

ここを調べていくと、大型犬は体の大きさの割には心臓や肺が弱く、常に酸素が十分に体内に行き渡らない酸欠気味の体なのではないか、と推測されていました。これが短命になる要因なのかもしれませんね。

3. ギネス長寿ホルダーはラブラドール・レトリバー

ところが、個々の話になると、ちょっと傾向と違ってきまして、ギネスブックに載っている長寿の記録ホルダーはBella という名前のラブラドール・レトリバーなのです。

29年と193日生存しました。

短命と言われるラブラドールが、現状世界一なんですよ。

人間の年齢に換算すると208歳! おどろきの年齢ですねえ。

4. ニシオンデンザメは驚異の400歳!

ちなみに「脊椎動物」まで広げて長寿生物を探していくと、北大西洋に生息する大型のサメ、ニシオンデンザメが400年近く生きることがわかっています。

400年ですよ! 今生きている個体は江戸幕府が始まった頃の出生だってことですね! 

ニシオンデンザメは体長5~6メートルにも成長する大型のサメなのですが、1年に成長するのは約1センチだけらしいですね。

その差を計算すれば、長寿なのは推測されていたのですが、ようやく証明できたということです。

 

犬についても近年飛躍的に寿命が伸びていますから、少なくとも20年くらいまで一緒に暮らせるようになれば、と願っています。

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