1. 読書しながら散歩したい
犬との散歩は楽しいんだけど、一つ困ったことがあります。
読書ができないことです。
音楽や映画なら聞きながら歩けます。
最近はApple Musicに落語すらありますから、歌丸師匠(合掌)の噺を聞きながらニヤついて歩くこともできますよね。
でも単行本を読みながら歩くことはさすがにできないです。
近所で変な人と思われかねません。
お気に入りの推理小説シリーズの最新刊が出たので、早くラストまで読みたい。
でも犬が切な〜い目でこちらを見ている。
犬をとるべきか、推理小説か。
もちろん犬ですよね。
後ろ髪をひかれながら読書を中断して散歩に行くわけです。
趣味の読書ならまだいいのですが、仕事に必要なんでビジネス書(これがとてつもなく厚い)を今日中には読んで必要なところをチェックしとかなきゃ。
仕事をしていればこんなこともありますね。
大丈夫です。
あなたが「読書は紙の本に限るよ」というタイプではなく、アマゾンのkindleの電子書籍をいつも買っているなら、それをiphoneに読み上げて貰えばいいのです。
2. 散歩中はiphoneに本を読み上げてもらおう
iphoneには「アクセシビリティ」という機能があります。
アップルによると「パーソナルなデバイスを、すべての人が使えるように。
世界で最もパーソナルなデバイスは、すべての人が使えるように設計されました。
だから、視覚に障がいのある方がみんなとセルフィーを撮ることも、聴覚に障がいのある方がお母さんに国際電話をかけることも、首から下の体を動かせない方が友だちにテキストメッセージを送ることもできます。」
という素晴らしいコンセプトで「アクセシビリティ」という機能を実装しています。
この機能のうち「画面の読み上げ」を使ってkindleの電子書籍を読み上げてもらえばよいのです。
「設定」→「アクセシビリティ」→「スピーチ」→「画面の読み上げ」→ONにしてください。
同じ画面に「読み上げ速度」のスライダーがあるので、だいたい真ん中あたりにしておくといいでしょう。
次にkindleを開きます。(ibooksで揃えている方はそちらでも大丈夫です)
紙面を開いて画面外から下に向かって二本の指で下にスワイプして「アクセシビリティ」のコントロールを出します。
これがちょっとコツがいるのですが、何回かやってみればいい塩梅がわかるようになります。
コントロールではスタート・ストップ、早送り、巻き戻し、スピーチの速さを調整できます。
「画面の読み上げ」機能なので、Kindleの画面が立ち上がっていないとだめですし、読み上げ音声も機械的でイントネーションに違和感があります。
基本的に「フォント」が生きてないと読み上げられないようで、漫画は読めません。
文字組みは小説の縦組みも、翻訳ビジネス書によくある横組も読み上げてくれます。
各国語に自動に対応するので、英語の小説もOK。
読み上げスピードを調整できるので、語学の学習にもなりますね。
英語のほうがイントネーションは機械的ではないように思えますし。
2. Kindle本がヒアラブルコンテンツに
これでKindleの蔵書すべてが(漫画・雑誌は除き)ヒアラブルコンテンツになりました。
様々なメディアが増えてきて読書の時間って、最近なかなか取れなくなってませんか?
この機能を使えば、一日30分×2回の1時間は本が読めることになります。
犬との散歩もより有意義になりますよ。
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