ハウストレーニング 子犬でも留守番ができるように! 「お気に入りのプライベートルーム」に!

トイレトレーニング 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ
ここを押さえよう!

1. ハウスに慣れさせる

2. トイレトレーニング

3. 上下関係を教える

1. ハウスに慣れさせる

Modified on: Jul 28, 2019

現代社会に生活して入れば、いつでも犬の横に、というわけにはいきません。

誰だって働いたり、買い物に行ったり、遊びに行ったりするものですよね。

すると犬は必然的に「ひとりでお留守番」ができる必要があります。部屋の中を自由に歩かせている場合もあるでしょうが、サークルやクレートの中でお留守番させることが多くなります。

このなかで静かに待つことができるようになる子犬のしつけがハウストレーニングです。

これができていれば家庭の中で家族も犬も無理なく快適に暮らしていくことができます。

ハウストレーニングのポイントは犬にとってハウスが「閉じ込められる場所」ではなく「お気に入りのプライベートルーム」と感じてもらうことが大切です。

だからいたずらしたり、失敗した子犬への罰としてハウスに閉じ込めることはやってはいけません。

それではハウスは「嫌なことが起こる」場所として認識されてしまいます。

ハウスには良い印象を持ってもらうようにしましょう。

まず、温度、湿度などに気を配り、快適な環境にします。

夏の暑さ対策も考慮しなくてはいけませんね。

ハウスの場所を決める

子犬が1日の大半を過ごす場所ですから、外が見えたり、ぎやかすぎたり、ドアのすぐ近くで開けるたんびに目を覚ますようなところは避けましょう。必要ならハウスを布でおおい、視界や音をさえぎってあげるなどしてあげましょう。
ただし、まったくひと気がないのも困りものです。
子犬は家族とのコミュニケーションでいろいろ学んでいくからです。
飼い主の気配が常にある部屋の角などが最適ですね。
夜はできればハウスをベッドのそばに置いてください。
16週をまとめて読もう!

ハウスの中にはタオルケットなどを敷きましょう

ハウスがなるべく心地の良い場所として子犬が理解すると、自分から入っていきますし、何より「ハウスに入りたがらない」ということが起きません。
清潔にすることはもちろんですが、タオルケットや毛布を用意して快適な環境を作ってあげてください。

基本的にハウスの中で過ごさせる

子犬を迎えた日からできるだけハウスの中で過ごさせましょう。
ケージの中にはトイレも設置してありますよね。
子犬の時期は排泄の回数も多いですから、トイレでのミスを避けるためにも、できるだけハウスにいさせてください。

鳴いても出さない

子犬が鳴いてもハウスから出さないでください。
遊んでもらいたくて鳴くのですが、ここでハウスから出してしまうと「鳴けばdられる」と学習してしまいます。
ハウストレーニングのためには、心を鬼にしてハウスから出さないようにしてくださいね。

6ステップのハウストレーニング

① 手の中におやつを隠し、ハウスの横にしゃがみます。
② 手の中のおやつを子犬に見せます。子犬が注目したらおやつをハウスへ投げ入れます。 
③ 子犬が中に入ったときに「ハウス」とコマンドをかけてください。
④ 子犬がハウスから出そうになったら、新しいおやつをあげるなどして、ハウスの中に少しでも長く入っていられるようにします。(このとき扉はしめません。ここで閉めてしまうと子犬はだまされたと考えフードに誘導できなくなる恐れがあります。)
さらにハウスの中で、おもちゃで遊んであげたり、おやつをあげたり、おもいっきり褒めてください。
⑤ ①〜④を繰り返すなんども繰り返して、「ハウスにいると、おやつがもらえたり、遊んでもらえる」「ハウスは楽しいところ」と思ってもらいましょう。子犬が自分からハウス内にとどまり続けるようになります。
繰り返していると「ハウス」と言うコマンドだけでハウスに入るようになります。(そのレベルになったら扉を閉めてみましょう。子犬がハウスに入ったら最初のうちは飼い主も一緒に近くにいるのがいいでしょう。)
⑥ 慣れてきたら、おやつの回数を減らし、褒めてあげることだけでハウスに入っているようにしていきましょう。

 

慣れないうちは、扉をあえて閉める必要はありません。
開けたままでハウスの中でじっとしているようであればOKです。
これに慣れてきて、扉を閉めても騒がない。長時間ハウスの中に居られるようになれば、お留守番もしっかりとできるようになりますよ

ハウスから出す場合ですが、子犬は好奇心旺盛です。

あなたが持っているもの、家具などあらゆるものに興味を示し、匂いを嗅いだり、前足で触れたり、口に入れてかんでみます。

だから子犬が物をかむ、というのは当たり前のことなのですが、家庭の中ではいろいろな被害が生じることがあります。

まずはこのことを理解して、かんではいけないものを整理する、かんでもいいものを決めて与えてあげるを実行しましょう。

子犬は生後3か月~7か月の間にかむことを覚えます。

その時に噛んでいいものといけないものを教えてあげましょう。

中でも家庭にやってきた最初の一週間では、あなたが子犬を見ていられる時以外は無駄にいたずらをさせること防ぐためにハウスを中心とした生活習慣をまずはつけるようにしましょう。

同時にガムやコングなど子犬がかじってもいいものを与え、かじっている間は声をかけてほめてあげましょう。

2. トイレトレーニング

トイレの場所を頻繁に変えてしまうと、子犬がトイレの場所を覚えられません。

一度決めたら変えないようにしてください

子犬に早くトイレを覚えてもらうには子犬の行動をよく観察ことが大切です。

くるくる回りだしたり、床のにおいをかいだり、腰を低くするようなそぶりをします。

それがトイレのサインですから、素早くトイレに連れて行き、おしっこウンチを促します。

うまく排泄できたら思いっきり褒めてあげます。

サインが見られない場合も1時間おきくらいにトイレに誘導しておしっこやウンチの機会を作ってあげましょう。

排泄のサインは以下をタイミングで出やすいですから注意してください。

・ 朝の目覚めどき

寝起きはおしっこが溜まっている状態です。

・ 遊んだあと

体を動かした後はおしっこが出やすいと言われています。

・ 水を飲んだあと

子犬はおしっこを溜めることができません。

水を飲むとおしっこが出やすくなります。

・食後

満腹になり、腸が動き出すと便が出やすくなります。

ウンチのトレーニングは食後が良いでしょう。

トイレの失敗で子犬を叱ってはいけません。

何も言わずすぐに片付けてください。臭いが残っていると、同じところにまたウンチやおしっこをするかもしれません。

消臭剤などを使って臭いを消してください。

失敗を見つけて大声をあげたり騒いだりすると、子犬は排泄そのものを叱られていると感じ取ります。

気をつけてくださいね。

→詳しくは子犬のときこそワンツーコマンドを教えるビッグチャンス!

3. 上下関係を教える

ノーフォークテリア

他人や他の犬に吠えたり、かみついたりする犬は飼い主と一緒に行動することが徐々に減ってきてしまいます。

あなたの犬が幸せに生活していくためにはしっかりと人間社会のルールを守らせないといけません。

そこで大切になるのが飼い主との上下関係です。

犬は自分より強いリーダーでないと指示に従いませんから、飼い主はしっかりした上下関係を作る義務があるのです。

母犬と子犬の関係を見ていると、子犬が排泄をするたびに母犬が子犬をひっくり返しお腹をなめています。

そうされている間子犬はじっとその姿勢を保っています。

子犬にとって絶対的な存在の母犬に何度もこの行為を繰り返されることでお腹を見せる服従の姿勢の習慣付けができます。

子犬が家庭にきて一週間目では、子犬とスキンシップを取りながら、このレベルの上下関係作りをしていきましょう。

無理にこの姿勢をとらせるのではなく、自然なふれあいの中でゆっくりお腹を上にするようにします。

子犬のお腹をマッサージしてやると気持ちが良くてじっとしているうちに眠ってしまう子犬もいます。

家族全員でこの行為をしてやることで子犬が家族の中で一番下であることをわからせてあげましょう

コメント

タイトルとURLをコピーしました