犬は人間の最愛のペットであり、多くの飼い主たちは彼らを大切にしています。
しかし、犬のトイレ問題は、飼い主にとっておおきな問題の1つです。
とくに、犬が外でトイレをしないと困ってしまいますね。
そこで、今回は「犬が外でトイレしない」について、具体的な解決方法をお伝えしていきます。
犬のトイレ中は防備な状態
まず、犬が外でトイレをしない理由を理解することが重要です。
犬はトイレをする時、自分自身を守るために周りの状況にとても敏感になります。
そのため、適切な環境ではないと犬が感じていると外ではなかなかトイレをしないことがありますね。

家のトイレを排泄する場所と覚えている
家の中では問題なく排泄できるのに、散歩中はまったくしない犬も珍しくありません。
その場合は、「排泄は家の決まった場所でするもの」と覚えているのでしょう。
外でしないからといって、しつけに失敗したとは限りません。
足元の感触に慣れていない
犬によって、トイレシート、草、土、砂利など、排泄しやすい足元の感触には好みが出ます。
いつもシートの上でしている犬なら、初めての草地や土の上では戸惑うことも。
外全部が苦手なのではなく、排泄しやすい場所をまだ見つけられていないだけかもしれません。
車や人や犬など外の刺激が気になる
車の音、人の往来、ほかの犬の気配など、外は室内よりずっと刺激の多い場所です。
周囲を気にしている犬は、排泄よりも安全確認を優先しがちです。
まずは静かで人通りの少ない場所を選ぶと、落ち着きやすくなります。
散歩中は遊びや匂い嗅ぎに夢中になっている
散歩が楽しく、匂い嗅ぎや探索に集中しているため、排泄のタイミングを逃している犬もいます。
長く歩けば必ずトイレをするとは限らないので、起床後や食後など排泄しやすい時間に外へ出る方法も試してみましょう。
なぜ外でしないかをチェック
| 愛犬の様子 | 考えられる理由 |
|---|---|
| 帰宅するとすぐトイレする | 家を排泄場所と覚えている |
| 外では周囲をずっと見ている | 緊張や警戒が強い |
| 犬や車を怖がる | 社会化や環境への不安 |
| 特定の草や土では排泄する | 足裏の感触への好み |
| 散歩中ずっと匂いを嗅ぐ | 外の刺激に集中している |
| 旅行先でも我慢する | 排泄場所へのこだわりが強い |
外での排泄は犬の社会化の問題
犬が外でトイレをしない場合は社会化の問題も考えられます。
犬は、社会化されることによって自信を持って行動するようになります。逆に犬が社会化されていない場合、外での排泄することに自信が持てないことも。
そのため、子犬のうちから散歩や外出を習慣化し、まわりの環境に慣れさせることが大切ですね。

外そのものに緊張している犬は、トイレだけを練習するより、まず静かな場所で外の音や匂いに少しずつ慣れるほうが近道になるでしょう。
散歩に慣れる流れは、子犬が散歩を嫌がらないための社会化の方法も参考にしてください。
外でトイレしなくも、良い理由

最近はエチケットの問題で、犬に外でトイレさせないという意見もあります。たとえば、公園や散歩道での排泄は、他の人や犬に迷惑をかけることがあるため、他の人や犬に配慮するためには犬は外でトイレをさせない、という考え方です。でもそれは正しいとは言い切れません。
犬は自然界では外で排泄をする生き物であり、屋内で排泄することは本来の行動ではありませんからね。また、外での運動や社会化にも重要な側面を持ちます。
ただし、環境面や犬の健康状態によっては、屋内でトイレをさせることが適切な場合もあります。犬が家の中でトイレをすることで、衛生面も保たれるため、犬と飼い主の健康にも良いという側面もあります。
犬のトイレの問題には様々な要因があり、個々の犬に合った適切な方法を見つけることが大切です。
室内でできているなら外でしないことだけで問題とは限らない
室内の決まった場所で無理なく排泄できているなら、必ず外でさせなければならないわけではありません。
ただ、旅行、長距離移動、ペットホテル、引っ越しなど、いつもの家以外で過ごす機会を考えると、「自宅以外でもできる」経験を少しずつ作っておくと安心です。
犬が外でもトイレできるようになる5つの練習
排泄するときの掛け声を決める
「ワンツー」「トイレ」など、短くて毎回同じ掛け声を決めます。
まずは家で排泄している最中に同じ言葉を添え、排泄と掛け声を結びつけていきます。
外で排泄できたときも同じ言葉を使うことで、「ここでもしていい」と理解しやすくなります。

排泄しやすい時間に散歩へ出る
起床直後、食事後、水を飲んだあと、遊んだあとなど、普段の排泄パターンを観察してみましょう。
トイレが近い時間に外へ出たほうが、長時間歩き続けるより成功のきっかけを作りやすくなります。
いつものトイレシートを外へ持っていく
家で使っているトイレシートを外へ持っていくのも有効です。
いきなり草や土の上で排泄させるのではなく、犬が知っているシートを手掛かりにして、自宅以外でも排泄できる経験を作ります。
芝生や土など排泄しやすい場所を探す
犬によって好む足元の感触は違います。
舗装路ではしないのに芝生ならできる、土の上では落ち着く、といった違いがないか観察しましょう。
愛犬が排泄しやすい素材を見つけることが、外トイレの第一歩になるでしょう。
できた瞬間に褒める
外で排泄できたら、終わった直後にすぐ褒めます。
時間がたってからでは、犬は何を褒められたのか分かりにくくなります。
褒め方については、子犬のご褒美は「おやつ」「いい子」「なでる」の3つのほめを使う方法も参考になります。
外でしなかったからと叱るのではなく、成功した経験を積み重ねていきましょう。
外でトイレしない犬は旅行で困る?
普段は家のトイレで問題なくても、旅行や長距離ドライブでは「いつもの場所」がありません。
そのため、出かける予定があるなら、旅行当日に初めて試すのではなく、普段から自宅以外でも排泄できる経験を作っておくと安心です。

旅行前に自宅以外で排泄する練習をする
家の前、庭、静かな散歩道など、愛犬が落ち着ける場所から始めます。
旅行そのものの準備については、子犬と旅行はいつからOKなのかも合わせて確認しておきましょう。
普段使っているトイレシートを持参する
旅行先でも、普段使っているシートを用意すると排泄場所を理解しやすくなります。
宿泊先のルールを確認し、指定された場所で使いましょう。
いつもの掛け声を使う
場所が変わっても、家で覚えた掛け声は共通の手掛かりになります。
「場所」だけでなく、「シート」や「掛け声」を排泄の合図として覚えさせておくことがポイントです。
長距離ドライブの前に車にも慣らす
トイレだけでなく、車そのものに緊張していると排泄しにくくなることも。
長距離移動を予定しているなら、子犬を車移動に慣れさせる方法も確認し、短い移動から慣らしていきましょう。
室内でトイレするシツケ
犬が外でトイレしない場合、室内でのトイレトレーニングが重要になります。
まず、犬がトイレをする場所を決める必要があります。犬が好む場所や、飼い主が見やすい場所などを考慮して決定しましょう。

室内でトイレトレーニングを行う場合、トイレの場所を一定にすることが大切です。毎回違う場所でトイレをしてしまうと、犬はトイレがどこでできるか混乱してしまいます。
そのため、最初は狭い範囲にシートを敷いてトイレをする場所を絞り、徐々に場所を広げていきましょう。
また、トイレのタイミングも重要です。食事後や寝る前、遊んだ後などは排泄の必要がある場合が多いため、そのタイミングでトイレに誘導することが大切です。
室内で「あと少しなのに外してしまう」タイプなら、犬のトイレ失敗を防ぐ境目の考え方も参考にしてください。
犬が外でトイレしないときのFAQ

犬が散歩中にトイレしないのはおかしい?
家の決まった場所で問題なく排泄できているなら、散歩中にしないことだけで「おかしい」と考える必要はないでしょう。
家を排泄場所として強く覚えている犬もいれば、外では周囲が気になって落ち着けない犬もいます。
散歩から帰るとすぐトイレするのはなぜ?
「トイレは家でするもの」と覚えているのかもしれません。
外で我慢しているというより、家に戻っていつもの場所に着いたことで排泄のスイッチが入る、と考えると自然です。
外でトイレするまで散歩を続けたほうがいい?
長く歩けば必ず排泄するとは限りません。
むしろ疲れたり緊張が続いたりすることもあるため、排泄しやすい時間に短く試し、成功したら褒める方法が取り組みやすいでしょう。
成犬になってからでも外トイレを覚えられる?
成犬でも新しい習慣を覚えることはできます。
ただし、それまでの排泄場所へのこだわりがあるため、トイレシートや掛け声など、犬が理解しやすい手掛かりを使いながら少しずつ練習しましょう。
家でしかトイレしない犬でも旅行できる?
旅行はできますが、慣れない場所では排泄しにくい犬もいます。
普段使っているシートを持参し、旅行前から家以外で排泄する練習をしておくと安心です。
まとめ

愛犬が外でトイレをしないことに悩んでいる飼い主さんは多いです。
しかし、トイレトレーニングをしっかりと行い、環境を整えることで、愛犬が外でトイレをできるようになります。
もちろん、トイレトレーニングに失敗しても、あきらめずに続けることが大切。
さまざまなトイレグッズも活用しながら、愛犬との生活を快適に過ごせるようにしましょう。


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