頭のいい犬ランキングTOP10|賢い犬種と飼いやすさは別?

結論:
犬の賢さは、ランキングの順位だけでは決まりません

ボーダー・コリーなど、人の指示を理解して作業することが得意な犬はランキング上位に入りやすいです。
一方で、自分で判断する力や飼い主の気持ちを読む力など、順位には表れにくい賢さもあります。
「頭がいい=飼いやすい」とも限らないので、犬種の特徴と暮らし方を一緒に見ることが大切です。

チェスをする犬

頭のいい犬 ランキング

あるアメリカのセールスマンが南部を回っていると、町の酒場でなんと「チェスをする犬」に遭遇する。

一頭のラブラドールレトリバーが、しわくちゃの老人と対戦しているのだ。
あまりの光景にセールスマンが

「こいつは驚いた! この犬は天才だな!」
と呟くと、

老人はチェス盤から顔を上げてこう言った。

「たいしたこたねえよ、こんな犬。
5回に1回しか勝てねぇんだからよ」

 買い物をする犬

頭のいい犬 ランキング

ふと見ると、そこに犬がいた。

口にくわえた買い物メモをみると「ソーセージ5本 ステーキ用の肉5枚」と書いてある。

肉屋は注文通りの品物を袋に入れ、犬の口にかけてやると、犬は通りを歩き出した。

「どこからきてるのだろう? 随分と利口な犬だな」と思った肉屋は、こっそりと後をつけることにした。

1ブロック歩くと、バスストップから犬はバスに乗り込んだ。

肉屋も早速乗り込むと、どうやらバスの運転手は犬をよく知っているようで、特に驚いた様子は見せない。

数ブロック走ったところで、犬は立ち上がり、出口に向かった。
伸び上がって自分で停車ボタンを押してバスを止め、降りて行く。

「すごいな、この犬は」肉屋はびっくりしながら、ついていった。

2ブロック歩いて、とある一軒家についた。

犬は買い物袋を下ろすと、いきなりドアに体当たりをした。

何事も起こらないので、家の横に回り、窓にジャンプしてノックをすると、ようやく中から不機嫌そうな男が顔を出して言った。

「まったく、お前はなんて間抜けなんだ!」

それを聞いた肉屋はたまらず、

「間抜け? この犬は天才に違いありません!」

そういうと、犬の飼い主は、

「天才? あんた、何を言ってんだ。
本気でそんなこと思っているのか? この間抜けは今週、もう3回も鍵を忘れたんだぞ」

犬の賢さってどのくらい

賢い動物ランキング

思わず笑っちゃいますね。

犬に関するアメリカンジョークはたくさんあるのですが、大きな傾向は「犬の賢さ」をテーマにしているところです。

飼っている私たちは日々実感しますが、犬の賢さはどのくらいなんでしょうね。

通説では人間の3歳児並みと言われています。

犬は人間の言葉を理解しているようですが、実は理解しているのは「単語だけ」のようですね。

どの犬種も200くらいの単語を理解して行動できるそうです。

では、あらゆる動物の中で、犬はどのくらい頭がいいのか?

なんだか大学の偏差値ランキングみたいですが、
1位 チンパンジー
2位 豚
3位 イルカ
4位 オウム
5位 クジラ
6位 犬
7位 タコ
8位 ゾウ
9位 リス
10位 猫
2位豚 7位タコ・・・。
いいのかな、食べちゃって。

そして我らが犬は堂々の6位です! タコの知能をどのように判定したのか、とっても気になりますねえ。

頭のいい犬種はなに?

賢い犬ランキング

動物の中では6番目に頭がいい犬。

では犬のなかではどんな犬種が頭がいいのか?

カウントダウンで発表すると、
10位 オーストラリアン・キャトル・ドッグ
9位 ロットワイラー
8位 パピヨン
7位 ラブラドール・レトリバー
6位 シェットランド・シープドッグ
5位 ドーベルマン
4位 ゴールデン・レトリバー
3位 ジャーマン・シェパード・ドッグ
2位 プードル
1位 ボーダー・コリー
でした!

このランキングは「犬のIQ順位」ではない

犬種ランキングは見ていて楽しいものですが、順位だけで「この犬は頭がいい」「この犬は賢くない」と決めるのは少し早いです。
よく引用されるランキングは、人の指示を理解して行動する力や、作業を覚える力を重視した評価が中心です。
犬の賢さ全部を一本の物差しで測ったものではないんですよね。

メガネをかけて本を読むアフガンハウンドと、賢い犬ランキングはIQ順位ではなく人と働く賢さを示すと解説するインフォグラフィック

ランキングが見ているのは「人と働く賢さ」

ボーダー・コリーやプードル、ジャーマン・シェパードは、人の合図を読み取り、新しい作業を覚えることが得意です。
だからランキング上位に入りやすいんですね。
ただし、狩猟犬のように自分で判断して動くことを求められてきた犬は、「すぐ指示に従う」という尺度では評価されにくいことがあります。
ランキング1位の理由をもう少し知りたい人は、
ボーダーコリーの知能と賢さの特徴
も参考になります。

順位が低い=頭が悪いではない

呼んでもすぐ来ない。
同じことを何度も教えないと覚えない。
そんな様子を見ると、「うちの犬、もしかして賢くない?」と心配になることがあります。
でも、指示への反応がゆっくりでも、においを追う力、周囲を警戒する力、自分で状況を判断する力が優れている犬はいます。
ランキングは「犬の価値」を決める表ではありません。

同じ犬種でも賢さの表れ方は違う

同じ犬種でも、性格、育った環境、経験、飼い主との関わり方によって、得意なことはかなり違います。
「犬種が同じなら同じように覚える」と考えないほうが、愛犬の良さを見つけやすいでしょう。
小型犬に絞って知りたい場合は、
賢い小型犬にはどんな犬種がいるのか
もまとめています。

頭がいい犬ってどんな犬?

ボーダーコリーが本を読んでいる

犬の知能には個体差がありますが、一般的に「頭がいい犬」とされる犬種には、共通した特徴があります。
たとえば、指示をすぐに理解し、問題解決能力が高く、記憶力が優れていることが挙げられます。
さらに、飼い主の気持ちを敏感に察知し、的確に行動できる犬も知能が高いとされる傾向にあります。
では、具体的にどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

知能の三本柱で見る犬の賢さとは?

「おまえ、やればできるタイプか…?」
そんなことを言いたくなる犬がいます。
こっちが命じてもすっとぼけてるのに、勝手に戸を開けておやつをゲットしてたりする。
ずるい。
犬の知能には「本能的知能」「適応的知能」「服従と作業の知能」って3つの要素があるらしいのです。
つまり、生まれつきの才能、環境で身につく賢さ、人に従う能力ってわけ。
うちの犬は、3つのうち「本能」と「適応」に全振りしてる気がするって人も多いかも。
飼い主の指示は右から左だけど、物音の察知と空気の読む力はプロ級とかね。
芸を覚えなくても、こいつはこいつなりに賢い。
そう思う瞬間ってありますよね。

犬種別ランキングだけじゃない!性格までわかる

犬の知能ランキングって、つい見たくなる。
「おお、うちの子けっこう上位じゃん」とか、「あー、やっぱ下か…」とか。
なんかテストの順位みたいでドキドキします。
でも、じつはそれって“人間目線の賢さ”であって、犬本人の本気はそこじゃないこともありますよ。
散歩中にうまく信号を待てるとか、イヤなことがあっても無理に吠えないとか、ランキングには出てこない“賢い”がいっぱい。
うちの犬はたぶん順位低めだけど、夜更かししてたら眠そうにリードをくわえて「そろそろ寝ない?」って持ってくる。
そういうとこ、たぶんランキングに載らないけど、すごく賢いと思うんです。

指示をすぐに理解するワンコ

頭がいい犬の最大の特徴の一つが、指示の理解力です。
犬は人間の言葉を完全に理解しているわけではありませんが、音やイントネーション、ジェスチャーと組み合わせることで、意味を学習します。
言葉だけで伝わりにくいときは、
ジェスチャーを使った犬のしつけ方
を取り入れると、合図がより分かりやすくなります。
たとえば、牧羊犬として活躍するボーダーコリーは、200以上の単語を理解できると言われています。
また、警察犬や盲導犬として訓練される犬種も、指示をすぐに理解し、適切な行動を取る能力に長けています。
こうした犬たちは、飼い主の声のトーンや表情からも指示を読み取り、忠誠心を持って行動することが得意です。

問題解決能力が高い天才犬

頭のいい犬は、単に言葉を覚えるだけでなく、自分で考え、状況に応じた行動を取ることができます。
たとえば、何か障害物があった場合、ただ立ち止まるのではなく、「どうすれば通れるのか?」を考えて行動するのです。
プードルやジャーマン・シェパードのような犬種は、こうした知能の高さを活かし、軍用犬や救助犬としても活躍しています。
飼い主さんが意図しないドアの開け方を覚えたり、おもちゃを使って新しい遊びを考えたりすることもあります。
問題解決能力が高い犬は、好奇心旺盛であることが多く、遊びの中で新しい学習を繰り返しながら、どんどん賢くなっていくのです。

記憶力抜群で学習スピードが速い

頭のいい犬は、物覚えが良く、新しいコマンドを素早く覚えます。
一般的に、犬は3歳児程度の知能を持っていると言われており、短期間でさまざまな指示を学習することができます。
特にボーダーコリーやドーベルマンは学習能力が非常に高く、数回の反復練習でコマンドを覚えることも珍しくありません。
また、学習した内容を長期間忘れにくいのも、知能が高い犬の特徴です。
たとえば、しばらく練習をしていなかったコマンドでも、一度教えられたことを思い出し、すぐに実行できるケースもあります。

飼い主の感情を読むエスパー犬

頭のいい犬は、単に言葉を理解するだけでなく、飼い主の気持ちを敏感に察知する能力も持っています。
たとえば、飼い主さんが落ち込んでいるときに寄り添ったり、楽しそうなときに一緒に喜んだりすることができるのです。
ゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバーは特にこの傾向が強く、盲導犬や介助犬としても活躍することが多いです。
犬は人間の表情や声のトーン、行動パターンを観察しながら、「今、自分はどう振る舞うべきか?」を判断しているのかもしれませんね。
犬の気持ちは顔だけでなく体にも出ます。
犬のしっぽから気持ちを読み取るポイント
も合わせて見ると、愛犬のサインをつかみやすくなります。

データで納得!犬のIQと感情の読み取り能力

ある日、ひどく落ち込んでいたら、犬がそっと隣に座ってきた。
まるで「話す?」と言ってるみたいな顔。
え、エスパー?
実際、犬は人の声のトーン、顔つき、歩き方まで見ているらしい。
なんなら「この人、今日はあんまりかまってくれなさそう」とか判断して、寝たふりしてることもあるとか。
賢すぎでは?
IQというとクイズ番組っぽいけど、犬の「頭の良さ」はむしろ“察する力”にあるようです。
空気読み力。
忖度スキル。
こっちが何も言わなくても、「今はそっとしておこう」って距離を保つ。
そういうのを見せられると、「あー負けたな」って気分になりますね。
※くわしくは「
頭がいい犬の特徴

賢い犬ほど飼いやすい? 実は別の話

「頭のいい犬なら、しつけも簡単そう」と思いますよね。
でも、覚えるのが速いことと、誰にとっても飼いやすいことは別です。
賢さが高いほど、飼い主側にも一貫した接し方や十分な刺激が求められる場合があります。

頭はいいけどいうことは聞かないボーダーコリー

覚えるのが早い=しつけが簡単とは限らない

賢い犬はコマンドを覚えるのが速い一方で、飼い主ごとにルールが違うと、その違いまですぐ覚えます。
「お父さんには飛びついてもいいけど、お母さんにはダメ」のような状態になると、犬にとってルールが複雑になります。
最初に家族で教え方をそろえ、何から教えるか迷ったら
犬のしつけの順番
を決めておくと進めやすいでしょう。

困った行動も覚えるのが早い

吠えたらおやつが出てきた。
リードを引っ張ったら行きたい方向へ進めた。
そんな偶然が何度か続くと、犬は「こうすれば望みがかなう」と学習します。
賢さは、飼い主に都合のいいことだけを覚える力ではありません。
すでに吠えや噛み、引っ張りなどで困っているなら、
犬の問題行動の原因とトレーニング
も確認してみてください。

頭だけでなく体を動かす時間も必要

作業意欲の高い犬は、何もすることがない時間が長いと退屈しやすいことがあります。
散歩、におい嗅ぎ、遊び、簡単なトレーニングなどを組み合わせ、頭と体の両方を使わせることが大切です。
犬種ごとの運動量が気になる場合は、
犬種ごとの適切な運動量
も目安になります。

初心者向きかどうかは生活との相性で決まる

賢い犬でも、必要な運動量やお手入れ、留守番の長さが家庭の生活と合わなければ、飼いやすいとは感じにくいでしょう。
「頭がいい犬」を探すだけでなく、毎日の暮らしに無理なく合わせられる犬種かを見ることが大切です。
これから犬を迎える人は、
初めて犬を飼う人の犬種選び
も合わせて確認しておくと安心です。
おとなしい犬を基準に考えたい場合は、
おとなしく飼いやすい犬種の考え方
も参考になります。

ランキングに出ない「うちの犬の賢さ」

ランキングを見たあとに、本当に面白いのは自分の犬を観察することです。
コマンドを何回で覚えたかだけでなく、日々の暮らしの中には、その犬ならではの賢さがたくさん表れています。

飼い主を観察しているボーダーコリー

飼い主の生活リズムを覚える

散歩の時間になると玄関へ行く。
パソコンを閉じる音を聞くと立ち上がる。
寝る前になると自分からベッドへ向かう。
毎日のパターンを覚えて先回りするのも、経験から学ぶ力の一つです。

表情や声のトーンを読む

犬は言葉だけでなく、表情、声の高さ、体の動きなどをまとめて見ています。
飼い主が何も言っていないのに、雰囲気を察して少し離れたり、逆にそばへ寄ってきたりすることがあります。
こうしたサインを知ると、「言うことを聞くかどうか」だけでは見えなかった賢さに気づきます。

自分で問題を解決する

届かないおもちゃを前足で引き寄せる。
回り道をして飼い主のところへ来る。
扉が開く方向を覚える。
こうした行動には、状況を見て試し、うまくいった方法を覚える力が表れています。

経験から行動を変える

犬は経験から「これは安全」「これはちょっと怖い」と学んでいきます。
子犬の時期にさまざまな音、人、犬、場所に無理なく慣れる経験は、その後の行動にもつながります。
これから子犬を育てる人は、
子犬の社会化と散歩に慣らす方法
も読んでおくと、賢さを伸ばす土台づくりに役立ちます。

頭のいい犬についてよくある質問

一番頭がいい犬種は何ですか?

よく引用される作業・服従能力を重視したランキングでは、ボーダー・コリーが1位として知られています。
ただし、犬の賢さには自分で判断する力や、人や環境に適応する力もあり、「犬の知能すべてで絶対1位」という意味ではありません。

賢い犬ならしつけは簡単ですか?

覚えるスピードが速い犬は教えやすい面があります。
一方で、望ましくない行動も学習するため、家族でルールを統一することが大切です。

ランキングが低い犬は頭が悪いのですか?

そうとは限りません。
人の指示に素早く従うことが得意でなくても、においを使う能力、警戒する力、自分で判断する力など、別の得意分野を持つ犬はたくさんいます。

犬の賢さは育て方でも変わりますか?

犬種による傾向はありますが、学習経験、環境、飼い主との関わり方によって、身につく行動や得意なことは変わります。
「生まれつきの順位」だけで決めつけず、その犬が何を得意としているかを見ることが大切です。

まとめ

飼い主に甘えてくるボーダーコリー

頭のいい犬ランキングは犬種ごとの傾向を知る入口として楽しめます。
ただし、順位が示しているのは犬の賢さの一部分です。
指示を覚える力だけでなく、自分で考える力、飼い主の様子を読む力、経験から学ぶ力も犬の大切な知性です。
ランキングを見たあとは、ぜひ目の前の愛犬の「その子なりの賢さ」も探してみてください。

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