横浜周辺で犬を連れてどこかに行きたいな、と考えたら服部牧場が何回か候補に上がったかもしれません。
牧場で馬や牛を愛でつつ、愛犬と散歩。なんだかなごむわー、って感じですよね。
早速服部牧場に行ってきました!
1. 服部牧場とはこんなところ
入場料は無料 駐車場もね びっくりするくらいの動物の数
服部牧場の歴史は昭和44年(1969年)、乳牛中心の農場として開場したときから始まります。宮ケ瀬湖に近くて、神奈川県下随一の広さと規模の牧場なんですね。
ホルスタイン種・ジャージー種・ブラウンスイス種併せて50頭余りの乳牛、馬、羊、ヤギ、うさぎ、ミニブタなど多くの動物たちがいます。規模が大きく、都会のとなりにあるとはにわかに信じられないくらい本格的です。
施設としては
牧草地
アイス工房カサリンガ
神保ライディングクラブ
放牧場
バーベキュー場
などがあります。
なにより嬉しいのは入場料が無料ってところです。
駐車場も無料。
ただし、駐車場はコンクリで固められていないので砂埃がひどく、タイヤは確実に真っ白になります。
カブリオレでいったのですが、慌てて幌をかけました。
2. クルマなら横浜からなら1時間
クルマなら東名―圏央道をつかえば1時間かからず着きます。
この近さは嬉しいですね。
電車では電車とバスを乗り継ぎ、さらに徒歩30分なので、あまり現実的ではないかもしれません。クルマをお勧めにます。
3. 洗練された観光地ではないし、けっこう臭う
無料だからなのか、普通の牧場を一般開放しているだけだからなのか、相当ケモノ臭はあります。コロナ禍でマスクをしていましたが、それでも強烈に臭いました。
もちろん観光地として開発されているわけでもないので、アトラクションなどもありません。そこは勘違いしない方がいいですね。
4. 犬連れOKのところ、禁止のところを理解しておこう
基本は犬連れOKですがアイス工房、ソーセージ工房、牛舎・ガーデン内はペット同伴での入場はNGなんですね。
牛舎に逆の「出口」から入ってしまうと、入り口の注意書きに気づきません。牛舎は本当に牛が密集しているので、慣れない動物は危険なのだと思います。
乳牛のかなり近くを通ることになるので、大迫力。服部牧場の乳牛はホルスタイン牛というおとなしい種類の牛たちなので、怖がる必要はないそうですが。
5. 牧場体験プログラムがたくさん
観光地化はされていませんが、素朴な牧場体験のプログラムはあります。ただ犬連れでは難しいかもしれませんが。
・乳しぼり体験
一組(10名まで)1,000円(10名以上は一人につき100円追加)。団体以外は事前予約も必要なし。10:00~14:50先着順で早めに終わってしまうこともあるため注意が必要。
・バター作り体験
新鮮な生クリームをビンに入れて30分ほど振り、バターを作ります。もちろんできたバターは持ち帰ることができ、おうちで新鮮なバターの味を楽しめます。
・乗馬体験
併設の神保ライディングクラブでは乗馬体験もできます。引き馬体験から、本格的な乗馬レッスンまであるんですよ。神保ライディングクラブの馬は大河ドラマやテレビCMで活躍している馬ばかりなんだそうです。それはちょっと見てみたいですよね。引き馬体験第2・第3土曜日、日曜日の午前10時〜午後11時で、2歳以上で参加可能。料金は1周500円。
体験乗馬をすることも可能。料金はお手軽体験コースで15分2,500円。
6. 牧場の手作りジェラートを食べみた
牧場といえば牛乳を使ったソフトクリームやジェラートが定番ですが、服部牧場にもあります。手作りジェラート。お店は「カサリンガ」って言うんですね。
「カサリンガ」はイタリア語で「主婦の」「自家製の」と言う意味です。イタリア料理店にこのような名前がありますよね。
HPには「当店のアイスクリームは健康な牛たちから生産された、高品質な服部牧場産牛乳のみを使用。
また、加える食材にも最高級のものを使用し、素材の美味しさを損なわないよう、
丹精込めてひとつひとつ手作りしております。
大量生産は出来ませんが、一人でも多くのお客様に「日常の小さな幸せ」を
感じていただけるアイスクリームを目指しておりま」とあります。期待が高まりますね。
券売機でチケットを買います。1万円、5千円札は使えませんので注意です。
シングルで450円、ダブルで780円と結構強気のお値段。
私はホワイトマカダミア。マカダミアナッツ入りのジェラートですね。
暖かい冬の日だったからか、どんどん溶け出してしまい、急いで食べました。
「濃厚ミルクに冷凍イチゴがゴロっと入ったイチゴミルクジェラートは美味美味」
「リッチミルクが1番美味しいと思う」
「ソフトクリームは最高においしい!」
「すぐにジェラートを食べたので並ばずに買えましたが、2時過ぎあたりから行列ができていたので早目に食べた方が並ばずにすみそうです」
「とにかくアイスが美味いです!夏だったら2~3個いけちゃいます。」
などなど、絶賛の嵐のおいしさです。ソフトクリームもいっときゃよかった。
人気ですから売り切れてしまうこともあるそうです。着いたらまず食べることをお勧めします。
カサリンガ
お問い合わせ
046-281-0917
営業時間
10:00~17:00(L.O)
営業時間・定休日
日曜営業
定休日
冬期(11~2月)のみ、金曜日、冬期以外は、無休(天候に準ずる)
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
7.ソーセージ工房 Metzgeri Hattori
この日はあいにくソーセージまで食べれなかったのですがなかなかの名品らしいですよ。
お店は「メッツゲライ」といってソーセージやハムが揃っています。「メッツゲライ」ってドイツ語でそのものズバリ「肉屋」って意味ですからね。
ドイツで修行した職人が一つ一つ手作りをしているそうで、ホットドッグ(550円)がおいしそうです。
ドイツビールやフライドポテト、コーンスープなども楽しめるようですよ。
営業時間:朝10時~17時
冬季 (11月~2月) は金曜定休 (祝日除く)
【入場無料】
所在地:神奈川県愛甲郡愛川町半原6087
TEL:046-281-0917
8. 雨天でもバーべキューが楽しめます
BBQ場も設置されています。
屋根があり、雨の日でも大丈夫! テーブルにある鉄板をガスコンロで熱して使うタイプです。炭と網ではないので、鉄板焼きでしょうか、正確には。
便利だなと思うのは食材も用意してくれて手ぶらでBBQできるところ。5日前までに予約しないといけないのですけどね。後始末もお任せなので気楽にBBQできますね。六人がけのテーブルの使用料3600円と食材が一人前2500円ですね。食材は思ったよりボリュームがあると好評です。
一方ガスコンロと鉄板だけ貸し出されるコースもあります。このコースでは食材やドリンク、お皿やお箸は自分で用意しないといけません。ゴミも自分で持ち帰りです。こちらはテーブル使用料のみで3600円。
9. 手軽にキャンプ体験できるのがいい
私はとんと縁がありませんが、服部牧場はキャンプもできます!
普段は放牧しているのであろう広場がキャンプ場。
トイレはウィンナー売り場の横のトイレのみ。女子用が4つしかなく、昼間観光客がたくさんいるときは混むんじゃないかなあ。宿泊のキャンプには、お風呂・シャワーが無いので、車で20分くらいの場所にある入浴施設(湯楽の里・湯花楽)を利用すると良いようです。薪などは売っていません。
DAYキャンプ2500円、宿泊キャンプ3500円です。1サイト六人までです。
キャンプの受け付けは、アイス工房カサリンガ。
チェックイン:10:30から ・チェックアウト:10:00まで
10. 犬連れで楽しめるか
犬が牛や山羊と会える機会って基本ないですよね。
一度合わせてください。反応が面白いですよ。うちのノーフォークは怯えていました。自分より数倍大きいですからねえ。
服部牧場
営業時間
営業期間 営業:通年 10:00~17:00
定休日:3月~10月は無休。11月~2月は毎週金曜定休。
所在地 〒243-0307 神奈川県愛甲郡愛川町半原6087
交通アクセス【車】圏央道 相模原ICより10分 東名道 東名厚木ICより40分
【電車・バス】小田急本厚木駅より、半原行きのバスで終点まで60分。その後、徒歩30分。
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