犬の年齢早見表|人間年齢への換算と小型犬・中型犬・大型犬の目安

子犬で我が家にやってきたと思ったら、犬は驚くほど早く成長しますよね。

よく「犬の1年は人間の7年」と言われますが、実際の年齢の重ね方はそんなに単純ではありません。
犬は若い時期に急速に成長し、その後は体の大きさや犬種によって老化のスピードに差が出てきます。

小型犬・中型犬は子犬期の成長が速く、成犬になってからの加齢は比較的ゆるやかです。
一方、大型犬は成犬になってから年齢による体の変化が早く現れる傾向があります。

そのため、人間年齢への換算は「うちの犬はいま人間なら何歳くらい?」とイメージするための目安と考えるのがよさそうです。
大切なのは数字そのものより、愛犬の体重、歩き方、食欲、睡眠などの変化を一緒に見ていくことです。

柴犬について年齢ごとの変化を詳しく知りたい場合は、柴犬の年齢を人間換算した早見表とシニア期の目安も参考になります。

犬の年齢を人に換算する計算式

犬の年齢を人間に換算する方法はいくつかあり、表によって数字が少し違うことがあります。

従来よく使われてきた目安のひとつは、小型犬・中型犬では「(犬の年齢+4)×4」、大型犬では「12+(犬の年齢−1)×7」という考え方です。

たとえば10歳なら、小型犬ではおよそ56歳、大型犬ではおよそ75歳というイメージになります。
ただし、これは犬種や体格による違いを大まかに表したもので、医学的に「人間の何歳」と断定できるものではありません。

年齢表によって数字が違うのはなぜ

犬は最初の1〜2年で一気に成長するため、「1年=人間の7年」のような一定倍率では表しにくいからです。
また、研究によって年齢の捉え方や対象となる犬種が違うため、換算表にも差が出ます。

近年はDNAの変化をもとにした「16ln(犬の年齢)+31」という計算式も研究されています。
ただし、もとになった研究は限られた犬種を対象にしたもので、すべての犬にそのまま当てはまる万能な式ではありません。

ですからこの記事の早見表も、愛犬のライフステージを考えるための「目安」として使ってくださいね。

※参考 酪農学園大学 動物薬教育研究センター

それでは、小型犬・中型犬・大型犬に分けて早見表を見ていきましょう。

犬の年齢早見表【小型犬】

小型犬とは

成犬の時の体重が10kg未満の犬種が小型犬になります。

具体的はトイプードル・ミニチュアダックス・ヨークシャー・ジャックラッセル・マルチーズ・シーズー・チワワ・キャバリアなどですね。

犬の年齢 人間に換算
1か月 1歳
2か月 3歳
3か月 5歳
6か月 9歳
9か月 13歳
1年 17歳
1年半 20歳
2年 24歳
3年 28歳
4年 32歳
5年 36歳
6年 40歳
7年 44歳
8年 48歳
9年 52歳
10年 56歳
11年 60歳
12年 64歳
13年 68歳
14年 72歳
15年 76歳
16年 80歳
17年 84歳
18年 88歳
19年 92歳
20年 96歳

小型犬の平均寿命

小型犬の平均寿命は12〜15歳と言われています。

年齢が上がるにつれて活動量が落ちる犬もいるため、体重の増減にも目を向けたいところです。
体重管理については、犬の太り過ぎとダイエット、将来の病気やケガへの備えも合わせてどうぞ。

犬種別には

イタリアン・グレーハウンド(10.9才)

ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア(13.8才)

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル(12.4才)

シー・ズー(14.3才)

ジャック・ラッセル・テリア/ノーフォーク・テリア(11.8才)

スコティッシュ・テリア(12.6才)

チワワ(11.6才)

トイ・プードル(13.0才)

パグ(12.0才)

ビション・フリーゼ(14.9才)

フレンチ・ブルドッグ(10.2才)など

ペキニーズ(13.4才)

ポメラニアン(13.6才)

マルチーズ(13.7才)

ミニチュア・シュナウザー/カニーンヘン・ダックスフンド(12.8才)

ミニチュア・ダックスフンド(13.5才)

ミニチュア・ピンシャー(12.5才)

ヨークシャー・テリア/パピヨン(13.9才)

柴(15.1才)

※出典 東京都獣医師会霊園協会HP

犬の年齢早見表【中型犬】

中型犬とは

成犬時の体重が25kg未満の犬種が中型犬。

具体的には

ビーグル・コーギー・フレンチブルドッグ・スピッツ・柴犬・バセットハウンド・ブルドッグ・ボストンテリア・シェットランドシープドッグなどになります。

犬の年齢 人間に換算
1か月 1歳
2か月 3歳
3か月 5歳
6か月 9歳
9か月 12歳
1年 16歳
1年半 19歳
2年 23歳
3年 28歳
4年 33歳
5年 38歳
6年 43歳
7年 48歳
8年 53歳
9年 58歳
10年 63歳
11年 68歳
12年 73歳
13年 78歳
14年 83歳
15年 88歳
16年 93歳
17年 98歳
18年 103歳
19年 108歳
20年 113歳

中型犬の平均寿命

中型犬の平均寿命は11〜15歳と言われています。

成犬以降は年齢だけで運動量を決めず、犬種や体力に合わせるのが基本です。
犬種別に必要な散歩時間をまとめた記事も参考にしてください。

犬種別では

イングリッシュ・コッカー・スパニエル(12.3才)

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク(13.3才)

イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル(13.0才)

シェットランド・シープドッグ(13.6才)

シベリアン・ハスキー(13.5才)

バセンジー(11.1才)

ビアデッド・コリー(14.9才)

ブルドッグ(9.9才)など

ボーダー・コリー(12.7才)

日本スピッツ(13.9才)

※出典 東京都獣医師会霊園協会HP

犬の年齢早見表【大型犬】

大型犬とは

成犬時の体重が25kg以上の犬種です。
具体的にはゴールデンレトリバー・ラブラドールレトリバー・ダルメシアン・コリー・バーニーズ・シェパード・秋田犬・エアデールテリアなどになります。

犬の年齢 人間に換算
1か月
2か月 1歳
3か月 2歳
6か月 6歳
9か月 8歳
1年 12歳
1年半 16歳
2年 19歳
3年 26歳
4年 33歳
5年 40歳
6年 47歳
7年 54歳
8年 61歳
9年 68歳
10年 75歳
11年 82歳
12年 89歳
13年 96歳
14年 103歳
15年 110歳
16年 117歳
17年 124歳
18年 131歳
19年 138歳
20年 145歳

大型犬の平均寿命

大型犬の平均寿命は10〜13歳と言われています。

大型犬は体への負担を考えながら運動を続けることが大切です。
特に暑い時期は年齢に関係なく無理をさせず、夏の犬散歩に適した時間と路面温度の注意点も確認しておきましょう。

犬種別には

アイリッシュ・セッター(13.7才)

ゴールデン・レトリーバー(12.3才)

サモエド(13.4才)

スタンダード・プードル(12.4才)

ダックスフンド(12.8才)

ダルメシアン(14.5才)

ボルゾイ(11.3才)

ラブラドール・レトリーバー(13.5才)

秋田犬(11.6才)

※出典 東京都獣医師会霊園協会HP

犬のライフステージ

生後―1歳

子犬を迎えると毎日大変であたふたしてしまいますが、あっという間に成犬に成長してしまいます。
まずは忙しい毎日を楽しむこと、子犬にこれでもかって言うくらい愛情を注ぐことが大切ですよね。

しつけもこの時期から少しずつ始めていきます。
外に出られるようになったら、月齢や体力に合わせて散歩時間を調整しましょう。

散歩を始めたばかりなら、子犬の散歩時間はどれくらいが目安かも参考になります。

※詳しくは→子犬のしつけ方は16週で考えてみよう!

1年〜1年半以上

1年ほどで成犬になります。
何を持って成犬なのかは定かではないですが、妊娠や出産が可能になる年齢と考えれば良いかもしれません。
そのため避妊や去勢が必要になっていきます。

犬種別には

小型犬:10か月

中型犬:12か月

大型犬:15か月

が成犬の目安になっています。

子犬の時のフードを成犬用に切り替える基準にしてもいいかもしれませんね。

7年〜10年以上

「7歳になったら突然老犬になる」というわけではありません。
一般には7歳前後からシニア期を意識し始めますが、大型犬ではより早く、小型犬では比較的ゆっくり変化するなど個体差があります。

シニア期に入ったからといって、元気な犬の散歩を急に減らしたり、年齢だけでフードを一斉に切り替えたりする必要はありません。
食欲、体重、疲れ方、歩き方、睡眠などを見ながら、その犬に合った生活へ少しずつ調整していきましょう。

旅行や遠出も年齢だけで諦める必要はありませんが、移動時間や休憩の取り方には配慮が必要です。
犬との旅行がストレスになっていないか見分けるポイントも確認しておくと安心です。

シニア期かな?と疑うべき兆候

年齢の数字よりも分かりやすいのが、毎日の暮らしの変化です。
口元の白い毛が増える、寝ている時間が長くなる、散歩の速度が落ちる、新しいおもちゃへの反応が弱くなる、といった変化が少しずつ見られるようになります。

さらに年齢を重ねると、階段をためらう、散歩の途中で帰りたがる、筋肉が落ちる、目や耳の反応が鈍くなるなどの変化が出る犬もいます。

ただし、急に元気がなくなった、歩き方が変わった、食欲が落ちたといった変化を「年だから」と決めつけるのは禁物です。
発熱など体調不良の見分け方は、犬の平熱と発熱の違い、体温の測り方も参考にしてください。

シニアになると睡眠のリズムが変わることもあります。
夜に落ち着かない状態が続くなら、犬が夜寝ないときに考えられる理由と対処法も確認してみましょう。

毎日の刺激を保つことも大切です。
同じコースだけを歩くより、体調を見ながら変化をつける方法については、散歩コースを変えるメリットと認知症予防で詳しく紹介しています。

長生きさせるには

去勢・避妊手術

若いうちに去勢・避妊手術をしておくと犬の健康のためになります。
というのは生殖器官の疾患を引き起こすリスクを低くすることができるためです。
これはオスにもメスにも同じことです。
もちろん去勢手術については適切な月齢や時期があるので、獣医師に確認しましょう。

定期検診を受ける

健康診断の適切な頻度は年齢や持病、体調によって異なります。
若いうちから定期的に受診し、シニア期に入ったら、かかりつけの獣医師と相談して受診間隔を決めると安心です。
飼い主だけでは気づきにくい変化の早期発見にもつながります。

適切な食事

上質なフードを与えることはもちろんですが、年齢や運動の状況に合わせた内容のフードを選ぶことも重要です。
また犬との相性も大切です。
どんなに質が良くてもその犬のアレルギーである原材料が使われていたり、体質にあわず便秘や嘔吐を引き起こしてしまうこともあります。
フードを変えるときはいきなり全てを変えるのではなく、少しずつ変えていくと良いようです。

※詳しくは→子犬がご飯 残す フードを食べない 下痢は? 病気かわがままか理由を見極めよう

適切な運動

毎日の散歩はもちろんですが、それでも体力が余ってしまうような犬の場合は家の中でも知育玩具などで遊ぶのもおすすめです。
認知症予防にもなりますよ。

一方で、シニア犬になり、それまでと同じ運動量を嫌がるようになることもあります。
距離だけでなく歩く速さや翌日の疲れ方も見ながら調整しましょう。

散歩の途中で疲れやすくなった犬には、無理に「若い頃と同じ」に戻そうとしないことも大切です。
睡眠とのバランスを見るなら、犬がすぐ起きる理由とぐっすり眠らせる工夫も役立ちます。

また、歯や歯ぐきが弱くなって遊び方が変わる犬もいます。
年齢に合った遊び道具は、子犬・成犬・シニア犬別のかじるおもちゃの選び方で紹介しています。

犬の平均寿命は長くなっている

 

海辺を歩く老いたラブラドールと女子 一般社団法人ペットフード協会の2025年調査では、犬全体の平均寿命は14.82歳でした。
超小型犬は15.28歳、小型犬は14.59歳、中型・大型犬は13.63歳となっており、ここでも体格による違いが見られます。

もちろん平均寿命は「その年齢まで生きる」という期限ではありません。
犬種、体格、持病、生活環境などによって大きな個体差があります。

過去の調査を見ても犬の寿命は長期的に伸びてきました。
下の図は以前のアニコム調査で示された推移です。

犬と猫の平均寿命の推移を示したグラフ

※参照https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000028421.html

医療や飼育環境が整い、犬と一緒に過ごせる時間は以前より長くなっています。
その分、年齢表の数字だけを見るのではなく、日々の小さな変化に気づくことがますます大切になっています。

犬の一生は、人に比べるとやはり駆け足です。
何歳だからと生活を狭めすぎず、その日の体調に合わせながら、一緒に散歩したり遊んだりする時間を楽しんであげたいですね。

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