鎌倉はいつ行ってもいい。夏は夏でいいし、冬もいいい。東京や横浜からも近い。そして犬連れで楽しめる場所やお店がたくさんあります。観光地になるべくしてなっているといいますか、何度も通わないと全貌が見えない街ですよね。その中から犬連れで楽しめる場所をいくつかご紹介していきます。
長い階段をようやく登り終えると、小山の上にレンガ造りのテラスが現れます。
山の斜面をそのまま使っているようで、ものすごく立体的なレイアウト。
木立の合間の上下にパラソルが点在する様子がとてつもなくおしゃれです。屋外のテラス席は60席の「天空のカフェ」です。
なんでこんなところにこんなお店があるのよ? と思いますが、樹ガーデンの公式サイトによると
「鎌倉カフェテラス樹ガーデンの敷地は、元々会社オーナーの別荘として取得されたものです。
北鎌倉から高徳院(大仏様)に続く裏大仏ハイキングコースに隣接している事から、ハイキングの途中で けがをされたり道に迷われる方、またお手洗いを必要とされる方々が度々訪れられました。このため、救護等も兼ねたお休み処が必要ではないかと考え小さなテラス席から始めました。
現在の状態になるまでには、長い年月がかかりましたが、自然の原風景を大切にしたいとの考えに基づき、テラス席も山の地形に沿った形にしてあります。
この土地には鎌倉特有の山野草(山百合、えびね蘭、春蘭)なども自生しており、また四季折々の風景が楽しめます。またお天気の良い時には正面に富士山も望む事が出来ます。
これからも自然環境の保全・整備を第一に考え、皆様の憩いの場所として、ご提供させていただきたいと考えております。」(サイトより)
とのこと。一朝一夕に出来上がったわけではないんですねー。当たり前ですが。
このような成り立ちなので、アクセスも「大仏ハイキングコース」から入ることもできます。
歩いていると、突如コレが出てくるため、知らなかったら本当に驚きますよね。
12時20分くらいに入ったので、5番目くらいで順番が来ました。
そのあと、ズラズラズラーと待ちの行列が伸びたのでちょうどよい時間に来たようです。
案内の美人のお姉さんが「ノーフォークテリアですね? 珍しいんですよね」とわかってくれたことに気を良くして(通常 ミックスですか? が通り相場なんで)席に着きます。
犬連れはテラスの一角に集められるのですが、特にリードのためのフックも、水のサービスをいただけるわけではありません。
でも席の周りのどこかしらにリードを留めておけますから、心配はありません。
食べ物のメニューの数は超少ないですね。
そりゃそうですよ。
ただの水に値段つけても、このロケーションなら客が来ます。
1300円のクロワッサンプレートとアイスラテを頼みました。
バターをふんだんに使ったクロワッサン・フランセ。
サラダとヨーグルトと一緒のワンプレートがクロワッサン・フランセワンプレートですね。
普通に美味しいですよ。
いやー、ロケーションと雰囲気が凄すぎなんでそれで十分。
いや、ひょっとしたらあまり頼まれていないようだったカレーはすごくうまいとか?
でもまあ、とにかくロケーションに比べたら小さな事かもしれないです。
スイーツは季節ごとの手作りパイなどもあるそうでーす。
スイーツは売り切れてしまうことも多いため、なるべく早めに来店すると良いそうです。
鎌倉駅を起点に海側が御成通り、八幡様側が小町通り。
おんなじ通りだけど、小町通りのほうが何倍も人通りが多い気がするのはなぜでしょうね?
今日は浴衣の女性が多いです。
花火でもあるのかな? と聞くと、最近はコスプレとして着物姿で鎌倉や京都を歩くのが流行っているそうなのですね。
それ、誰得なんでしょう? 外国人がコスプレするのはわかるのですが、この暑い中を献身的に着物着て歩いているのですねえ。
一通りお店を覗いたけど、夕食の足しになるものがないですねえ。
じゃあ、しょうがないから帰ろうかと。
のどが渇いたので、2017年2月にオープンしたAW KitchinGardenに入ってみました。
天気が良いのでもちろんテラス席でアイスコーヒーをいただきます、クラフトビールの湘南ビールや、シャンパンなどもあり、クルマで着たことが悔やまれます。
こんな日には冷えたビールが・・・。
AW KitchinGardenは都内で人気らしいのですが、ココ鎌倉店は三浦野菜や地元で取れた魚介などで作った料理も楽しめるそうです。
この店の呼び物は料理やクラフトビールもありますが、真横を通る「江ノ電」かもしれないですね。
テラスが広いので様々なアングルから江ノ電を撮影できます。今日の江ノ電、通勤列車みたいに混んでました。
鎌倉にも江ノ島にもほぼ100%クルマできてしまうので江ノ電に乗るチャンスがありません。
一度高校生の時に乗ったかな。大学生のときにはクルマでしたしね。
今日の様子を見れば、鎌倉も確実にインバウンドで賑わってます。
江ノ電もマストアイテムでしょうね。海を眺めながら湘南をゆっくり走っていくのは確かに見ものですからねー。
犬用の施設は特に何もありません。リードフックもないし、犬用の水のサービスもない。
でも敷地が広いので他の客に気遣うことなく犬と一緒にいられるのがいいですね。
賑やかな鎌倉で少し疲れたら立ち寄ってください。
【平日】11:30~21:00(LO20:00) 【土日祝】11:00~21:00(LO20:00)
定休日 なし
※詳しくは→鎌倉AW KitchinGardenに江ノ電を見に行こう!
夏の青空にパームツリーが風にそよいでいるのを見ると、ここはどこだ? と錯覚してしまいます。
大学時代にデートでここを訪れた人も多いのではないでしょうか?
名前は聞いたことがあるけど、行ったことない、という方は是非一度訪れてください。
湘南や葉山に行っちゃう人が多いので、逗子マリ、空いてます。
さて、逗子マリといえば、ユーミンのコンサートですね。
プールサイドをメインステージにして小規模なライブが毎年開催されていました。
その名も「SURF&SNOW in ZUSHI MARINA」
1978年からのスタートで、騒音などの問題で近隣住民からクレームがあり、一時中止していた時がありましたが、トータルでは17回実施されたようです。
私も一度行きました。大きな会場で豪華に開催するのではなかったからか、はたまた海辺で行われていたからか、とても小粋なイメージのライブでした。
今は行われておらず、とても勿体無い、残念ですね。
逗子マリーナのイメージにぴったり合っていたと思うのですが。
そんな逗子マリーナですが、今でも犬連れで散歩をすれば、あの頃のノスタルジーに浸ることができます。
施設自体がいい感じに古びており、そんな趣が強まっているのかもしれません。
施設内にはFMのDJブースがあり、生中継中。各施設で流れています。
この辺も古き良き、「バブリー」ですよね。
駐車場から海沿いの堤防に沿ってぐるりと歩くと、遠くに江ノ島を見ることができます。
横には「リビエラ グランブルー」というレストランがありますが、鎌倉の花火大会ではここが穴場らしく、できれば一度窓辺を予約して見物したいと思っています。
レストランのセレブな雰囲気とは逆に、花火大会の当日には屋台なども出て賑わうそうです。オープンテラス部分は犬同伴でもOKだそうです。
散歩としてはそこまで食べられないのでレストランの横にある「Seaside Cafe」に行ってみます。(残念ながら閉店のようです)
こちらもテラス席があり、犬同伴できますよ。
いろいろなメニューがありますが、今日はネットで評判の良かった「トロピカルハンバーガー」を頼んでみました。
セットで「ビール付き」がありますと勧められましたが、「クルマなんで」と泣く泣く断り、テラス席で待ちます。
パイナップルを挟んだハンバーガーはとてもジューシーで美味しいです。
ランチにちょうど良いくらいの大きさで男性も満足できると思います。
定休日
無休
また、駐車場の入り口から200メートルくらいのところに「ゆうき食堂」があります。
とても有名なお店なのですが、周りに駐車場が少なく、ランチの時間帯は争奪戦です。一度マリーナの中に駐車してから行くのも手ですね。
※詳しくは→逗子マリーナを犬と散歩 シーサイドカフェでバブルの残り香を嗅ぎに行こう!
稲村ヶ崎の「MAIN」といえば湘南の海沿いレストランの草分け的存在ですよね。
江ノ島の「トニーローマ」(松明が燃えてましたねえ 惜しくも閉店)七里ヶ浜の「珊瑚礁」(ビッグサンダー・マウンテン状態ですねえ)と稲村ヶ崎の「MAIN」がイケてるレストランだったじゃないですか。
「MAIN」は1968年創業ですが、温泉と同じく2017年にリニューアル。
でもイメージは以前とあまり変わらず、ウッディな店内やテラスから江ノ島を眺められてまるでハワイ! 形容が昔っぽいですけどね!
変わらないthe湘南!だと思いますねえ。
テラスは犬OKなんで、ワンコ連れのお客さんが続々入店してきます。
テラス席は134号線に面して5席ほどですかね。28人収容と書いてますから7席かな? そのくらいです(笑)
パラソルが配されて、夏でも居心地良さそうです。
私達は一番江ノ島よりの席でしたけど、道路の勾配の関係で、ここが最も道路から目隠しされます。
鎌倉側に行くにつれ、道路を歩く人と視線があってしまうので、よりのんびりしたないならできるだけ江ノ島側に陣取ったほうがいいですね。
リードフックなどは無いので、椅子の手すりにつないでました。ある程度スペースがあるので問題ありませんでしたよ。
この辺のランチはカルテルでも結んでいるのか、だいたい1500円オーバーの値段だと思っとくといいです。
もちろん、最低ラインが、です。
今日はナポリタンとボンゴレのスパゲティにしました。
本当はここで頼むべきは創業当時からレシピをかえていないというデミグラスソースを使ったハンバーグだと思うんですよね。
ちょっと昼からそこまで食欲に自信がなかったもので・・・。
クルマで来る人が多いんでしょうね。
ノンアルの飲み物が多くあって、暑い夏にテラスで一杯! が気兼ねなくできるのは良いですね!
食後にコーヒーを頼んで二人で5000円切るくらいです。
高い? 高いですね。でも海岸沿いのどのレストランもこんなものです。諦めましょう。
※詳しくは→レストラン「MAIN」のテラスで犬と洋食ランチ 絶景の稲村ヶ崎海岸へ 鎌倉
お寺や神社というと、「犬を連れてのお参りはNG」だと思っていましたが、最近は犬連れで参拝OKというところも増えているようです。
古くから、神社仏閣では「動物=穢れ(けがれ)」と考えられていて、禁止されていたのですが、
でも、最近では、「犬や猫も家族の一員」と考え、ペット同伴を認めるようになった神社仏閣も増えてきました。
坐禅で有名な「円覚寺」に行ってきました。
円覚寺のルールは、一緒に建物の中に入るのはダメですが、リードをつないで境内を散歩させることができます。
境内は山肌に沿って作られているのでとても立体的な配置がなされ、犬と一緒の散歩で結構運動になる実感がありまよ。
※出典 円覚寺の公式サイト
駐車場は円覚寺直営の普通自動車向けのものはありません。周辺の民間駐車場を使うことになります。だいたい相場は500円/h以上です。金額を気にするよりも土日は「空いているところが少ない」ことのほうが優先すべき問題。観光スポットですからね。空いていたらすぐさま入れる、ちょっと遠くても入れる、という気構えが大切です。
電車の場合は北鎌倉駅から1分もかかりません。
まず拝観時間ですが、季節によって変わります。3月~11月は午前8:00~午後4:30、12月~2月は午前8:00~午後4:00となります。
拝観料金は大人300円(高校生以上)小人100円(小中学生)。動物の設定はありません。拝観料はPASMO、Suicaで支払うことができます。ハイテクですねー。
犬を連れていると、財布で小銭を探してオタオタしがちなので、アップルウォッチでスマートに払えてよかったです。
円覚寺は鎌倉時代後半の弘安5年(1282)、北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により円覚寺は開山されました。ざっと700年ですね。
京都や奈良に比べれば「新しい」かもしれないですが、すごい歴史ですよね。
北条時宗といえば「元寇」撃退で有名で、この円覚寺は元寇の慰霊としてはモンゴル人、高麗人、日本人、分け隔てなく供養慰霊されているのですね。
山門
もろもろの煩悩を取り払い、娑婆世界を断ち切るのが「山門」だそうです。1785年に再建されたということなのですね。
700年経っている威厳を感じましたが、235年でした。それでもすごいんですけどね。
※詳しくは→円覚寺はペット・犬連れOK! 犬用お守りもあります! 北鎌倉
鎌倉を犬と散歩したついでに紅屋でクルミッ子を買っていこうと考えている方。ドッグカフェではないので、紅屋さんの前には、リードフックはありません。ガードレールもないので、犬をつなぐことは基本的にできないですよ。
もちろん、たべもの屋さんなんで店内につれて入るわけにもいかない。
だから二人でいって、お店の前で一人が犬と待っている以外の選択肢はありません。ここの交差点は大変込み合いますから、クルマを横付けして交通を妨げることのないようにしてくださいね。
クルミッ子は青葉台でも東急百貨店が扱っているので、買えないわけではないのですが、少ししか置いてなくていつも売り切れなんですよ。
そこではるばる鎌倉の本店まで買いに行ったのです。
紅屋のHPには(https://www.beniya-ajisai.co.jp/products/)
「自家製キャラメルにクルミをぎっしり詰め込んで、バターの生地で挟み込む。三つの素材が組み合わさって、贅沢なおいしさに仕上がりました。鎌倉紅谷の定番にして超のつく人気商品、それが“クルミッ子”です。たしかな甘さを感じながら、くどくない仕立て。絶妙なキャラメルとクルミの配合に加え、しっかりとした生地が全体のバランスを整えます。夏場は冷やすと、季節ならではの味覚を体験できます。」
とあります。
要するにくるみを入れたキャラメルヌガーです。
食べてみるとたしかに甘いんだけどくどくありませんね。人気もわかります。
「鎌倉紅谷」では、「クルミっ子」のこわれと切り落としを買うことができます。いわゆる「アウトレット品」ですね。
「クルミっ子」のこわれは、形にムラなどがある商品で10個入りで1,080円(税込)、正規品は1個140円(税込)なので、20%くらいお得なんですね。
「クルミっ子」の切り落としは、「クルミっ子」の端の部分で、キャラメルよりもバター生地が多く入っています。こちらは、310gで1,080円(税込)です。切り落としはバター生地が多い分、正規版とは味わいが違うようです。
こちらも巡り会えれば買って食べてみたいですね。ちなみに開店5分で売り切れると噂されています。
※詳しくは→クルミッ子を犬連れで鎌倉本店で買う
鎌倉幕府以来ですからね。ほぼ1000年の歴史があります。
オーバーツーリズムに なってしまうのも仕方ないかな、と思えるくらい魅力的な街ですね。
でももうちょっと空いてくれないかなー(笑)