犬はとうもろこしを食べていい!とうもろこしの芯はだめだけど!アレルギーに注意

とうもろこし 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

1. 犬はとうもろこしを食べてもいい!

よく庭でBBQをします。グリルの上で焼けている肉や野菜をじっと見つめているのですよね、うちの犬。

BBQでも犬にあげがちなものにとうもろこしがあります。でもネットで調べるとダメって書いてあることも多いんですよね。

ところが、今回きっちり調べてみたら、とうもろこしは犬にあげても大丈夫なんだそうです。

とうもろこしの身には犬に有害な物質は入っておらず、良質なエネルギー源になるそうですよ。いやあ、調べてみるもんですねー。

最近の研究では犬も炭水化物をうまく利用できることがわかってきていますからね。ただ、缶詰などのコーンは甘く加工されていたりするので、犬にはふさわしくありません。注意してくださいね。

2. とうもろこしの芯は犬に与えちゃダメ!

世間で言われる「犬にとうもろこしはダメ!」の理由は芯にあるんです。

ええ? ばりばり嚙み砕いちゃいそうですけど? と思いましたが、バリバリ嚙み砕いたとしても、犬はとうもろこしの芯を全く消化することができないようです。

その結果、腸閉塞を起こしたり、胃の中にたまったものを手術で取り出すしかなくなってしまうようなんですね。

とうもろこしの芯って繊維質のかたまりだそうです。そりゃ、消化できませんね。身だけあげるってどうやればいいのかな? こそぎ落とす、ですかね。

3. とうもろこしには犬にもメリットがある

とうもろこし

とうもろこしは犬にもメリットがあります。うまく活用していきたいものですね。

① 皮膚や被毛に効果

リノール酸と亜鉛が含まれているので、皮膚や被毛のコンディションを保つ効果があります。

② むくみ対策

とうもろこしはカリウムが豊富。カリウムは体内の不要な水分を排出してくれる機能があります。犬も運動不足で足がむくみますから、とうもろこしを与えることで改善できるそうです。もちろん、重度のむくみは病気です。すぐさま獣医にGOですよ。

③ 酸素のめぐりを良くする

とうもろこしには葉酸が豊富です。

葉酸には酸素を運ぶ赤血球を作る働きがあるため、とうもろこしを食べることで、身体中に酸素がめぐりやすくなりますね。

④ 便秘にも効く

食物繊維が豊富なので、便秘の改善に効果があります。

4. 犬にとうもろこしをあげるときに気をつけること

① アレルギーは大丈夫?

アレルギーはどんな食物についても発症する危険性はあります。

でもとうもろこしがことさらに「アレルギーを起こしやすい」というわけではないようです。

犬に初めてとうもろこしを食べさせるときには、少し与えてみて様子を見ることにした方が良さそうですね。

外耳炎や脱毛、かゆみ、下痢や嘔吐などがアレルギーの症状ですから、少量を与えてみて、そうならないことを確認してからのほうが安心ですね。

② 犬にあげるときの適量はどのくらい?

主食はフードを与えるでしょうから、おやつとして考えると、小型犬(4キロ)では4分の1本、中型犬(10キロ)で半分、大型犬(25キロ)で1本を目安にすると良いようです。

5. 食べ過ぎたら太ります

当たり前ですが、食べ過ぎれば犬は太ってしまいます。炭水化物が多いですもんね。これは人間も同じですけど。

それと、塩茹でするじゃないですか。とうもろこしって。

その塩が高血圧にさせる、って思っていませんか?

犬は塩を代謝できるので蓄積されたままってことにはならないそうです。塩茹での塩の量も問題になる程じゃないそうですし。

栄養豊富なとうもろこしですから、うまく食べさせてあげて、犬の健康に役立てないと、ですね!

※合わせて読みたい「みかんは犬が食べていい? 栄養素や注意点は?」

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