1. 子犬におやつ、は3ヶ月以降に消化の良いものから
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「子犬におやつをあげる」
喜びますからねー。
あげたい!
たいした出費でもないから、そんなに喜んでくれるならいつだってあげたい!
わかります。そのキモチ。
でもね、子犬はまだまだ成長過程にあって消化の機能も万全ではありません。
小さい頃に消化の悪いもの、不必要なものを与えてしまって、成長してから嫌いになったり、アレルギーになったりしてしまってはかわいそうじゃないですか。
また、総合栄養食のフードを与えている以上、栄養的に「おやつ」を子犬に与える必然性はない、と考えている獣医さんもいます。
そうなってくると「子犬にいつからおやつをあげたらいいの?」と迷ってしまいますよね。
いろいろな考え方がありますが、
生後3ヶ月以上…柔らかめのおやつを与え始められる。
生後6ヶ月以上…歯磨き用のガムなど硬めのおやつなどを与え始める
というスケジュールで考えていくと、無理がなさそうですね。
子犬はまだまだ内臓の機能が万全ではありませんからね。
いきなり硬いものとかは無理ですよ。
また、硬いものが噛めるようになったとしても、いつ飲み込んで窒息してしまうかもしれません。
おやつは当分、飼い主の前でだけあげるようにしてくださいね。
2. どんなときにおやつをあげる?
食べたそうにしたとき?
いやいや、ワンコは底なしに食べますから。いつだって食べたそうにしているものですよ。
フードを与えている以上、栄養的に「おやつ」が必要なわけではありません。
ではどんなときに与えるかというと、「しつけ」をするとき、ということになりますね。
「おやつ」を有効に使えば、飼い主をリーダーとして認めさせ、愛犬との信頼関係を確かなものにするために役立つんですよね。
リーダーの言いつけを守ると食べ物、「おやつ」がもらえることがわかると、リーダーである飼い主の指示や、守ってほしいルールを遵守するようになってくれるわけです。
逆にいうと「なんでもないとき」に「おやつ」は与えないようにしましょう。
あくまでも、しつけのご褒美として考えるべきなんですね。
3. おやつのメリット・デメリット
「おやつ」のメリットは前述した通りで、「飼い主との信頼感」を強めること、またしつけを入れやすくすることですよね。
ではデメリットはなんでしょう?
食事以外に食べ物を与えるので、「肥満」のリスクは高まりますよね。
それから、よく聞くのは「美味しいものしか食べなくなってしまう」こと。
「おやつ」をあげすぎると偏食の原因の原因にもなってしまいますね。
また、「おやつ」がないと何もしない状態になってしまうことも。
たとえばトイレトレーニングでは、だんだん成功の確率が上がってきたら、毎回「おやつ」をあげる必要な無いようですよ。
数回に一度、「おやつ」を与えるように回数を減らして、言葉のみで褒めてあげることに移行していかないといけません。
4. おやつの量と与え方 フードとの関係
おやつはどのくらいあげるのがいいのでしょうか?
よく言われるのは、フードの1割程度、という割合ですね。
でもこれ、成犬の場合ですね。
カロリーベースの割合であげようとすると、子犬のフードってカロリー高いですからね。わりと多めな「おやつ」を許容してしまうことになりますよね。
子犬期は割合から考えず、なるべく少量と捉えた方が良いのでは無いでしょうか。
また、しつけのために「おやつ」を与える多めに使った日には、1日のフードの量からおやつ分を引いてあげた方がいいですね。
5. おすすめおやつ7選
ではどんなおやつが今人気なんでしょう?
アマゾンで「レビューの評価」順に上位7つの「おやつ」をご紹介しましょう!
ペッツルート (Petz Route) 無添加 まぐろけずり ふわふわ花 犬猫用 20g×2個
なんとマグロの削りぶし。
商品紹介には「ふわふわな削りが鮪(まぐろ)の淡白な味と独特の風味、ライトな旨みを際立てます。ふりかけにも便利です。お得な2個パックです。」とありますね。
猫用に使われるのかと思いきや、ワンコに与えるかたも多いようです。
フードへのトッピングは考えつきますけど、「薬を飲ませるとき」にこのまぐろけずりを使うという方もいらっしゃいますね。
「すごく美味しそうな匂いがするので、自分で食べてみたら美味しかった」という感想も。
馬肉五膳 ライト 200g
商品紹介には「創業70余年、山田漢方薬局と共同開発。食べ物によって病気を予防する「医食同源」の考え方に基づき、ヘルシーで高級な馬肉に、愛犬のための5種の高級薬膳を配合しました。「美」と「健康」と「美味しさ」が一粒一粒にぎっしりと。愛犬が飛びつく美味しさの馬肉ジャーキーが、内から溢れる美しさと、病気に負けない強い体を作ります。」とあります。医食同源ですか。中華街みたいになってきましたね(笑
ユーザーボイスで目立ったのは「少なめでジッパー付き袋なのも小型犬には良い」でした。小型犬の場合、一度に食べる量が少ないので、食べきりサイズがまず無いですからね。どのように新鮮さを保って保管できるのか、は大切ですね。
避妊手術後の体重増加予防に使い、ダイエットの効果が出たり、毛艶が良くなったというユーザーさんもいます。
ペティオ (Petio) 犬用おやつ ナチュラルスタイル ビーフ細切り 70g
「赤身が多く脂肪分控えめな牛のもも肉を小型犬にも食べやすく細切りにし乾燥しました。素材の持つ「栄養」や「おいしさ」を活かした自然のごちそう。」と商品紹介されています。
高齢で硬いものがだんだん食べられなくなってきた老犬にもちょうど良い硬さと感想があります。「無添加且つ国産工場で生産」に高いポイントを与える意見もありましたね。
ペットプロ BIGガム スティック型 4本
この1本がとても大きいらしいのですね。
で、購入した方は三つ編みになっているガムを解いて、長い部分3本と、留めるのに巻いててある部分の2つ、計5個にわけて与えています、という方もいました。商品説明には「噛み応え抜群!長持ち!の大型犬用のビッグなガムです。わんちゃんの大好きなミルクフレーバーです。噛むことで、ストレス発散・歯の健康維持になります。」
とありますが、本当にビッグなんですね(笑
ただ、現状「合わせ買い対象商品」となっているので、ついで買いじゃないと買えないところが弱点ですね。
鹿肉五膳 犬用おやつ ライト 200g
商品説明には「創業70余年・山田漢方薬局と共同開発。食べ物によって病気を予防する「医食同源」の考え方に基づき、ヘルシーな鹿肉に、愛犬のための5種の高級薬膳を配合しました。「美」と「健康」と「美味しさ」が一粒一粒にぎっしりと。愛犬やみつきの鹿肉ジャーキーが、内から溢れる美しさと、病気に負けない強い体を作ります。」馬肉五膳と同じメーカーですから、やっぱり医食同源なんですね。
「食欲のなくなった老犬が目の色変えて食べ始めた」とか、「フードの中に一粒隠しておくだけで探し回って食べます」とかの感想がありました。ジビエ、侮れませんね。
ペティオ (Petio) 犬用おやつ 国産 やわらか仕上げ ササミステーキ 野菜入り 340g
商品説明には「皮膚や被毛、関節の健康を保つ旨味たっぷりのチキンコラーゲン入り。ちぎって与えやすく、食べやすいやわらか食感に仕上げました。食べごたえ満足でボリューム満点なステーキタイプ。栄養豊富な緑黄色野菜入り。便利な2袋分包。」とありました。
「国産原料を使用しているし、野菜も入っているので健康に良い物を与えている安心感があります」「安心のmade in japan」という感想や、「一枚でも十分な大きさがある」とボリュームにも満足なようですね。
ドギーマン 和鶏やわらか軟骨サンド ササミ&野菜 120g
※ 出典アマゾン
「はさみで切って、ドライフードに混ぜ込むと、嘘のようにがつがつ食べてくれたので、大変気に入っています」とか「8歳のうちのワンコとお友達ワンコの為に購入いたしました。グルコサミンとコンドロイチンが入っていて、シニア犬にオススメです。」とありますね。シニア犬に良いということは子犬にも柔らかいということですからね。
商品紹介にも「・鶏肉に、魚と鶏の軟骨入り生地をサンドしたおいしくヘルシーなソフトスナック。・軟骨に含まれるコラーゲン、コンドロイチン、グルコサミンをおやつを食べながら摂取出来る。・外側の生地には、ササミを使用。さらに緑黄色野菜(にんじんとほうれん草)を配合し、豊かな栄養バランスに。・細くてやわらかな質感の、小型犬にも食べやすいスナック。関節の健康を守るための、必要な成分を摂取できる。・小型犬でも食べやすく、シニア犬や胴長犬種の健康維持のサポートにもおすすめ。」とあり、柔らかさはお墨付きのようですね。
6. まとめ 「おやつ」は定期的に見直しましょう
どうですか? 人間も食べたくなる美味しさの「おやつ」たち。
ワンコが熱狂しそうですよね。
前段にも書きましたが、「おやつ」は子犬の成長をよくみて、適切なものを適切な量、与えるようにしましょうね。
そのためには、与える「おやつ」も定期的に見直す必要があります。
「おやつ」、気が抜けませんね! でもワンコ喜びますから!
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