言わずとしれた「イーネッ！」のおじさん「クレージーケンバンド」の横山剣。「クレージーケンバンド」はちょっととっつきにくいという方もいるかも知れません。ええ、私がそうでした。
横山剣自身が本牧の出身なので「昔の本牧のイメージ」がクレージーケンバンドなんですよね。サザンの初期もとても湘南イメージが強い曲が多かったですもんね。
なんで、ちょっとワルな本牧のイメージはよく分かるのですが、もっとポップな方がいいのに と思っていたんですね。
ある日何気なくAppleMusicで土岐麻子のラジオ（土岐麻子に近いアーティストをランダムに流してくれるやつです）を聴いていたら「Cosmic Night Run」がかかりまして、コレがいい感じなんですね。
横山剣もいいし、野宮真貴の声も可愛らしくていい。さすがm-floって感じでした。
ひょっとしてデュエット（古い）の横山剣ならごきげんなのかもしれない、と思い、あさってみました。
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13曲 55分です。一枚のアルバムくらいの分量がありました。
「クレージーケンバンド」はいくら洒落のめしてもやはり「本牧のおにいちゃんのつっぱった感じ」があると思うんですよ。ちょっととっつきにくい感じがします。まあ、本牧は適当に整頓されちゃったから、いまでは横須賀どぶ板通りのほうがイメージでしょうか。たしかに本牧や横須賀をクルマで流すときには雰囲気合うよな、と思います。
一方、デュエット曲の横山剣はおしゃれでお茶目な面を切り取っていてとっつきやすいですね。
「おもて寒いよね」「Cosmic Night Run」「CINDERELLA LIBERTY」あたりがお気に入りです。ぜひ聴いてみてください。
実は堺正章とのコラボもあるようですが、AppleMusicでは探せませんでした。ライブ盤の「青山246深夜族の夜」には野坂昭如の「マリリンモンロー・ノー・リターン」もはいってますが（横山剣が野坂昭如のファンだということで）、こちらは野坂昭如の持ち歌にしかなってないので入れてません。
ワンコとの散歩のときに「東洋一のサウンドマシーン」のデュエットを楽しんでください！