犬散歩用スニーカーの正しい履き方を知っていますか?
学校で教えてくれないことはさまざまありますが、「スニーカーの正しいはき方」もそのうちの一つですね。
実は学校では見よう見まねでできてしまうことは教えてもらえないのです。
でも、スニーカーを正しく履くだけで、散歩やウォーキングでの足の疲れかたがまったく違うそうですから、すこし面倒かもしれませんが、やってみませんか。
たいていは、ひもをゆるめにむすんでおいて、足をギュウギュウと入れ、つま先をとんとんとして、はいオッケー! ではないでしょうか。
はい。全部ダメですね。
まず、くつひもは毎回結び直します。
そうですね、ここで「無理〜!」となる気持ちはわかります。
日本の生活では、くつを脱ぐ場面が多いので、はき直すときにもたつかないようにひもを結び直さなくてもいいようにゆるーくむすんでいるんですよね。
でも、ここはひとつ、くつひもは毎回むすび直すクセをつけましょう。
そうすると足入れのためにタン(足の入り口)をがばっと口を開くことができます。
タン部分だけではなく、シューホール(くつひもを通す穴)の上から2~3段くらいまではひもをほどいて、足の甲の部分もゆるめてください。
スムーズに足が抜き差しできるくらいが目安です。
その状態で足を入れます。
① スニーカーをはいたらつま先を上に上げます
② かかとを地面でトントンと叩き、ピッタリかかとに合わせます。
スニーカーはかかとにしっかりと芯が入っていて、そこで足を支えています。だから、かかとをしっかりと靴に密着した状態を作れば、靴がずれることはありません。
かかとに合わせてときにつま先に1.5センチ余裕のあるくつを選びましょう。
③ つま先を上げたままくつひもを結びます。足の甲が動かないようにしっかり締めます。くつひもは一番上をキュッとしばると考えてしまいがちですが、下から上まで均等にしめて、足全体を固定しましょう。
④ アーチの内側のゆるみをチェックします。ひもをしばるだけだと、スキマが残ってしまうことが多いものです。
スニーカーの、ソールから上の部分を下から持ち上げて上に寄せてみてください。スキマがわかりますよね。なるだけスキマを無くしてひもを調整しなおしてください。
くつひもは、ともすると下が狭く、上が広いようなしばり方になってませんか?
均等にしめればイラストのようになるはずです。結び終わった後にチェックしてみてください。
足とくつがしっかり固定されていないと、歩き方に影響が出たり、くつの消耗が早くなったりします。私もスニーカーのかかとの消耗が人一倍早いので、気をつけなければ。
これで格段に犬の散歩が快適になるはずです。
あなたとの散歩を楽しみにしているワンコに1時間でも2時間でも付き合ってあげてくださいね!