パグを飼う人の特徴とは?
パグについて「あんなに可愛くないのになんで飼っているんだろう?」と思う人も多いらしいですね。
でも好きな人にとってみればあの不細工さがいいらしいです。可愛いんです。
だから、パグが好きな人は、なによりも笑顔が素敵で、陽気、愛嬌がある人にひかれる傾向があるようです。
満面の笑顔という言葉がありますが、パグはまさにそんな感じですもんね。
パグは家にいる時間が長い人に向いています
パグは暑さや寒さに弱いので、外出がちだとこまめな温度調整が難しいため、家にいる時間が長い人のほうが向いていると言えます。
パグを飼うには毎日散歩に行くことが大切
パグは太りやすい体質です。
毎日散歩に連れ出して、適度に運動させてあげることが肥満になってしまいます。
毎日散歩に行くことのできる人が向いています。散歩は1日2回、1回につき30分程度行うようにしましょう。子犬の場合は1日1回、15分程度で十分です。
パグは暑さ寒さに弱いので、季節ごとに散歩に行く時間は考慮しておげてください。夏は涼しい時間帯に、冬には暖かい時間帯に散歩に連れ出してあげましょう。
ブラッシングが苦じゃない
パグを飼う人の特徴として、毎日のブラッシングが苦じゃないことが挙げられます。
パグはダブルコートなので換毛期があります。
この時期には頻繁にブラッシングしてあげる必要があります。
ブラッシングによって、古い毛や死んだ細胞を取り除き、新しい毛の生え方を促進できるのです。これによって被毛の健康を保ち、艶やかなコートを維持できますよ。
換毛期以外には週2回程度のブラッシングでOKです。
定期的なシャンプーを欠かさない
パグの皮膚はデリケートで、皮膚の感染症リスクが高い犬種です。
定期的なシャンプーが必要なのです。
パグを飼う人はこの点を理解し、定期的なシャンプーを欠かさないでください。
シャンプーはパグの健康を保つために欠かせない手入れの一つです。
顔のまわりの汚れに気がつく
パグは愛らしい表情が特徴的ですが、その代償として顔のしわのために汚れがたまりやすいです。
パグを飼う人は顔のまわりの汚れに気がつくことができ、こまめに掃除を行ってください。健康管理の一環として欠かせない作業です。
ねばり強くしつけできる
パグは頑固な性格を持っていますが、きちんとしつけることができれば素晴らしいペットとなります。
厳しすぎると嫌がってしまうので、うまく褒めながらねばり強くしつけしていきましょう。愛犬との信頼関係を築きながら、適切なしつけをしてくださいね。
パグってどんな犬?
Modified on: Jul 17, 2019
しわくちゃな顔のブサカワ犬といえばパグですねー。
ところが、パグは由緒正しいのです。なんたってパグは最も古い犬種のひとつなんですねー。
パグっていう名前の由来なんですが、諸説ありまして、
1. ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus(パグナス)」から
2. 中国語で「いびきをかいて眠る王様」を意味する「覇歌(パー・クー)」から
3. 古い英語で「優しく愛されるもの」から
などなどがありますね。
祖先は紀元前2000年くらい前の古代アジア。当時はまだ大型犬だったらしいです。チベタン・スパニエルやペキニーズなどを使って小型化したと言われています。
アジアと貿易関係があったオランダの東インド会社によって中国にいたパグがヨーロッパに渡ったそうです。
パグはオランダの王室で愛され、王家のシンボルにもなっていたそうです。
そこからイギリスに渡るのですが、オランダ同様、イギリスでも、王室や貴族に愛され、ヨーロッパで大きな人気になったようですね。
その後、19世紀にアメリカに伝わり、アメリカンケンネルクラブに公認されました。
日本には戦中から戦後の1900年代前半になってパグが入ってきたそうです。
パグの体の特徴
短鼻の小型犬です。がっちりとした筋肉質な体で、しわくちゃの顔が特徴ですよね。
体の大きさ 体重
体高はオスが30センチ、メスが25センチ。体重は6~8kg。
パグは同じ小型犬のチワワやミニチュアダックスと比べるとダントツで重いんですよ。通常小型犬と言えば3kgから5kg。ところがパグの平均体重は6kgから8kgです。あまりの重さに「太っているんじゃないの?」と疑ってしまうかも。この範囲であれば大丈夫ですよ。
毛色
被毛は短毛でダブルコート、巻き尾です。耳は前に垂れたボタン耳と、短く巻いているローズ耳があります。毛色はフォーン、黒、灰、白、シルバー、アプリコットなど。パグはスクエアな体躯とがっちりした筋肉質、短毛で滑らかな毛並み。
鼻が短いため、いびきをかいて寝るパグもいるようですねー。
暑さに弱く、寒さにも弱いという虚弱な(笑 パグです。また、よく寝る犬でもあります。他の犬種よりも睡眠時間が長いことも忘れないでください。
お手入れ 「パグ臭」が飼いにくいと言われる原因
一般的にパグはダブルコートのため、抜け毛は多い犬種です。年に2回訪れる換毛期には大量の毛が抜けます。そのため、換毛期はこまめなブラッシングが必要です。
ところがブラックの子はシングルコートの子が多く、ほかの毛色のパグより抜けにくいといわれています。ブラックがすべてシングルコートというわけではないのですが。
また、パグの顔のシワは、あいだに汚れが溜まりやすいです。
シワの間の汚れは「パグ臭」と呼ばれる悪臭の原因や病気の原因にもなることがあります。こまめに顔を拭いたり、シワの間を綿棒で優しくなぞるなどして、清潔に保ってあげてください。これがめんどくさいと感じる人は「飼いにくい」と思ってしまうのかもしれませんね。
パグの性格 性格悪いの?
パグは明るく陽気で素直で落ち着いている性格です。穏やかなので、攻撃性を示すことはほとんどありません。
また、無駄吠えが少なく、警戒心もあまりないので番犬向きではないですね。
でも、ということはマンションや住宅街でも安心して飼うことができるってことですねー。
陽気なパグには、ちょっと頑固な一面もあります。この頑固さが一部で「性格が悪く、飼いにくい」と言われるゆえんのようです。また、食べ物に対する執着心が強いこともあるようです。しっかりとしつける必要がありますね。
魅力を感じるのもわかります。
パグの寿命 気をつけたい病気
パグの寿命はおよそ13年で、小型犬としては平均的です。
気をつけたい病気としては、「短頭種気道症候群」「脳炎」「皮膚疾患」「肥満細胞腫」などがあります。
パグのしつけ
パグは教えられたことをすぐ覚えるタイプではないようです。でも飼い主に喜んでもらいたい、飼い主が喜んでくれることが大好きなので、褒めて育てることが肝心です。
新しいコマンドができるようになったら、少し大げさに褒めてあげましょう。
食欲が旺盛なので拾い食いには注意しましょう。
フレンチブルドッグとの相違点
パグとフレンチブル、似ていますよね。詳しくない人が見たら区別がつかないかもしれません。お互いの特徴である顔のしわですが、パグはフレンチブルドッグに比べて顔のシワが少なといわれています。
わかりづらいですね。もっと明確に違う点を挙げておくと・・
耳
フレンチブルドッグの耳は「コウモリ耳」とよばれる立ち耳ですが、パグの耳には垂れ耳が折り重なっている「ローズイアー」と耳が前に垂れている「ボタンイアー」の2種類です。
体つき
フレンチブルドッグのほうが筋肉質で体重が8kg以上に成長します。パグは大きな子でも8kg以上にはなりません。
歯
フレンチブルドッグは鋭い歯をしています。パグの歯は鋭くありません。
尾
フレンチブルドッグのしっぽは低いところにあって、生まれつきしっぽがない子や「スクリューテール」とよばれる豚ようなしっぽを持ちます。
一方パグのしっぽは高い位置に付いていてクリンと巻きあげていますよ。
また、パグには後頭部からしっぽにかけて「トレース」とよばれる黒い線があります。
パグを飼っている芸能人
パグを飼っている芸能人も多いですね。やっぱり魅力があるんでしょうね。
デヴィ婦人、坂上忍さん、内田恭子さん、槇原敬之さん、城之内早苗さん、村上知子さん、新山千春さん、相田翔子さん、水前寺きよこさん、優香さん、古閑美保さん、工藤静香さん木村拓哉さん
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