子犬を迎える条件 子犬を迎えるにはあなたの飼い主としての覚悟が必要

犬を呼ぶ 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

Modified on: Aug 5, 2019

道ゆくトイプードルやミニチュアダックスを見かけるたびに「かわいいなあ」という気持ちになりますね。
犬はいまやペットという範疇を超えて多くの飼い主にとって人生の伴侶ともいえる大事な存在になってきています。
「よし、私も子犬を探してみよう!」と思い立ったあなた。その気持ちは痛いほどわかりますが、
実際に子犬を迎える行動を起こす前に考えていただきたいことがあります。

飼い主としての覚悟が必要

子犬を迎える準備として、まずはじめに考えていただきたいこと。
それは言うまでもないことですが動物は命があるということです。
その命の責任を取る覚悟や条件を満たさずに飼うべきではありませんよね。
では条件にはどんなものがあるのでしょう?
実は条件を挙げ出せばキリがないのですが、少なくとも以下の3つを守れるかはまず考えてみるべきではないでしょうか。

 

まとめ

1.犬に時間をかけられるか

2. 経済的な余裕はあるか

3. 犬を看取る覚悟はあるか

1. 犬に時間をかけられるか

「子犬を迎えよう!」と考えているあなたは、一緒に散歩に行きたい、ドッグランに連れて行きたいと楽しみにしていると思います。

散歩はもちろん楽しみなことですし、実際多くの飼い主の方が生きがいにしています。
ただし、それはあなたに時間の余裕があり、晴れた暖かい日を選んでいけば良いものではありません。

あなたが仕事に追われて疲れているときにも、寒い日にも、場合によっては雨の日にだってワンちゃんに散歩をさせる必要があります。
十分に運動させられなければ犬の健康状態は悪化し無駄吠えなどの原因になるかもしれないのです。

また、犬の寿命は大型犬で最低でも9〜10年、小型犬では12、3年です。今現在のあなたは、もちろんやる気満々でしょう。

では10年後には?
子犬を迎えることを考えるときには、その生涯のあいだ、ワンちゃんに時間を使えるか? と考える必要がありますね。

2. 経済的な余裕はあるか

経済的な負担も忘れてはいけません。
生き物を飼うということは、お金がかかるものです。その覚悟がなくては、途中で投げ出すことになるかもしれません。

例えばワンちゃんの場合、初年度の登録料に3千円。年に1回の狂犬病予防注射に2500円、鑑札代に550円(東京都の場合)がかかり、また、様々なワクチン接種に7千円〜1万円程度が必要になります。

もちろん食費もかかります。食費は大体1カ月7千円程度は想定しておきたいもの。
また、しつけなどのトレーニング代も欠かせないと考えた方が良いでしょう。

3. 犬を看取る覚悟はあるか

子犬の時には元気一杯の犬も7歳を過ぎるとシニア犬です。

人間と同様に徐々に介護などのケアが必要になり、最終的には天に召されます。
これは避けることはできません。

最愛の犬との別れは本当に辛い経験になります。
それでも最後を看取る勇気を持てなければ、子犬を迎えるべきではありません。

子犬を迎えることを考えるときには「かわいいから飼いたい」という気持ちも大切ですが、ここにあげたような条件をご自分がクリアできているかを考慮する必要がありますね。

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