犬はメロンを食べていい? 犬にイチゴは大丈夫? 

メロンを犬大丈夫 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

犬を飼っている飼い主の方々は、愛犬に健康的な食事を与えることが大切だと思っていることでしょう。果物も、健康に良い栄養素が含まれているため、犬に与えることができると思われます。今回は、メロンといちごについて、犬に与えても大丈夫なのかどうか、そしてどのように与えるのが良いのか、詳しく解説していきます。

犬にメロンをあげても大丈夫?

メロンは、犬に与えても問題ない果物です。ただし、与え方や量に注意が必要です。メロンにはカリウムが豊富に含まれており、消化をサポートしてくれる効果があります。また、リラックス効果やエイジングケアの効果もあると言われています。しかし、犬に与える場合は、必ず少量に留める必要があります。

犬にあげてもいいメロンの量

犬に与える場合は、1回の摂取量を100g以下にするようにしましょう。また、犬の体重に応じて与える量を調整することが大切です。果物は、犬の食事に必要な栄養素を補給するためのものではありません。与える量には注意し、適量を守るようにしましょう。

犬にメロンをあげるメリットは?

消化をサポートしてくれる

愛犬にメロンを与えると、消化をサポートしてくれます。メロンには水分が豊富で、食物繊維も含まれています。それにより、便通が促進され、消化器官の働きを助けます。

リラックス効果がある

メロンにはククミシンという成分が含まれており、これがリラックス効果をもたらします。愛犬がストレスを感じている場合には、メロンを与えてあげることで、リラックスして落ち着かせることができます。

エイジングケアの効果がある

メロンには、ビタミンCやカロテン、ポリフェノールなどの抗酸化物質が豊富に含まれています。これらの成分により、細胞の老化を防ぎ、健康的な体を維持することができます。

メロンは低GIな食べ物

一般的に、果物の中でもメロンは低GI(血糖値の上昇がゆっくりと起こる)な食べ物とされています。ですが、犬にあげる場合は適量を守り、特に糖尿病や腎臓病、心臓病がある場合は獣医師に相談してから与えるようにしましょう。


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犬にあげてもいいメロンの量

犬に与えるメロンの量は、摂取量は1切れ程度に抑えることが望ましいですね。大型犬は多め、小型犬は少なめに与えるようにしましょう。また、メロンは果糖が多く含まれているため、過剰な摂取は糖質過多や肥満の原因となるため注意が必要です。
あげる際には喉に詰まらせないように小さく刻んで与えましょう。

こんな場合はメロンはあげない

メロンにはアレルギーを持つ犬もいるため、初めて与える際には少量から始め、様子を見ながら徐々に量を増やしていくようにしましょう。また、糖尿病や腎臓病、心臓病がある犬、太っている犬には注意が必要です。
腎臓が悪い場合、カリウムが豊富なメロンを過剰に与えることは控えた方が良いでしょう。また、糖分も多いため糖尿病の犬にも過剰に与えないようにしましょう。

犬はいちごを食べても平気?

犬にあげる果物の中でも、とくに人気があるのがいちご。
しかし、犬にいちごをあげる前に注意が必要です。

そもそもいちごをあげていいの?

犬に与えても大丈夫な果物はありますが、いちごには注意が必要です。
まず、犬が大好きな砂糖分やカロリーが多く含まれています。
また、いちごのヘタや種には犬にとって危険な成分が含まれている可能性があります。

いちごに含まれる栄養素と効果

いちごには、ビタミンCやペクチン、アントシアニンなどの栄養素が豊富に含まれています。
これらの成分は、犬にも効果があることが知られています。

ビタミンC

犬は自分でビタミンCを生成できるため、通常は不足することはありません。
しかし、病気やストレス、狩りをした後など、体内に必要な量がなくなってしまう場合もあります。
このようなときに、いちごなどのビタミンCが豊富な食品を与えると効果的です。

ペクチン

ペクチンは食物繊維の一種で、消化を助ける作用があります。また、下痢などの症状を和らげる効果もあるため、犬にとっては健康的な食材です。ただし、過剰な摂取は逆効果になることもあるため、適量に注意しましょう。

アントシアニン

いちごに含まれるアントシアニンは、抗酸化作用があり、犬の体内で生成される活性酸素を除去する効果があります。

犬に与えてもいいいちごの量

超小型犬(体重が4kg未満)

チワワやトイプードル、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなど
いちご1粒をおよそ15gとした場合、体重が3kgの犬で1粒と5分の1個程度が適量です。

小型犬の場合(体重が10kg以下)

パグ、パピヨン、マルチーズ、ミニチュアダックスフンドなど。
いちごの量は3粒ほどならOKです。

中型犬の場合(体重が25kg以下)

ウェルシュコーギーやフレンチブルドッグ、ボーダーコリーなど。
体重が15kgの犬で4粒程度、20kgの犬で5粒程度です。

大型犬の場合(体重が25kg以上)

ラブラドルレトリバーやゴールデンレトリバー、シェパードやドーベルマンなど。
体重が25kgの犬でいちご6個程度、30kgの犬には7個、40kgの犬で9個程度を目安として与えましょう。

犬にいちごを与えるときの注意点

犬が食べられる果物のなかでも、いちごには注意点があります。まず、いちごに含まれるキシリトールは、過剰に摂取してしまうと、血糖値が低下して中毒症状を引き起こす危険もあります。
さらに、いちごには100gあたり170mのカリウムが含まれています。腎臓などに持病がある犬の場合は、まず獣医師に相談してからにしましょう。

また、いちごのヘタには、消化不良や下痢の原因になる成分が含まれているため、必ず取り除いて与えるようにしましょう。

さらに、バラ科の果物やカバノキ科の花粉に対するアレルギーを持つ犬にとっては、いちごを与えることでアレルギー症状が悪化する可能性があります。そのため、アレルギー症状がある愛犬には与えないようにしてください。

犬が食べられる果物・犬が食べられない果物

犬に与えて良い代表的な果物としては、リンゴやバナナ、スイカ、ブルーベリーなどが挙げられます。
これらの果物には、犬の健康維持に必要な栄養素が含まれており、食物繊維やビタミンC、ポリフェノールなどが豊富に含まれています。
ただし、果物に含まれる糖分やカロリーには注意が必要です。犬の体重や健康状態に合わせて、適量を与えるようにしましょう。
また果物を与える際には、種や皮を取り除き、切って与えることが大切です。果物の種には、消化不良や中毒の原因となる成分が含まれていることがあるため、必ず取り除くようにしましょう。
果物はおやつの一部として与えることが望ましいです。獣医師に相談し、犬に合った適切な量を与えるようにしましょう。
犬に与えてはいけない果物には、ぶどうやプルーン、いちじくなどがあります。
これらの果物には、犬にとって有害な成分が含まれていることが知られています。
犬に果物を与える場合は、必ず獣医師に相談し、安全な量を守るようにしましょう。

まとめ

以上が、犬にメロンやいちごを与える際の注意点やメリット、与え方についてのまとめです。犬に果物を与える場合には、適切な量や与え方に注意し、健康に配慮した食事を提供することが大切ですね。

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