犬がドライヤーを嫌がる どうしたらいいの?

ドライヤー 犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

愛犬のトリミングやシャンプーは必要不可欠なものですが、その中でもドライヤーが苦手な犬は少なくありません。犬がドライヤーを嫌がる理由や、その対処法について紹介していきます。

犬がドライヤーを嫌がるのはなぜ

犬がドライヤーを嫌がる理由は様々ですが、その中でも多い原因は温風やドライヤーの騒音によるストレスです。
また、犬種によっては、皮膚が敏感でドライヤーの温度や風圧が合わない場合もあります。さらに、以前にドライヤーで火傷や皮膚トラブルを経験した犬は、ドライヤーを嫌がることもあります。

まずドライヤーに慣れさせる

犬がドライヤーを嫌がる原因はストレスや恐怖心などがあるため、まずはドライヤーに慣れさせることが重要です。
ドライヤーの音や振動に慣れるために、まずは電源を入れて音を鳴らし、犬の近くでドライヤーを動かして様子を見ます。最初は犬が怖がるかもしれませんが、徐々に慣れてくるはずです。

こうすれば犬はドライヤーを嫌がらない

ドライヤーを使う際に、以下のような注意点やコツを守ることで、犬がドライヤーを嫌がらないようにすることができます。

H3 ドライヤー前にタオルでしっかり拭き取る

まずは、シャンプー後の愛犬をタオルでしっかりと拭き取ります。水分が残っているとドライヤーの時間がかかり、犬がストレスを感じる原因にもなります。また、水分が残っていると、ドライヤーで水分が飛び散り、人間の側にも水滴がつく可能性があります。

ブラシを使いながら乾かす

ドライヤーで犬を乾かすときには、ブラシを使いながら行いましょう。犬の毛並みに沿ってブラシをかけていくと、毛玉を取り除きながら、毛並みを整えることができます。また、ブラシを使うことで、犬の皮膚を刺激し、血流を促進させることができます。ただし、犬の皮膚が傷ついている場合は、ブラッシングを控えましょう。

さらに、ブラシを使うことで、犬のストレスを軽減することもできます。ドライヤーは、犬にとって怖いものです。しかし、ブラシを使うことで、犬が安心して乾かされる環境を作ることができます。犬がリラックスした状態でドライヤーで乾かすことができるようになれば、犬もストレスを感じずにトリミングを受けることができます。

犬から距離をとって使う

次に、犬から距離をとってドライヤーを使うことが重要です。ドライヤーを犬の正面に当てると、風や熱が直接犬の顔に当たってしまい、嫌な思いをさせてしまいます。そこで、犬から適度な距離をとり、温風を軽く当てるようにしましょう。また、ブラシを使いながらドライヤーを当てると、毛並みを整えることができます。

犬の正面からドライヤーを当てない

犬がドライヤーを嫌がる理由の一つに、ドライヤーの風が直接犬の顔に当たることが挙げられます。このような場合、犬は恐怖や不安を感じてしまい、ドライヤーに対して嫌悪感を持つようになります。

そのため、犬をドライヤーで乾かす場合には、犬の正面からドライヤーを当てないようにしましょう。犬がドライヤーの風を直接受けることがなければ、不安を感じることもなく、比較的ストレスなくドライヤーで乾かすことができます。

代わりに、犬の背中やお腹など、直接的な風が当たらない場所から、風を当てるようにします。また、ドライヤーの温風を当て続けるのではなく、間歇的に風を当てたり、風の強さを調整したりすることも大切です。


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温風を当て続けない

犬に温風を当て続けない理由は、犬の皮膚や被毛に悪影響を及ぼす可能性があるためです。

犬の被毛は、人間の髪の毛と同じように構造があります。髪の毛は、髪の毛自体から水分を放出することで乾燥するのに対し、犬の被毛は、皮膚から放出される油脂分が被毛を覆うことで、水分が蒸発するのを防いでいます。しかし、温風を当て続けると、被毛の表面にある油脂分が蒸発してしまい、犬の被毛が乾燥し、脆くなってしまう場合があります。

また、温風は犬の皮膚にも悪影響を及ぼすことがあります。犬の皮膚は人間のそれと比べて薄く、デリケートな部分が多いため、温風が続くことで熱傷を負ってしまう場合があります。熱傷になると、皮膚に赤みや水疱ができ、痛みやかゆみが発生します。また、皮膚のバリア機能が低下することで、細菌感染や炎症を引き起こす可能性があります。

以上の理由から、犬に温風を当て続けることは避けるべきです。ドライヤーを使用する際には、温風の代わりにクールモードを使用するか、温風とクールモードを交互に使いながら、被毛を徐々に乾かすようにしましょう。また、ドライヤーを使用する前には、タオルで余分な水分を取り除くなどして、被毛をある程度乾かしておくことも大切です。

終わったらご褒美

最後に、ドライヤーで乾かす作業が終わったら、犬にご褒美を与えることも大切です。これによって、犬はドライヤーを嫌がるようにならず、次回もストレスなくドライヤーを使うことができるようになります。

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犬がドライヤーを嫌がらない使い方をしましょう

犬がドライヤーを嫌がらない使い方をするためには、犬の気持ちに配慮した使用方法が大切です。犬がリラックスしてドライヤーを受け入れられるように、注意深く使っていきましょう。

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