よく肉球は「ポップコーンのニオイ」と言われますね。
ワタシは芝生のニオイと思っているのですが。
でも、「ポップコーン」のような香ばしいニオイは、実は菌が繁殖しているからなんですね。
そう言われると、とても嫌な感じがしますね〜。
よく犬は汗をかかないと言われますよね。
だから舌をびろーんとたらして、体温調節するって。
動物の汗腺はアポクリン腺とエクリン腺があります。
人間でいうと全身で汗をかくのはエクリン腺で、わきの下でニオイをだすものがアポクリン腺ですね。
エクリン腺は体温調節のための発汗をし、アポクリン腺はフェロモンを出すための腺だといわれています。
犬にはアポクリン腺は全身にあるのですが、エクリン腺は肉球と鼻先だけにしかなく、先にそちらで汗をかくようです。
そして、肉球から見ると、汗をかいて保湿できるということでもあるのですが、汗をかくということはニオイもするってことですよね。
また、犬は毎日散歩にいくので、この時にいろんな菌が足の裏についてしまいますよね。これらが、エクリン腺から出る汗と混じってニオイの原因になっていると言われています。
※詳しくは→肉球のにおい 好き? 嫌い? どんな犬か 調べてみた
犬の肉球にはいくつかの色があります。黒や濃い茶色、ピンクなどを多く見かけるのではないでしょうか。なかには「ブチ」の肉球や、前足と後ろ足で色が違う組み合わせ、なんていうのもあるそうです。
子犬のときにはピンク色で、成長にともなって黒ずんでいく。肉球ってそんなイメージですよね。でもその変化のしかたは千差万別で、その犬の人生模様を表しているんですよ。
被毛が濃い色の犬は肉球の色も濃い場合が多いです。被毛が白などの場合は肉球はピンクはピンクなのではないでしょうか。これは遺伝によるものですが、必ずしも親犬や兄弟犬の肉球と同じ色になるわけではないようです。
被毛が濃い色の犬は肉球の色も濃い場合が多いです。被毛が白などの場合は肉球はピンクはピンクなのではないでしょうか。これは遺伝によるものですが、必ずしも親犬や兄弟犬の肉球と同じ色になるわけではないようです。
人間の体にも刺激を受け続けると(たとえば陽に灼けたりすると)シミができますよね。
犬も散歩によって肉球に刺激を受けたり、成長してメラニン色素が肉球に集まってしまうことで色素沈着してしまいます。ピンク色の肉球がだんだん茶色、黒に変わっていきますよね。
しきりに手足を舐めたり、歩くときに違和感がある感じがあるなどの場合は怪我や病気が考えられます。なるべく早く獣医に連れて行ってください。
肉球が白くなった
貧血や循環器系の疾患の恐れがあるかもしれません。また、白いと同時にガサガサの場合は肉球がひどく乾燥している場合もあります。保湿クリームなどを使ってケアしてあげてください。
肉球がやけに赤い
怪我やアレルギーが考えられます。肉球内の内出血や炎症があるかもしれません。犬は裸足で歩いていますから、細菌などの感染症が怖いですから、獣医に連れて行ってあげてくださいね。
肉球には、次の5つの役割があります。
・体温調節
・足への衝撃を和らげるクッション機能
・地面の冷たさ、熱さから体を守る
・足音を消す
・センサーの役割
詳しくかいていくと・・・
犬には人間のように体中に汗腺がありません。だから汗をかくことができないのですね。
しかし、肉球だけには汗腺があり、汗をかきます。
なぜここだけ汗をかくのかというと、大切な肉球を乾燥から守るためのようですよ。
厚くて弾力のある肉球は、犬の体重を支え、歩行時や着地時の足への衝撃をやわらげるクッションの働きをしています。人間でいうと靴を履いているようなものですね。肉球の真ん中にある掌球、4つの指球が緩衝材となって、足の関節や骨などへの衝撃を和らげてくれるのです。
肉球は角質層が厚いため、地面からの熱や冷たさを感じにくいようです。おかげで多少温度が高い場所を歩いても火傷をしないようになっていますが、もちろん限界があります。
肉球には、音を立てずに獲物に近づくために足音を消す役割もあります。
実は犬は肉球を通して地面の状態をいろいろ感知しています。
もし肉球を失ってしまったら歩くことすらできないそうですよ。
肉球にはたくさんの神経が通っていて、人の指先のように、触覚や痛覚、温度の感覚を感じ取る役割があるそうです。
肉球のケアをする前に、肉球のことをよく知っておきましょう。ひとくくりに「肉球」と言いますが、実はそれぞれのパーツに名前があります。
さらにいうと、前足と後ろ足の肉球で名称が違うものもあります。
手根球は後ろ足にはありません
肉球は子犬のときにはピンク色で柔らかく、成犬になると黒く、固くなるイメージがありますが、個体差があるようですよ。子犬のときから黒い肉球の犬や、成犬でもピンク色の犬もいるそうです。
また、散歩することが少ない室内犬では、ずっと柔らかいままですし、室外で飼育されている犬は逆に肉球が固くなるそうです。
肉球は一見、骨がないように見えますが、しっかりあります。そしてこの骨に沿って腱、靭帯、血管、結合組織が作られています。
肉球はその外側は角質化した厚い皮膚です。その下は脂肪や繊維組織などが詰まっていて柔らかく弾力があります。
表面はスパイク形状の突起が集まってできていて、これによって滑り止めの役割を果たしているようです。
普段なんの気無しに行っている犬の足拭きですが、それぞれのやり方で問題はないのでしょうか?
汚れや細菌が付きやすく炎症を起こすことがあるようです。
ええ? と驚いちゃいますよね。
濡れた雑巾などで拭く場合、指の間、肉球の間に湿り気が残りがち。これが不衛生なんですね。
濡れた雑巾で拭いて終わり、ではなく、さらに乾いた雑巾や吸水性の高い布で指や肉球の間の湿り気を取ってあげましょう
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これも濡れた雑巾と同じ問題がありますね。
さらにウエットティッシュにはアルコール成分が含まれたものがあり、これを使うと肉球にダメージを与えてしまうことも。
ウエットティッシュには犬用の足拭きシートがあります。アルコール成分は入っていませんから、舐めたりしても安心です。
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なんかイメージ的には汚れが落ちない気がしますが、肉球を濡らさないので細菌などの心配がありません。
汚れを吸着するドライシート(クイックルワイパーなど、フローリングを拭くシートです。1枚あたりの価格はウエットティッシュなどよりも安いことが多く、経済的。乾いていてペタペタしません)などを使えば、肉球を濡らさずにきれいにすることができます。
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汚れが目立つ時は風呂場に連れていき、足を洗ってあげるという方も多いのでは。たしかに汚れは落ちますが、被毛を含めてびちょびちょになります。しっかり乾かしてあげることが大切ですね。
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写真の商品は犬を乾かすときにドライヤーを引っ掛けておくドライヤーホルダーです。こういった物があれば両手で犬を押さえたり、足の指を開いて乾かすことができますね。
お湯を使う時は人間が「ぬるい」と感じるくらいの温度が良いようですよ。
犬と人間では温度の感じ方が違うためです。
シャンプーを使う場合があると思いますが、薬剤が残ると皮膚にアクシデントを起こしてしまうことがあるので、すすぎに十分時間をかけてましょう。
ドライヤーはやけどの原因になることがあるので、冷風を使うといいそうです。
まず、犬の足の指、肉球の間、爪の生え際まで水を使って流し、汚れを取る雑巾やタオルでざっと水気を取る
さらに吸水性の高い布で拭き、できるだけ水気を取る
ドライヤーの冷風を使い、乾かす
だそうです。
毎回これやっていたら、生活がにっちもさっちも行かなくなるので(笑 ケースバイケースで対応しましょうね。
なんだかすごいですよね。足洗いカップ!
カップにぬるま湯を入れて、その中に犬の足を入れます。カップの中にあるブラシで足についた汚れを落としていくものです。
こんなの日本にしかないんじゃないですかねー。いや、調べてませんけど。
音がするので犬が怖がるという報告や、気持ち良くてずっと足を入れているという報告もありました。
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何も問題が起こっていないのであればもちろん必要ないと思います。
しかし、肉球がひび割れてしまうことはあまり良くないので、犬が年をとってきたり、やけどなどでひび割れてしまったらクリームを塗ってあげる必要がありますね。
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「長野県産のヒマワリ油とミツロウの肉球クリーム。熱伝導率の低いミツロウが熱く硬いアスファルトや冬の冷たい砂・石のダメージから肉球の負担を軽減します。のびがよくてスッと浸透するからベタベタしません。ひび割れから雑菌の侵入を防ぎ、健康な肉球を保ちます。肉球がやわらかくなりフローリングで滑りにくくなります。ハーブの香り。」
ユーザーからは「ハーブの良い香りがします。伸びが良くベタつきもあまりありません。塗った後はしっとりして、滑りにくくなってる感じがします。」
「犬専用ではなく猫にも使えるので両方いる我が家には嬉しいクリームです。」「いつも散歩から帰ると、石鹸で脚を洗い何もしていませんでした。この時期肉球がカリカリです。チビチワワに使用してみました。蓋を開けて床に置くと、裏蓋をペロペロ舐めていました。舐めても安心なのは嬉しいですね。」など評判ですね!
「肉球クリームについて:安心、安全を徹底的にこだわり抜いた成分を独自で配合しました。世界三大オイルのホホバオイル、オリーブオイル、椿油は保湿・うるおい効果が期待されます。界面活性剤・石油由来原料・ポリマー不使用。化学合成の防腐剤・酸化防止剤・色素・人工香料一切使用しておりません。 ですのでペットが舐めても安心です。」
ユーザーからは「足が滑りにくくなりました。ただ、埃が付くので、まめに取り除くことが必要です。塗り直すうちに硬くなったところが少しずつとれてもきます。」「塗り込むのにややコツがいるのでしょうかあまり伸びてくれません。しかし塗り込むと肉球がしっとりとしていい感じ!お散歩の後や普段のケアにぴったりです。」「朝晩塗って2日ほどで効果を感じられました。確実にカサカサがへってきています。」とありました。
「保護・保湿成分配合(高濃度ヒアルロン酸とアロエベラ) 特徴2 水溶性ジェルで保湿成分の浸透力に優れている。 特徴3 12種のペットに有効なハーブ&和漢生薬配合が即効性があり、バリカン負け肌トラブルにも使えます。 特徴4 ノンオイル床の汚れ、滑りも無く、臭いやベタつきも無く、舐めても安心、乾きが早い」
ユーザーからは「無色透明のクリームで塗った感じとてもサラッとして臭いもほとんどありません。ベタつきと手に臭いが付くのがとても嫌いな私でも問題ないレベルです」「知り合いに聞いてパナズーをオススメされたため使ったら、ベタベタしないのに伸びるし速乾性と保湿力最高でもう5個目突入したくらいリピです!」「中身はゲルのシャビシャビなやつでした。塗ってみてもサラサラしてて犬の肉球にすぐ浸透しました。獣医に相談したら、これがいいらしいと教えてもらって購入。」サラサラが特徴のようですね! 獣医も推薦なら期待できますね。
「愛犬の肉球を守るためにオリーブバージンオイル、米由来セラミド、プレヒアルロン酸 といった保護成分を配合。乾燥して硬くなりがちな肉球にうるおいを与えて水分をキープし、肌のバリアを守ります。食品にも使用されている成分だけでつくりました。なめても安心です。」
ユーザーからは「お散歩の後足を洗った後に必ず塗っています。しっとりツヤツヤの肉球をキープできます。」「すっとしみ込んでべたつかない感じです。鏡餅みたいだった大型犬の肉球が柔らかくなってきました。」「猫の肉球を触ったらガサガサになっていたので購入。少し温めるために私の指に出すとゆるいテクスチャーなのでこぼれそうなのが使いづらい。肉球に塗ってマッサージするとちょうどいい感じでしっとり。」とあります。
無理に手で取ろうとすると、肉球を傷つけてしまうことも。
サラダ油などを使って、ざっと取り除き、さらにシャンプーを使って洗い流してください。
毛についてしまったものはバリカンやハサミで毛ごと切り取るしかありません。
クルマ用にガム取り剤なども売っていますが強力すぎるので犬には使わないほうが良いと思います。
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ブラッシングスプレーをかけてブラシをかけてやると取れます。
樹液などべとつくものはコーンスターチや片栗粉など、犬が舐めても問題ないものを汚れにかけてブラシでとることができますよ。
散歩の前にブラッシングスプレーをかけておくのもひとつの方法です。静電気が抑えられるために、ゴミがつきにくくなるようですよ。
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※詳しくは→犬の散歩から帰ったら、足・肉球を正しく拭くをグッズ紹介
肉球は熱を感じにくいわけですが、夏のアスファルトや砂浜など非常に高温になっているところを歩くと、さすがにやけどをしてしまいます。
足を引きずっていたり、肉球の色が黒ずんだり、真っ赤になっていたりしたら、やけどをしている可能性があるので、早めに獣医を受診しましょう。
指の間が傷ついている状態で犬がそこをなめてしまう。かゆみや痛みがあると舐めすぎてしまい、炎症を起こしてしまうのです。
常に清潔に保つことはもちろんなのですが、濡れたままにしないことが大切なようです。炎症などが起きている場合にはやはり獣医を受診してください。
肉球を怪我してしまい、血が出ている場合、多くは自然に治癒しますが、傷が深く出血が多いときなどは獣医を受診してください。傷口から雑菌が入る可能性もありますからね。
身近なケアとしては「肉球を乾燥から守る」ことがありますよね。
乾燥によって肉球がひび割れてしまうと、そこから雑菌が入り炎症を起こすこともあるようです。
そしてこれらには過度に清潔にしてしまうことに原因がある場合もあります。散歩の後はタオルで拭く程度で良いところを、ウェットティッシュで強く拭いたり、水洗いをしてしまい、また、それをしっかり乾燥させ無い状態は肉球をひび割れさせることがあります。また、肉球の間が湿った状態にあると雑菌が繁殖しやすくなり、ひび割れから炎症につながることも。
清潔に保ちたい気持ちはわかりますが、やりすぎてはいけませんね。