よく吠える犬種 吠えない犬種の性格 無駄吠えをさせないしつけ方

よく吠える犬 どんな犬か調べてみた

吠えにくい犬種トップ5

よく吠える犬種

犬を飼うなら、できるだけ静かに過ごせる犬種がいい。そう考える人も多いでしょう。
犬は本能的に吠える動物ですが、犬種によってその頻度は異なります。
今回は、比較的穏やかで無駄吠えしにくい犬種を紹介します。

フレンチブルドッグの魅力

よく吠える犬種

フレンチブルドッグは、愛嬌のある表情とがっしりした体型が特徴の小型犬です。
性格は陽気でフレンドリー。飼い主さんと一緒にいることが大好きで、警戒心が強すぎないため、無駄吠えが少ない犬種とされています。
また、短頭種なので、興奮しても長時間吠え続けることが苦手な傾向にあります。
ただし、遊び好きな性格のため、適度な運動をさせることが大切です。
運動不足になるとストレスがたまり、思わぬ場面で吠えることもあるため、毎日の散歩は欠かせません。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの性格

よく吠える犬種

キャバリアは、穏やかで社交的な性格を持ち、犬や人に対してもフレンドリーに接します。警戒心が強くなく、番犬向きではありませんが、その分無駄吠えが少ないのが魅力です。
「全く鳴かない犬種」ではありませんが、他の犬種と比べるとかなり静か。
甘えん坊な性格のため、飼い主さんと一緒に過ごす時間を大切にすることで、落ち着いた生活が送れます。

ゴールデンレトリーバーの特徴

 

ゴールデンレトリーバーは、大型犬の中でも特に温厚で、吠えることよりも人とコミュニケーションをとるのが得意な犬種です。
もともと狩猟犬として活躍していたため、指示を理解しやすく、無駄吠えが少ないのが特徴。マンション暮らしには向いていませんが、十分な運動ができる環境があれば、さらに落ち着いた性格になります。
ストレスが少ない生活環境を整えることで、より静かに過ごせるでしょう。

シーズーの飼いやすさ

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シーズーは、おっとりした性格で、無駄吠えしにくい犬種として知られています。
吠えない犬種の中でも特にマンション向きの犬種で、騒がしさが苦手な人にもおすすめです。
ただし、甘えん坊な一面があり、長時間の留守番が続くとストレスがたまり、吠えることもあります。
飼い主さんとのスキンシップをしっかりとることで、静かに過ごすことができるでしょう。

吠えない犬種の特徴

よく吠える犬種

犬は本来吠える生き物ですが、犬種によってはほとんど吠えないものもいます。
ここでは、吠えない犬種の特徴について解説します。

短頭種が吠えにくい理由

短頭種の犬は、鼻が短いため、長時間吠え続けることが難しい傾向にあります。
フレンチブルドッグやパグなどがこのタイプに当てはまり、大きな声を出すことよりも、ボディランゲージで感情を表現することが多いです。

愛玩犬としての歴史

人間と共に暮らすことを目的として改良された愛玩犬は、吠えることが少ない傾向にあります。
例えば、マルチーズやシーズーは、番犬としての役割よりも人に寄り添うことを求められてきたため、警戒心が低く、静かに過ごせる犬種が多いのです。

穏やかな性格の犬種

ゴールデンレトリーバーやキャバリアなど、穏やかな性格を持つ犬種は、過度に吠えることが少ないです。
基本的に飼い主さんに寄り添い、安心して生活できる環境が整っていれば、無駄吠えの心配はほとんどありません。

トレーニングのしやすさ

吠えにくい犬種を選ぶことも大切ですが、それ以上にしつけが重要です。
吠える場面を減らすトレーニングをすれば、どの犬種でも穏やかに過ごせるようになります。
おやつを使ったしつけや、落ち着く環境を作ることがポイントになります。

無駄吠えしない犬種の選び方

よく吠える犬種

犬種によって吠えやすさが違うため、環境に合った犬種選びが重要です。

環境に適した犬種選び

マンションや戸建てなど、住環境によって適した犬種が異なります。
マンションなら吠えない犬種、広い庭があるなら活発な犬種でも問題ないでしょう。

生活スタイルとのマッチング

散歩の時間を十分に取れるかどうかも大事なポイント。
運動量の多い犬種は、十分に発散できないとストレスで吠えやすくなるため、生活スタイルに合った犬種を選ぶことが重要です。

犬種ごとの運動量の違い

例えば、ボーダーコリーやシェットランド・シープドッグのような牧畜犬は、運動不足が原因で吠えることがあります。
小型犬でも活発な犬種は運動が必要なため、事前に運動量を把握しておくことが大切です。

被毛の手入れと吠えの関係

被毛の手入れを怠ると、不快感から吠えることがあります。
特に、長毛種の犬は定期的なブラッシングが必要です。
手入れが行き届いていれば、ストレスも軽減され、無駄吠えを減らすことができます。

よく吠える犬種とその特徴

よく吠える犬種

犬の中には、吠えることが得意な犬種もいます。
これは本能的なもので、しつけだけでは抑えられないこともあります。

ビーグルの吠えやすさ

よく吠える犬種

ビーグルはもともと狩猟犬として活躍していたため、獲物を追う際に大きな声を出して知らせる習性があります。
興奮しやすく、運動不足が続くとストレスから無駄吠えすることもあります。

ダックスフンドの吠える理由

よく吠える犬種

ダックスフンドは、穴の中にいる獲物を追うために吠える習性を持っています。
そのため、見知らぬ人に対して警戒し、吠えることが多いです。

チワワの警戒心と吠え

よく吠える犬種

チワワは小さな体ですが、警戒心が非常に強い犬種です。
自分より大きな相手にも果敢に吠えかかることがあります。

ヨークシャーテリアの性格

よく吠える犬種

ヨークシャーテリアは活発で、好奇心旺盛な性格です。
そのため、来客や物音に敏感に反応し、吠えることがあります。

吠えない犬にするには

生後間もない子犬は、母犬がそばを離れると、泣きますよね。これは庇護者の母犬がいないことによる恐怖感や寂しさから鳴くようです。

問題が芽生えるのは生後4〜5ヶ月齢

よく吠える犬種

4〜5ヶ月齢というと子犬が吠えても飼い主にとってはさして気になるものではありません。まだまだ声がかわいらしい年頃だからですね。
そのため、なかなか対策が取りにくいのですが、放置すると生後7,8ケ月ごろには、吠えることは習慣化してしまうんです。
飼い主が吠え声に悩み始めるのは犬が成犬になってからのようです。でもこの頃には慢性化していて矯正しようにも手がつけられなくなるのです。

吠えるから咬むに進んでしまう

よく吠える犬種

犬がなぜ吠えるのかを考えると、つまりは「怯えているから」です。怯えることで激しく吠えるなど威嚇をするのですね。
そして犬が更に追いつめられると「咬む」に進みます。
飼い主としては、他の犬や人間に愛犬が噛み付くようになって、ついに「問題」と感じるようになるようですね。

ケース別「しつけ」はこうする

よく吠える犬種

ではどのように犬の無駄吠えをしないようにしつければ良いのでしょうか?
場面ごとに考えてみましょう。
子犬のうちなら、「社会化トレーニング」が大切と言われています。
犬には「社会化期(4-13週齢)」がありますから、その時期を逃さず人間社会に住むということに折り合いをつけさせる訓練をしていくのですね。
まずは子犬のときのこの時期を逃さず、しっかりしつけをして行ってください。
とはいえ、今、無駄吠えに悩んでいるとしたら、大抵はその時期を過ぎている場合も多いと思います。
その場合でも、子犬に対するしつけとやることは同じです。

要求吠えは冷静に無視して要求に応じないことが肝心

・人間の食事中に吠える
・抱いて欲しくて吠える
・散歩の準備を始めると吠える
・クレートから出してほしくて吠える

これらが要求吠えです。
なにか欲しいものがあったり、飼い主にしてもらいたいことがあるときに吠えてしまうのですね。
クレートから出してもらいたかったり、食事が欲しいときに鳴くものですね。 これは「要求に応えない」しかありません。
たとえば、食事をあげるときに吠え出したら、くるっと回って壁のかげに隠れてしまってください。
吠えているときにはあげてはいけません。
犬があきらめて静かになったところであらためてごはんをあげましょう。
クレートから出す場合もおなじです。 嬉しくて吠えているときには出さずに素通りしてください。興味を示してもいけません。無視です。
それで静かになったところでケージから出すようにしましょう。
犬が「吠えたら注目してくれた」と思わないように、視線を遮る布でクレートを覆ってもいいかもしれません。
吠えたところで要求に応えてしまうと、「吠えたことで願いがかなった」と覚えてしまいます。
かわいそうに感じるかもしれませんが、心を鬼にしてしつけてください。

玄関のチャイムに吠えてしまうのは怖いから

・警戒して吠えてしまう
・物音がすると吠える
・知らない人に吠える

ありますよね。
これらの吠えは、音や見知らぬものに恐怖や不安を感じて警戒して吠えるというパターンですね。
最近は宅配便の訪問が多くなっていますから、必然的にチャイムがなることが多いですよね。
犬がチャイムに反応して吠えてしまうのは、その音を怖がっているためです。
そこで、「チャイムは怖くない」とわかってもらうために、チャイムがなったら、小さなおやつをあげることを繰り返してみてください。
それまで怖かったチャイムが「おやつの時間を知らせる合図」になり、吠えるのをやめてくれます。
つまり、「要求しても意味がない」と犬にわかってもらうことが肝心です。
実際にやってみると、犬かわいさでなかなか貫き通すには根性がいると思いますよ。

まとめ

よく吠える犬種

犬の吠えには犬種ごとの特徴が影響します。
吠えにくい犬種を選ぶことも大切ですが、環境やしつけによって吠えの頻度は大きく変わりますよ。
愛犬の性格を理解し、適切な接し方をすることで、快適な生活を送ることができますね。

※合わせて読みたい「犬が来客に吠える その理由は? トレーニングのしかたは?

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