パグを飼う人の特徴とは？ パグは性格は悪いのかしら？

パグを飼う人の特徴　５つのQ&A

Q1 パグを飼う人に向いている性格やライフスタイルとは？

A
パグを飼う人は、陽気で愛嬌があり、人の笑顔にひかれる傾向があります。
外見が「ブサかわ」と言われるパグの魅力を理解し、ユーモラスさに共感できる人に向いています。
また、暑さ寒さに弱く留守番が苦手な犬種のため、家にいる時間が長く、愛情深く接することができる人が理想です。
散歩やブラッシング、しわの掃除など、日々のケアに手間を惜しまない性格も求められます。

Q2 パグのケアで特に注意すべきポイントは？

A
パグは皮膚がデリケートで、顔のしわに汚れがたまりやすいため、定期的な掃除が欠かせません。
「パグ臭」と呼ばれるにおいの原因にもなるため、こまめに綿棒などでケアして清潔を保ちましょう。
さらに、定期的なシャンプーと換毛期のブラッシングも大切です。
パグはダブルコートのため、抜け毛が多く、特に春秋の換毛期には丁寧なお手入れが必要です。

Q3 パグの運動や散歩にはどのような配慮が必要？

A
パグは太りやすい体質なので、毎日適度な運動が必要です。
理想は1日2回、各30分程度の散歩ですが、子犬であれば1回15分程度でも構いません。
また、短頭種で暑さに弱いため、夏は涼しい時間帯、冬は暖かい時間帯に散歩を行うなど、気温や季節に合わせた配慮が必要です。
室内遊びだけでは運動不足になるので、継続的に外へ連れ出す習慣を持つことが大切です。

Q4 パグの性格にはどんな特徴があるの？

A
パグは明るく陽気でフレンドリーな性格です。
人懐っこく、他の犬や人にも優しく接するため、初心者や子どものいる家庭にも向いています。
一方で、少し頑固な一面があり、気に入らないことがあると動かなくなったり自己主張することも。
無駄吠えが少なく、室内でも静かに過ごせる犬種として評価されています。
留守番が苦手で甘えん坊なため、飼い主との信頼関係が重要です。

Q5 パグとフレンチブルドッグの違いは？

A
パグとフレンチブルドッグは似ていると感じる人が多いですが、いくつか明確な違いがあります。
耳は、フレンチブルが立ち耳（コウモリ耳）なのに対し、パグは垂れ耳（ローズイアーまたはボタンイアー）。
しっぽは、パグが高い位置でクルンと巻かれており、フレンチブルは短くて低い位置にあることが多いです。
また、フレンチブルの方がより筋肉質で大柄、歯も鋭く、パグの方が穏やかな印象を持ちます。
加えて、パグには背中に「トレース」と呼ばれる黒い線があることも特徴です。

パグを飼う人の特徴とは？

パグについて「あんなに可愛くないのになんで飼っているんだろう？」と思う人も多いらしいですね。

でも好きな人にとってみればあの不細工さがいいらしいです。可愛いんです。

だから、パグが好きな人は、なによりも笑顔が素敵で、陽気、愛嬌がある人にひかれる傾向があるようです。

満面の笑顔という言葉がありますが、パグはまさにそんな感じですもんね。

パグは家にいる時間が長い人に向いています

パグは暑さや寒さに弱いので、外出がちだとこまめな温度調整が難しいため、家にいる時間が長い人のほうが向いていると言えます。

パグを飼うには毎日散歩に行くことが大切

パグは太りやすい体質です。

毎日散歩に連れ出して、適度に運動させてあげることが肥満になってしまいます。

毎日散歩に行くことのできる人が向いています。散歩は1日2回、1回につき30分程度行うようにしましょう。子犬の場合は1日1回、15分程度で十分です。

パグは暑さ寒さに弱いので、季節ごとに散歩に行く時間は考慮しておげてください。夏は涼しい時間帯に、冬には暖かい時間帯に散歩に連れ出してあげましょう。

ブラッシングが苦じゃない

パグを飼う人の特徴として、毎日のブラッシングが苦じゃないことが挙げられます。
パグはダブルコートなので換毛期があります。
この時期には頻繁にブラッシングしてあげる必要があります。
ブラッシングによって、古い毛や死んだ細胞を取り除き、新しい毛の生え方を促進できるのです。これによって被毛の健康を保ち、艶やかなコートを維持できますよ。
換毛期以外には週2回程度のブラッシングでOKです。

定期的なシャンプーを欠かさない

パグの皮膚はデリケートで、皮膚の感染症リスクが高い犬種です。
定期的なシャンプーが必要なのです。
パグを飼う人はこの点を理解し、定期的なシャンプーを欠かさないでください。
シャンプーはパグの健康を保つために欠かせない手入れの一つです。

顔のまわりの汚れに気がつく

パグは愛らしい表情が特徴的ですが、その代償として顔のしわのために汚れがたまりやすいです。
パグを飼う人は顔のまわりの汚れに気がつくことができ、こまめに掃除を行ってください。健康管理の一環として欠かせない作業です。

ねばり強くしつけできる

パグは頑固な性格を持っていますが、きちんとしつけることができれば素晴らしいペットとなります。
厳しすぎると嫌がってしまうので、うまく褒めながらねばり強くしつけしていきましょう。愛犬との信頼関係を築きながら、適切なしつけをしてくださいね。

パグってどんな犬？

Modified on: 2025 01 13

しわくちゃな顔のブサカワ犬といえばパグですねー。
ところが、パグは由緒正しいのです。なんたってパグは最も古い犬種のひとつなんですねー。
パグっていう名前の由来なんですが、諸説ありまして、

１． ラテン語で「握り拳」を意味する「pugnus（パグナス）」から
２． 中国語で「いびきをかいて眠る王様」を意味する「覇歌（パー・クー）」から
３． 古い英語で「優しく愛されるもの」から
などなどがありますね。

祖先は紀元前2000年くらい前の古代アジア。当時はまだ大型犬だったらしいです。チベタン・スパニエルやペキニーズなどを使って小型化したと言われています。
アジアと貿易関係があったオランダの東インド会社によって中国にいたパグがヨーロッパに渡ったそうです。

パグはオランダの王室で愛され、王家のシンボルにもなっていたそうです。
そこからイギリスに渡るのですが、オランダ同様、イギリスでも、王室や貴族に愛され、ヨーロッパで大きな人気になったようですね。

その後、19世紀にアメリカに伝わり、アメリカンケンネルクラブに公認されました。
日本には戦中から戦後の1900年代前半になってパグが入ってきたそうです。

パグの体の特徴

短鼻の小型犬です。がっちりとした筋肉質な体で、しわくちゃの顔が特徴ですよね。

体の大きさ　体重

体高はオスが30センチ、メスが25センチ。体重は6～8kg。
パグは同じ小型犬のチワワやミニチュアダックスと比べるとダントツで重いんですよ。通常小型犬と言えば3kgから5kg。ところがパグの平均体重は6kgから8kgです。あまりの重さに「太っているんじゃないの？」と疑ってしまうかも。この範囲であれば大丈夫ですよ。

毛色

被毛は短毛でダブルコート、巻き尾です。耳は前に垂れたボタン耳と、短く巻いているローズ耳があります。毛色はフォーン、黒、灰、白、シルバー、アプリコットなど。パグはスクエアな体躯とがっちりした筋肉質、短毛で滑らかな毛並み。

鼻が短いため、いびきをかいて寝るパグもいるようですねー。

暑さに弱く、寒さにも弱いという虚弱な(笑　パグです。また、よく寝る犬でもあります。他の犬種よりも睡眠時間が長いことも忘れないでください。

お手入れ　「パグ臭」が飼いにくいと言われる原因

一般的にパグはダブルコートのため、抜け毛は多い犬種です。年に2回訪れる換毛期には大量の毛が抜けます。そのため、換毛期はこまめなブラッシングが必要です。

ところがブラックの子はシングルコートの子が多く、ほかの毛色のパグより抜けにくいといわれています。ブラックがすべてシングルコートというわけではないのですが。
また、パグの顔のシワは、あいだに汚れが溜まりやすいです。

シワの間の汚れは「パグ臭」と呼ばれる悪臭の原因や病気の原因にもなることがあります。こまめに顔を拭いたり、シワの間を綿棒で優しくなぞるなどして、清潔に保ってあげてください。これがめんどくさいと感じる人は「飼いにくい」と思ってしまうのかもしれませんね。

パグの性格　性格悪いの？

パグは明るく陽気で素直で落ち着いている性格です。穏やかなので、攻撃性を示すことはほとんどありません。

また、無駄吠えが少なく、警戒心もあまりないので番犬向きではないですね。
でも、ということはマンションや住宅街でも安心して飼うことができるってことですねー。

陽気なパグには、ちょっと頑固な一面もあります。この頑固さが一部で「性格が悪く、飼いにくい」と言われるゆえんのようです。また、食べ物に対する執着心が強いこともあるようです。しっかりとしつける必要がありますね。

魅力を感じるのもわかります。

パグの「愛されポイント」徹底解説

パグは、ユーモラスな顔立ちや甘えん坊な性格で多くの飼い主さんを魅了しています。
小型犬の中でもとくに特徴的な見た目や行動で、「パグが好きな人」はその魅力にどっぷりハマりがち。
今回は、パグの愛されポイントを徹底解説し、その魅力がどこからくるのかを解説していきます。

つい笑ってしまうユーモラスな顔立ち

パグの顔立ちは、一目見た瞬間に思わず笑ってしまう独特の魅力があります。
シワだらけの顔、つぶれた鼻、まるっとした目のバランスが絶妙で、まるでコメディ映画のキャラクターのようです。
「ぶさかわ」という言葉を生んだのも、このユーモラスな顔立ちが理由のひとつ。
パグの表情は豊かで、困ったような顔から嬉しそうな顔まで、見ているだけで飼い主さんの心を癒してくれます。

まるまるとした体型が愛らしい

パグの丸みを帯びたボディは、まるでぬいぐるみのような可愛さがあります。
このぽってりとしたシルエットと短い足が組み合わさり、より穏やかでマイペースな性格が強調されるのです。
小型犬の中でもとくに丸みがある体型は、抱きしめたくなる衝動を掻き立てます。
ただし、その可愛さに油断しておやつを与えすぎると、体重が増えすぎてしまうので注意も必要です。

個性的で面白い座り方

パグ特有の「おっさん座り」は、その独特さで飼い主さんを虜にしています。
後ろ足を投げ出して座る姿は、どこか人間的でユーモラス。
まるで「仕事終わった～」とくつろいでいるかのようです。
この座り方は、リラックスしている証拠とも言われ、パグの穏やかさを象徴しています。

迫力満点の「パグ走り」

パグの走り方には、他の犬種にはない個性が光ります。
短い足をフル回転させ、体全体でバタバタと駆け回る姿は、迫力満点で思わず笑ってしまう可愛さです。
この「パグ走り」は、全力で遊びたい気持ちを全身で表現しており、元気でアクティブな一面を見せてくれます。
散歩中も、突然この走り方を見せることがあり、飼い主さんを驚かせることもあるでしょう。

甘えん坊でつい構いたくなる

パグは、甘えん坊な性格で飼い主さんへの依存心が強い犬種です。
膝の上に乗ってきたり、隙あらば飼い主さんの後をついて回る姿には、思わず「可愛すぎる！」と心を奪われます。
この甘えん坊な性格は、飼い主さんとの強い信頼関係の証拠でもあります。
留守番が苦手で、一人でいると寂しがるため、たっぷりの愛情を注ぐことが大切です。

フレンドリーで親しみやすい性格

パグの性格は、フレンドリーで社交的です。
他の犬とも仲良くでき、散歩中やドッグランでも人気者になることが多い犬種です。
とくに人間に対しても親しみやすく、知らない人にも尻尾を振って寄っていく陽気な一面があります。
そのため、初めて犬を飼う方や、子どもがいる家庭にもおすすめです。

いびきをかいて熟睡する姿が可愛い

パグの寝姿は、ただ寝ているだけで飼い主さんの癒しポイントになります。
独特の顔立ちからくる「グーグー」といういびきをかきながら熟睡する姿は、まるでお昼寝中のおじさんのよう。
その無防備で安心しきった寝顔を見ると、飼い主さんも自然とリラックスした気持ちになれます。

食べる姿の豪快さが魅力的

パグは、食べることが大好きな犬種です。
食事の時間には、目を輝かせてご飯に夢中になる姿がなんとも微笑ましいもの。
「もうちょっとゆっくり食べなさい！」と言いたくなるほどの食べっぷりで、飼い主さんの心を掴んで離しません。
食べすぎに注意しながらも、その豪快な食事姿にはつい笑顔になってしまうでしょう。

元気いっぱいだけど落ち着きもある

パグは元気に遊ぶのが大好きですが、同時に落ち着きのある一面も持ち合わせています。
散歩中はしっかり遊び、家の中ではのんびりとくつろぐというメリハリのある生活スタイルです。
この「元気だけど落ち着いている」バランスの良さが、飼いやすさのポイントのひとつです。

無駄吠えが少なく静かに過ごせる

パグは比較的無駄吠えが少ない犬種です。
そのため、マンションやアパートなど、集合住宅での飼育にも適しています。
穏やかでのんびりとした性格から、静かな暮らしを求める飼い主さんにもぴったりです。

ちょっと頑固だけど可愛らしい

パグには少し頑固な一面もあります。
散歩中に「こっちに行きたい」と主張したり、「まだ遊びたい！」と動かなくなることも。
ですが、その小さな体で一生懸命自分の意見を伝えてくる姿が、逆に可愛らしさを引き立てています。

首をかしげる仕草が可愛すぎる

パグが飼い主さんの言葉に反応して首をかしげる仕草は、まさに破壊的な可愛さです。
「何言ってるの？」と不思議そうに見つめる姿には、飼い主さんの心を鷲掴みにする力があります。

短毛でお手入れが楽ちん

パグの毛は短く、ブラッシングやシャンプーが比較的楽なのも飼いやすさの理由です。
抜け毛は多めですが、基本的なお手入れは初心者の飼い主さんでも簡単にできます。

※くわしくは「パグの「愛されポイント」徹底解説」

パグの寿命 気をつけたい病気

パグの寿命はおよそ13年で、小型犬としては平均的です。

気をつけたい病気としては、「短頭種気道症候群」「脳炎」「皮膚疾患」「肥満細胞腫」などがあります。

パグのしつけ

パグは教えられたことをすぐ覚えるタイプではないようです。でも飼い主に喜んでもらいたい、飼い主が喜んでくれることが大好きなので、褒めて育てることが肝心です。

新しいコマンドができるようになったら、少し大げさに褒めてあげましょう。

食欲が旺盛なので拾い食いには注意しましょう。

フレンチブルドッグとの相違点

パグとフレンチブル、似ていますよね。詳しくない人が見たら区別がつかないかもしれません。お互いの特徴である顔のしわですが、パグはフレンチブルドッグに比べて顔のシワが少なといわれています。

わかりづらいですね。もっと明確に違う点を挙げておくと・・

耳

フレンチブルドッグの耳は「コウモリ耳」とよばれる立ち耳ですが、パグの耳には垂れ耳が折り重なっている「ローズイアー」と耳が前に垂れている「ボタンイアー」の2種類です。

体つき

フレンチブルドッグのほうが筋肉質で体重が8kg以上に成長します。パグは大きな子でも8kg以上にはなりません。

歯

フレンチブルドッグは鋭い歯をしています。パグの歯は鋭くありません。

尾

フレンチブルドッグのしっぽは低いところにあって、生まれつきしっぽがない子や「スクリューテール」とよばれる豚ようなしっぽを持ちます。

一方パグのしっぽは高い位置に付いていてクリンと巻きあげていますよ。

また、パグには後頭部からしっぽにかけて「トレース」とよばれる黒い線があります。

ネットで拾った後悔の体験記

「こんなに医療費がかかるとは！」という叫び

パグは病気が多く、特に皮膚や呼吸器に関するトラブルが頻繁に発生します。
「保険に入ってなかったら家計が破綻してたかも」といった切実な声も見られました。
健康リスクを軽視すると後悔に直結する可能性があります。

「パグ臭で彼氏に引かれた…」切ない実話

顔のしわにたまる皮脂やよだれ、体臭など独特の“パグ臭”に困惑する人も。
「かわいいけど、においがキツい」と指摘されて気まずい空気になったという話もちらほら。
定期的なケアは欠かせません。

「しつけが全然入らなくて泣いた日々」

甘えん坊な性格である一方、パグは頑固な面もあります。
「トイレトレーニングがいつまでたっても終わらない」という嘆きも多く、
根気と理解が試される犬種だという実感がにじんでいます。
※くわしくは「パグを飼って後悔したこと」

パグを飼っている芸能人

パグを飼っている芸能人も多いですね。やっぱり魅力があるんでしょうね。