子犬の歯固め　どうしたらいいの？ : 子犬の記念日

子犬の歯固めって必要なの？
いつから使う？歯固めデビューのタイミング
どんな素材がいい？歯固め選びの極意
人気の歯固めランキング、実際どう？
手作り歯固めってアリ？ナシ？
子犬が歯固めを気に入らないときは？
歯固め以外の対策も知っておこう
まとめ

子犬の歯固めって必要なの？

乳歯がかゆくてムズムズするワケ

子犬の乳歯は生後3週間頃から生え始め、生後2〜3ヶ月齢頃までに28本が生え揃います。
その後、生後4ヶ月頃から乳歯から永久歯への生え替わりが始まり、7ヶ月〜1歳くらいまでには42本の永久歯が生え揃います。
この時期、歯茎がムズムズして不快感を感じるため、何かを噛みたくなるのです。
歯固めを与えることで、子犬の不快感を和らげることができます。

噛みたい衝動、放っておくとヤバい

子犬の噛みたい衝動を放っておくと、家具やスリッパなどを噛んでしまうことがあります。
これは、歯の生え替わりによる不快感やストレスが原因です。
適切なおもちゃを与えることで、噛みたい衝動を満たし、家具などを守ることができます。

家具やスリッパがボロボロになる前に

子犬が家具やスリッパを噛んでしまう前に、歯固めを用意しておくことが大切です。
特に、天然ゴムやコットン素材のおもちゃは、子犬の歯や歯茎に優しく、安全に噛むことができます。
また、洗濯機で洗えるものを選ぶと、清潔に保つことができます。

歯固め＝知育おもちゃ？いや、もっと大事

歯固めは、単なるおもちゃではなく、子犬の健康や成長にとって重要な役割を果たします。
噛むことで、歯茎の血行が良くなり、歯の健康を保つことができます。
また、ストレス解消や運動不足の解消にもつながります。

いつから使う？歯固めデビューのタイミング

だいたい生後何か月？目安を知ろう

一般的に、歯固めは生後3ヶ月頃から使用することができます。
この時期になると、子犬は手先が少し器用になり、物をつかんだり、口に持っていったりするようになります。
そのため、歯固めを与えることで、物をつかむ訓練や知的好奇心の発育にも役立ちます。

サインを見逃すな！「カミカミ始まったよ」チェック

子犬が手当たり次第に物を噛み始めたら、それは歯固めを与えるサインです。
この時期、子犬は歯の生え替わりによる不快感を感じているため、噛むことでその不快感を和らげようとします。
適切なおもちゃを与えることで、子犬のストレスを軽減することができます。

成長スピードに個体差アリ、焦らないでOK

子犬の成長スピードには個体差があります。
歯の生え替わりの時期も、犬種や個体によって異なるため、焦らずに子犬の様子を見ながら対応することが大切です。
無理に歯固めを与えるのではなく、子犬の様子を観察し、必要に応じて与えるようにしましょう。

遅すぎても早すぎてもダメ？適齢期とは

歯固めを与えるタイミングは、早すぎても遅すぎても良くありません。
早すぎると、子犬が興味を示さない可能性がありますし、遅すぎると家具やスリッパを噛んでしまうことがあります。
子犬の様子を見ながら、適切なタイミングで歯固めを与えることが大切です。

どんな素材がいい？歯固め選びの極意

天然素材 VS 合成素材　ぶっちゃけどっち？

天然素材は「安心」「安全」というイメージが強く、飼い主さんに人気がありますね。
たとえば天然木や天然ゴムの歯固めは、噛みごたえがあって誤飲しにくいのがメリット。
一方で、合成素材はコストパフォーマンスが高く、耐久性にも優れています。
ただし、低価格すぎる商品は素材の安全性に不安があることも。
「ナイロン製」「天然素材」「無添加」などの記載をチェックして選びたいところですね。

硬すぎ注意！歯ぐきへのやさしさ第一

噛む力がまだ発達途中の子犬には、硬すぎる歯固めはNGです。
歯ぐきを傷つけてしまう恐れもあり、将来の歯並びや口内環境にも影響することがあります。
ソフトタイプのゴムや、布素材のぬいぐるみ型の歯固めなら安心ですね。
「噛み心地がやわらかい」「弾力性がある」といった商品レビューも参考にしつつ、慎重に選びましょう。

洗えるかどうかも超重要ポイント

子犬が毎日口に入れるものだからこそ、清潔をキープしたいものです。
歯固めは「水洗い可」「洗濯機OK」など、お手入れしやすい素材が◎。
菌や汚れが残ったままだと、口臭や歯周トラブルの原因にもなります。
日常的なケアがラクにできる歯固めを選ぶことで、飼い主さんの負担もグッと減りますよ。

音が鳴る系は遊びながら噛める優れもの

「ピーピー」「カシャカシャ」と音が鳴る歯固めは、子犬の本能的な興味を刺激します。
遊びながら自然と歯固めタイムが始まり、留守番中の退屈しのぎにもぴったり。
ただし、音の出るパーツは壊れやすいこともあるので、耐久性をしっかり確認してください。
「コング」「ティーザー」「スーパーキャット」などの有名ブランドは、音の工夫にもこだわっていますよ。

人気の歯固めランキング、実際どう？

口コミで話題のベスト３を斬る！

ネット上で評価が高い商品には理由があります。
たとえば「Hartz（ハーツ）」のデンタルおもちゃや、「ペティオ」の歯みがきガムなどは、人気ランキング上位の常連。
共通するのは「噛みやすい形状」と「安全性」。
実際に購入したユーザーのレビューは信頼度が高いので、ぜひチェックしたいポイントですね。

インスタでバズってるアレ、ほんとに使える？

SNSで見かけるおしゃれな歯固め、かわいいけど機能はどうなの？と不安になりますよね。
デザイン重視で選ぶと「興味を示さない」「壊れやすい」といった落とし穴も。
「ぬいぐるみ型」「ボーン型」など、視覚的にも子犬が楽しめる工夫があるかも重要です。
「かわいい＋使える」を両立している商品こそ、真の人気アイテムです。

見た目だけじゃダメ！機能性とのバランス

かわいさ重視で選ぶ気持ち、わかります。
でも、機能面がイマイチでは「お気に入り」にはなれません。
「香り付き」「天然ゴム製」「フード入り」「歯垢除去」など、プラスアルファの工夫があると◎。
「見た目も中身もイケてる」商品を選ぶことで、子犬も飼い主さんも大満足です。

結局はウチの子に合うかどうかが勝負

どれだけ人気の商品でも、子犬の好みと合わなければ宝の持ち腐れ。
「サイズ」「素材」「香り」「遊び方」など、個体によって合う条件はバラバラです。
迷ったら、セット商品や「お試し用」を購入するのもアリですよ。
「これだ！」という一本が見つかるまで、いろいろ試すのも楽しいプロセスですね。

手作り歯固めってアリ？ナシ？

材料にこだわれば安心感アップ

市販のものに不安がある飼い主さんには、手作り歯固めという選択肢もあります。
天然コットンのタオルや、無添加の木材など、安全な素材を選べば、子犬の健康にも安心ですね。
「国産」「無着色」「香料なし」などの条件を意識すると、より信頼度がアップします。
手作りはコストも抑えられて、お財布にもやさしいというメリットがありますね。

でもちょっと待って、安全基準クリアしてる？

とはいえ、安全性のチェックは自己責任になるのが手作りの難点です。
誤飲のリスクや、裂けた繊維で口内を傷つけるおそれも否定できません。
専門店が販売している商品は、獣医師監修やJIS規格に適合している場合も多く、一定の安心感があります。
「かわいいから」「手作りだから」といって油断せず、安全性への配慮は忘れずにいきましょう。

タオル結ぶだけ？簡単DIY術

もっとも手軽な手作り歯固めといえば、濡れたタオルを結んで冷凍する方法です。
これなら清潔だし、冷たさが歯茎をほどよく刺激してくれます。
使う素材は「天然素材」や「漂白されていない綿タオル」など、口に入れても安全なものを選びましょう。
冷凍タオルは一度使用したらすぐ洗濯。
清潔をキープして使ってくださいね。

愛情こもってるけど、耐久性にはご用心

手作りの歯固めは“愛情たっぷり”で微笑ましいのですが、やはり耐久性では市販品に劣ります。
すぐにボロボロになってしまうと、かえって誤飲やケガの原因になる可能性も。
「丈夫」「長持ち」「洗える」などの条件を満たす市販品との併用もおすすめです。
愛犬の安全が第一。
愛情と実用性のバランスが大切ですね。

子犬が歯固めを気に入らないときは？

興味ゼロ？その理由と対策

せっかく用意したのに、歯固めを無視されることもありますよね。
理由はさまざま。
素材のにおいや、サイズが合っていないケースも。
「小型犬用」「ミディアムサイズ」など、体格に合わせた選び方がカギです。
「遊び方」「音」「香り」などの変化をつけると、興味が戻る可能性もあります。

使ってくれない…そんな時の誘導法

歯固めにおやつのにおいをつけてみたり、遊んでるふりをして“魅力アピール”するのも一手です。
飼い主さんが楽しそうに見せると、わんちゃんも「なにそれ？」と寄ってきます。
「ドッグトレーナー」もすすめるのが、褒美をセットにした誘導方法。
成功したらすかさず「よくできたね」と声をかけて、成功体験を積み重ねましょう。

冷やす・匂いづけなどカスタム技

定番のカスタムは「冷凍」。
凍らせることで歯茎にひんやりした刺激が届き、快感に。
さらに、「ミルクフレーバー」「チーズの香り」など、香り付きの素材に変えてみるのも効果的です。
天然素材にこだわりつつ、香料や添加物が控えめな商品を選べば安心です。

そもそもストレスが原因の可能性も？

実は、「歯固めを拒否する＝ストレスサイン」というケースもあります。
引っ越しや環境変化、飼い主さんの不在などで心が不安定なとき、遊びにも集中できません。
「ストレス解消グッズ」や「運動不足解消」の工夫で心のケアも忘れずに。
場合によっては獣医師に相談して、根本の原因を探ることも必要です。

歯固め以外の対策も知っておこう

しつけとの合わせ技で噛み癖改善

歯固めだけではコントロールしきれないのが“噛み癖問題”です。
そんなときは「しつけ」との合わせ技が効果的。
噛んでいい物・ダメな物の区別を教えるには、声かけや無視などの“行動コントロール”がカギになります。
「甘噛み＝遊びじゃない」というメッセージをしっかり伝えることで、噛む対象の選び方も変わってきますよ。

運動不足が引き金？遊びで気分転換

「かみかみ」が止まらないとき、実は運動不足が原因のこともあります。
室内遊びでは飽きてしまい、ストレスがたまりやすくなるわけです。
「フリスビー」「ボール型おもちゃ」「ノーズワークトイ」などで、体も頭も刺激してあげましょう。
運動不足解消＋ストレス発散＝“かまない子”に近づける最短ルートかもしれません。

ガムやトリーツとの使い分け戦略

「デンタルガム」「チューデント」「ジャーキータイプ」など、噛むおやつも実は優秀な味方です。
ただし、食べすぎ注意！　噛む時間や回数をコントロールしながら取り入れましょう。
歯固めは“長時間対応”、ガムは“ごほうび用”など、役割を分けて使うのがコツ。
「知育玩具に詰めて与える」といったテクもありますよ。

病気が隠れてることも。獣医の目も借りよう

「噛む頻度が異常に多い」「歯固めを与えても落ち着かない」。
そんなときは、念のため口内トラブルを疑ってください。
歯石や歯肉炎、あごの異常など、専門的な診察が必要なことも。
定期的に「獣医師チェック」を受けて、早期発見・早期対処を心がけましょう。
健康維持のためにも、歯みがきやデンタルケアは欠かせません。