Modified on: Jul 17, 2019
「世界一有名なビーグル犬」といえばスヌーピーのことですが、ビーグルには他にも異名があるのを知ってますか?
「森の鈴」、「森のトランペッター」、「草原の声楽隊」などなど。
これらは猟犬であるビーグルが狩りの時に獲物を追いながら「追い鳴き」をするためにつけられました。
ビーグルは嗅覚の鋭いハウンドドッグ(猟犬)で、14~15世紀ごろからイギリスではスポーツであるウサギ狩りに使われてきた歴史があるんですね。
狩りの時には、何頭もの群で使われたそうですが、ビーグルたちはよく通る高い声で連絡を取り合い、逃げるうさぎを追いつめていくそうです。
そりゃあ「森のトランペッター」と呼ばれますよね。
ちなみに「ビーグル」という名前は、諸説あるようですが、フランス語で「大声を出す」という意味もあるとされています。
原産国のイギリスでも昔から人気の犬種なのですが、1860年頃にアメリカにも輸入されるようになると、たちまち人気の犬となりました。
それ以来、アメリカケンネルクラブの登録数ランキングのベスト10入りが続く、人気の犬種なんです。
最大の特徴は、太くて良く通る吠え声です。
体高を33cm~40cm。体重は9〜11kg。ハウンドドッグとしては一番小さいそうです。
毛色はブラック・タン・ホワイトのトライカラーや、レッドアンドホワイトなど多数あります。レバー色以外のハウンドカラーは認められているそうです。
ビーグルは短毛なので抜け毛が少ないかも、と思われるかもしれません。
ところがビーグルの毛はダブルコートで、年2回訪れる換毛期には驚くほどの量の毛が抜け落ちることになります。
皮膚を傷つけにくいラバーブラシで毎日ブラッシングしてあげるといいですね。
ビーグルはとても食欲旺盛な犬種。食べ物を与えれば与えただけ食べてしまうので、しっかりと食事を管理してあげないと肥満になってしまいます。
肥満はさまざまな病気のリスクが高まるだけでなく、腰や骨への負担が大きくなってしまいますからね。
スヌーピーのイメージも同じかもしれませんが、ビーグルは平和主義者。
飼い主にも家族にも大変愛情深い犬種です。
また、前述したとおり、ビーグルは狩りに用いられた時に群で仕事をしました。このため、他の犬とは争いを好まず、とてもフレンドリーのようです。
活発で、遊ぶ事が大好きな犬なので、「犬と一緒にいろいろなことをしたい! いろいろなところに行きたい!」という方にはオススメの犬種だそうです。
体の大きさからすると、ビーグルはかなりの運動量が必要な犬種です。
できれば1日1時間以上の散歩をしたいところです。
食欲も旺盛なんで運動不足で太りやすくなってしまいますからね。
また、集団行動をする犬だけに、留守番はにがて。
とても寂しがります。あまり長い時間の留守番は考えものです。
そしてなんども書いてますが、大きい声で吠えます。ビーグルは狩猟犬として活躍していたので、その名残で吠えやすいのです。
なんてったって「森のトランペッター」ですからね。
集合住宅で飼育する場合、その点を覚悟して徹底して躾ける必要がありますね。
1. スヌーピーのモデル犬種、ビーグルってどんな犬?詳しくは→ビーグルってどんな犬? 特徴を調べてみた特徴は「森のトランペッター」大きさは?スヌーピーの犬種が何犬かというと、もちろんご存知スヌーピーのモデルになったのは、ビーグル犬。まんが「ピーナツ」ではそう宣言されています。でも実際のモデルとなったのは雑種犬のようですね。原作者であるチャールズ・M・シュルツ氏が幼い頃に飼っていた、スパイクという雑種の犬が、スヌーピーの元になったと言われています。ではビーグルですが、どんな犬なのでしょうか? ビーグ... スヌーピーの犬種 モデルはビーグル? 特徴は? アンディ以外の兄弟は? 最終回は? - 子犬の記念日 |