Modified on: Jul 17, 2019
スタンダードのダックスフントって以前はニッチな犬でしたよね。
それがミニチュアダックスが市場に出て大人気になった印象があります。
ダックスフントは原産国のドイツで、古くは16世紀ごろから「アナグマ」を狩る狩猟犬だったようですね。
名前のダックスフントは「アナグマ犬」という意味で、狭い巣穴の中にいるアナグマ猟のために穴の中で活動できるように手足が短く改良されています。
で、ああいう体型なんですねえ。
ミニチュアダックスは19世紀以降にイタチやウサギなどの狩猟用により小型の犬が必要になり誕生したようですよ。
体長が体高の2倍という短足胴長体型、垂れ耳で中くらいの長さのマズルを持つ小型犬ですね。
体高21〜24cm。体重は4~6kg、胸囲は30〜35 cm前後になります。平均寿命は12~16年。
毛色はバリエーション豊富で、黒、チョコレート、ブラック&タン、クリーム、チョコレート&クリーム、レッド、ブルー、タン。
たくさんありますねえ。
これは知らなかったんですが、ミニチュア・ダックスフンドは毛質によって「スムースヘアード」「ロングヘアード」「ワイヤーヘアード」の3つのタイプに分けられているそうです。
それぞれ狩猟の目的によって使い分けられてきましたんですね。
なぜ毛質が3種類あるのかというと掛け合わせた犬種がそれぞれ違うからなんです。
そして、それを聞けば納得なのですが、被毛の種類によって性格が異なると言われています。
1. スムースヘアード
これはスタンダードのダックスフントを小型化したものですね。
アナグマの狭い巣穴の中で自在に活動できるように短毛で硬く滑らかな毛質。かなり気の強い性格になります。
2.ロングヘアード
ロングヘアードタイプはアナグマの爪から身を守るために、細く長く柔らかい被毛を持っています。
温厚で人懐っこく、ユーモラスな一面を持ち合わせています。甘えん坊で神経質らしいですよ。
3.ワイヤーヘアード
ワイヤーヘアードタイプは、水に強く少しカールした硬い被毛です。テリア系の血筋を引いているので、活発で頑固な性格らしいです。
ミニチュアダックスは陽気で好奇心が強く、非常に活発です。
散歩で見かけるミニチュアダックスもそんなイメージですね。
一方、やや頑固なところがありますが、賢く順応性が高いため、しつけや訓練は受け入れやすいらしいですね。
ただし、自立心のある猟犬ですので、甘やかしすぎると扱いにくくなるみたいです。
ミニチュアダックスは活発で遊び好き、前向きでめげない性格らしいので、1日1時間程度の散歩に加えて、ボールなどのゲームの時間をとってあげると良いようです。
小型犬ですが、活発なんですねー!