1. カフェでおとなしく待てる練習
Modified on: Jul 28, 2019
最近、犬と一緒に行ける施設が続々増えています。
ドッグカフェなどはもちろんですが、スタバやレストランのテラス席も犬OKのところが多くなりました。
街中だけではなく、旅行に行ってもそのような場所を利用するケースが多いため、マナーをしっかり守れないと、子犬と一緒にお出かけする機会を減らしてしまいます。
お出かけ先で落ち着いていられるようトレーニングをしておくことが大切です。
もちろん、店内での排泄をしないしつけや、他の犬がいても騒がないなどの条件がクリアされていることが大切です。
また、飼い主の食べ物を家でもらっている犬は、外でも同じように要求します。
吠えたりすると、他のお客さんの迷惑ですし、人間の食べ物は犬の健康上も好ましくありません。
そのような習慣をつけないように日頃から気をつけましょう。
2. トレーニングはまずは部屋の中で
1. 飼い主はソファなどに座り、その足元にリードをつけた子犬を座らせます。
2. リードの首元に近い部分を足で踏んでいきます。
3. その足を首元に近づけていくと、犬は自然に「フセ」の姿勢を取ります。
4. 伏せた瞬間に褒めてフードを与えます。これを繰り返し、少しずつ伏せの時間を延ばします。
落ち着いて飼い主の側で伏せができるよう練習してください。
5. ここまでできたら、飼い主が食べ物や飲み物をとりながら同じ練習を行ってください。
おとなしく待つことができたらフードを与えてください。
言葉のコマンドだけではなく、マットを使う方法もあります。
「マット」の号令で犬がマットの上でふせることを教えることをマットトレーニングといいます。
1. 犬が伏せた時にちょうど体が乗るくらいのマットを用意しましょう。
新しいものではなく、うちのにおいがするようなもののほうが、犬は落ち着きます。
家でもそのマットを敷いて、普段の居場所にしておくといいでしょう。
2. マット上にフードを置き、与えることでマットに良いイメージを持たせます。
3. 次にマットの上で犬が伏せることができたらフードをあげるようにしていきます。
この際に、最終的に「マット」の号令で、自分でマットまで移動してふせるようにするため「フセ」と口で言わないでください。
そのため、手の動きだけでさせるようにします。
4. 何度も練習してマットの上でスムーズに伏せるようになって来た段階で、マットへ誘導する前に「マット」とコマンドをかけ、同じように誘導して伏せるところまでできたら褒めるようにしましょう。
5. 飼い主の食事の時間、マットの上でおとなしくできるようになってきたら、カフェやレストランでも練習していきましょう。
3. まとめ
ワンコの幸せは「飼い主といつでも一緒にいること」です。
カフェで飼い主の足元で静かに待てるようになれば、一緒に連れて行ってもらえる機会が増え、ワンコはとても幸せになるんですよ。
しつけはある面でワンコに厳しく接することが必要で、それが苦手な飼い主さんも少なくないかもしれません。
でも、ワンコの一生の幸せを考えれば、それは必要な厳しさ! ワンコのつぶらな瞳にほだされず、しっかりしつけを入れていきましょう!
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