パグを飼って後悔？よくあるQ&Aまとめ
Q1 パグを飼う前に知っておくべき性格や特徴って？
A パグはとても愛嬌があり、飼い主にベッタリな甘えん坊タイプです。
ただしマイペースで頑固な一面もあるため、しつけには根気が必要です。
見た目の可愛さだけで選ぶと「こんなはずじゃなかった」と感じる可能性もあります。
Q2 パグの健康面で後悔しやすいポイントは？
A パグは短頭種ゆえに呼吸器の問題を抱えやすく、さらに皮膚炎や目の病気なども頻発します。
病院代がかさんだり、ペット保険をどうするか悩んだりする飼い主も多いようです。
予防ケアと医療費の覚悟はしておく必要があるでしょう。
Q3 抜け毛やニオイに関して後悔する人もいるの？
A はい。パグはダブルコートで抜け毛が非常に多く、家の中がすぐ毛だらけになります。
さらに顔のシワの奥に独特の「パグ臭」がこもりやすく、毎日のケアが欠かせません。
潔癖な人にとっては大きなストレスになりかねません。
Q4 ネットでよく見る「後悔エピソード」ってどんなの？
A 「医療費が月に数万円」「旅行に行けない」「しつけが入らない」といったリアルな声が多く見られます。
とくに一人暮らしや忙しい共働き家庭では、生活のペースが合わずに後悔する例も少なくありません。
Q5 それでもパグが可愛いと思える理由とは？
A どんなに手がかかっても、結局は「ぶさかわな顔」「ぬいぐるみのような体型」「膝に乗って甘える仕草」で心が癒やされます。
「やっぱりうちの子が一番」と思える魔力がパグにはあります。
後悔と愛情が共存する、そんな不思議な魅力を持った犬種です。
パグを飼って後悔する前に知っておきたいこと
パグの基本的な性格と魅力って？
パグは甘えん坊で愛嬌たっぷりな性格です。
笑顔がまるで人間のようで、家族と一緒に過ごすのが大好き。
でも忘れてはいけないのが「短頭犬種であるという宿命」です。
呼吸器疾患や熱中症、皮膚炎、眼のトラブルにかかりやすく、日々のケアや健康管理は普通の小型犬以上に気が抜けません。
それを理解したうえで「一緒に暮らす相棒」として受け入れられるかどうかが、後悔の有無を左右します。
「可愛い」は正しいが…その裏に潜む落とし穴
パグは見た目の可愛さで人気を集めています。
しかしその人気の裏には、遺伝的な問題や繁殖の倫理問題も存在しています。
特に短頭種特有の健康リスクを知った上で、それでも飼いたいという覚悟が必要になります。
後悔ポイント① 健康リスクと医療費問題
短頭種ならではの呼吸トラブル
パグは短頭種のため、鼻腔が狭くて呼吸がしづらい特徴があります。
暑さや興奮時にゼーゼーと息をすることも日常茶飯事。
散歩中に倒れる危険もあるため、真夏は早朝限定や短時間の運動しかできないことも多いです。
皮膚・目の疾患頻発
パグは顔のシワや目の大きさから、皮膚炎や結膜炎などのトラブルが起こりやすい犬種です。
定期的な洗浄やケアが欠かせず、放置すると悪化しやすいため、日々の管理が必要になります。
病院代だけじゃない予防とケアコスト
病気の治療費だけでなく、予防的なワクチン、フィラリア・ノミ・ダニ対策、皮膚用シャンプー、点眼薬なども積み重なると相当な出費になります。
『小型犬＝安上がり』のイメージはパグには当てはまらないでしょう。
ペット保険に「入る？入らない？」の分岐線
パグを飼うならペット保険はほぼ必須といえます。
健康な時期が短く、通院・入院の頻度が高くなりやすいからです。
ただ、保険料の負担も無視できず、加入時には補償範囲や条件をよく比較する必要があります。
後悔ポイント② 体重管理と肥満対策の苦労
食いしん坊パグの現実
パグはとても食欲旺盛な犬種で、見ていないと際限なく食べてしまうこともあります。
食事制限が必要なのに、飼い主の甘さにつけ込んでおねだりされると、つい与えてしまいがちです。
肥満への第一歩ですね。
毎日の散歩＆運動が思いのほか大変
肥満を防ぐには散歩や運動が必要不可欠ですが、暑さに弱いパグには季節や時間帯に配慮が必要です。
短時間でも工夫して毎日運動を取り入れる工夫が求められます。
怠けるとすぐに体重が増えます。
肥満が呼吸や関節に与える影響
肥満になるとただ重いだけではありません。
呼吸がより苦しくなったり、関節に負担がかかって歩行困難になる可能性も。
特に高齢になると健康リスクは倍増します。
飼い主目線での理想と現実のすり合わせ
「ぽっちゃりしてるほうが可愛い」と思っても、健康を守るためには厳しく管理する覚悟が必要です。
見た目の可愛さだけで判断せず、長く元気に過ごすためのケアが欠かせません。
後悔ポイント③ 毛・ニオイ・抜け毛のお手入れ地獄
ダブルコートの魔の抜け期
パグはダブルコートという二重構造の被毛を持つため、春と秋の換毛期にはごっそりと毛が抜けます。
まるで毛の爆発事故のようで、掃除機が手放せなくなります。
毎日ブラッシングしても間に合わないこともあります。
布製家具や服に毛がつきまくる
抜け毛は家具や衣服に容赦なくつきます。
ソファやカーペット、黒い服に目立つパグ毛がびっしり。
来客前にコロコロを転がすルーティンが日課になるでしょう。
顔のシワの「パグ臭」掃除必須なの？
顔にあるたっぷりのシワには、皮脂や汚れがたまりやすく、独特のにおい、いわゆる「パグ臭」の原因になります。
定期的にシワの間を拭かないと不衛生になりますし、感染症リスクも出てきます。
「潔癖」or「無頓着」で分かれる満足度
毛やにおいに敏感な方にとっては、パグとの生活がストレスになるかもしれません。
一方で「気にしない派」ならそれも愛嬌と感じることができるかもしれません。
自分の清潔感の基準と照らして検討すべきです。
後悔ポイント④ 頑固でしつけが大変
甘えん坊なのにマイペース？
パグは甘えん坊な一面がある反面、自分のペースを崩さない頑固さも持っています。
「こっちに来て」と呼んでも知らん顔、そんな気ままな姿にイライラする飼い主さんも。
甘さとわがままの紙一重です。
急に走り出す“パグ走り”の爆笑＆焦り
テンションが上がると、パグは突然スイッチが入り猛ダッシュを繰り返します。
その姿は微笑ましいけれど、リードを持ってないと大事故の可能性も。
コントロールしづらいところも注意ポイントです。
褒め重視でも進まないコマンド習得
パグは怒られるのが苦手なので褒めて伸ばすタイプといわれています。
でも、なかなか指示を覚えず「聞いてる？」と思ってしまうことも。
根気よく繰り返すことが必要になります。
家族みんながしつけ担当？持ち回りルール必須
飼い主が1人でしつけを担当すると、指示に従う相手が限定されてしまいます。
家族全員で一貫したしつけを共有しないと、パグ自身が混乱します。
しつけのルールを持ち回りで徹底するのが理想的です。
後悔ポイント⑤ 気温・環境管理の疲労感
夏の暑さ対策：早朝＆クールグッズ必須
パグは暑さにとても弱く、真夏は特に要注意です。
早朝の散歩に切り替えたり、冷却マットやエアコンを使ったりと対策が必須。
「犬って外で飼うもの」という認識はパグには通用しません。
冬の寒さケアはエアコンと加湿併用
A 暑さだけでなく寒さも苦手というのがパグの特徴。
暖房器具だけでなく加湿器も併用しないと、皮膚トラブルや風邪の原因に。
体温管理にここまで気を使うとは思わなかったという声も多いです。
アパート・集合住宅との相性問題
A 無駄吠えは少ない犬種ですが、息遣いやいびきが意外と大きいのがパグの個性。
壁が薄い住環境だと気を使うことが多く、ストレスになるケースもあります。
事前に住まいの相性を確認することが重要です。
出張や旅行へのハードルが意外と高い
預け先を選ぶのが難しいという声が多く、暑さ寒さに弱い体質がネックになります。
「一緒に行く」にも環境整備が必須で、フットワークは確実に重くなります。
急な外泊が多い人には厳しい選択になるかもしれません。
ネットで拾った後悔の体験記
「こんなに医療費がかかるとは！」という叫び
パグは病気が多く、特に皮膚や呼吸器に関するトラブルが頻繁に発生します。
「保険に入ってなかったら家計が破綻してたかも」といった切実な声も見られました。
健康リスクを軽視すると後悔に直結する可能性があります。
「パグ臭で彼氏に引かれた…」切ない実話
顔のしわにたまる皮脂やよだれ、体臭など独特の“パグ臭”に困惑する人も。
「かわいいけど、においがキツい」と指摘されて気まずい空気になったという話もちらほら。
定期的なケアは欠かせません。
「しつけが全然入らなくて泣いた日々」
甘えん坊な性格である一方、パグは頑固な面もあります。
「トイレトレーニングがいつまでたっても終わらない」という嘆きも多く、
根気と理解が試される犬種だという実感がにじんでいます。
「旅行どころじゃない」リアルな制約の声
短頭種で暑さ寒さに弱く、ホテルやペットシッターの選択肢も限られます。
「旅行に行こうとすると一気に計画が難航する」といったケースも。
自由なライフスタイルと両立できるか、事前に検討が必要です。
それでもパグが可愛い理由
見るだけで笑える“ぶさかわ”フェイス
Aパグの魅力といえば、なんといっても“ぶさかわ”フェイスです。
丸くて大きな目、つぶれたような鼻、シワくちゃの顔立ちは一度見たら忘れられないインパクト。
その個性的な見た目に、笑って癒やされる人が続出しています。
甘え上手で膝に乗ってくる破壊力
甘えん坊な性格もパグの大きな魅力です。
ふと気づけば膝の上にちょこんと乗ってきて、まんまるな目で見上げてくる。
もう、どんな疲れも吹き飛んでしまう破壊力ですよ。
どっしり体型の“ぬいぐるみ感”
小型犬とはいえ、パグはむっちりとした体型が特徴です。
抱っこしたときの安心感と、柔らかい体の感触がまるでぬいぐるみのよう。
思わずぎゅっとしたくなる存在です。
やっぱり「うちの子が一番」って思える存在
どんなに大変でも、最終的には「うちの子が一番」と思ってしまうのがパグ。
手がかかるからこそ、絆も深くなるのかもしれません。
その存在は家族そのもの。
「もう一度選べるとしても、やっぱりパグがいい」と語る飼い主が多いのも納得です。
※詳細は画像をクリック！合わせて読みたい「パグを飼う人の特徴とは？ パグは性格は悪いのかしら？」
コメント