円覚寺はペット・犬連れOK! 犬用お守りもあります! 北鎌倉

お寺や神社というと、「犬を連れてのお参りはNG」だと思っていましたが、最近は犬連れで参拝OKというところも増えているようです。

古くから、神社仏閣では「動物=穢れ(けがれ)」と考えられていて、禁止されていたのですが、

でも、最近では、「犬や猫も家族の一員」と考え、ペット同伴を認めるようになった神社仏閣も増えてきました。

1. 北鎌倉 円覚寺は境内はリードでOK

坐禅で有名な「円覚寺」に行ってきました。

円覚寺のルールは、一緒に建物の中に入るのはダメですが、リードをつないで境内を散歩させることができます。

境内は山肌に沿って作られているのでとても立体的な配置がなされ、犬と一緒の散歩で結構運動になる実感がありまよ。

※出典 円覚寺の公式サイト

2. 観光スポットだから 駐車場は空いていたらとにかく入れよう

駐車場は円覚寺直営の普通自動車向けのものはありません。周辺の民間駐車場を使うことになります。だいたい相場は500円/h以上です。金額を気にするよりも土日は「空いているところが少ない」ことのほうが優先すべき問題。観光スポットですからね。空いていたらすぐさま入れる、ちょっと遠くても入れる、という気構えが大切です。

電車の場合は北鎌倉駅から1分もかかりません。

鎌倉はいつ行ってもいい。夏は夏でいいし、冬もいいい。東京や横浜からも近い。そして犬連れで楽しめる場所やお店がたくさんあります。観光地になるべくしてなっているといいますか、何度も通わないと全貌が見えない街ですよね。その中から犬連れで楽しめる場所をいくつかご紹介していきます。1. 樹ガーデンは犬連れOK そこは天空のカフェテラス立体的なレイアウトのカフェテラスが現れる長い階段をようやく登り終えると、小山の上にレンガ造りのテラスが現れます。山の斜面をそのまま使っているようで、ものすごく立体的なレイアウト...
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3. 拝観時間は季節によって若干違う

まず拝観時間ですが、季節によって変わります。3月~11月は午前8:00~午後4:30、12月~2月は午前8:00~午後4:00となります。

拝観料金は大人300円(高校生以上)小人100円(小中学生)。動物の設定はありません。拝観料はPASMO、Suicaで支払うことができます。ハイテクですねー。

犬を連れていると、財布で小銭を探してオタオタしがちなので、アップルウォッチでスマートに払えてよかったです。

4. 円覚寺を犬連れ散歩してみる

円覚寺は鎌倉時代後半の弘安5年(1282)、北条時宗が中国・宋より招いた無学祖元禅師により円覚寺は開山されました。ざっと700年ですね。

京都や奈良に比べれば「新しい」かもしれないですが、すごい歴史ですよね。

北条時宗といえば「元寇」撃退で有名で、この円覚寺は元寇の慰霊としてはモンゴル人、高麗人、日本人、分け隔てなく供養慰霊されているのですね。

山門

もろもろの煩悩を取り払い、娑婆世界を断ち切るのが「山門」だそうです。1785年に再建されたということなのですね。

700年経っている威厳を感じましたが、235年でした。それでもすごいんですけどね。

仏殿

円覚寺の仏殿は1923年の関東大震災で倒壊、1964年に再建されました。

なかに入ると、ご本尊の宝冠釈迦如来はもちろん、天井に描かれた前田青邨の監修の「白龍図」を大迫力で見ることができます。

大方丈

住職が居住する建物のことを方丈というのだそうですが、この大方丈に現在はすまわれていないそうです。

その周りには「百観音霊場」があります。

「百観音霊場の由来は、養老二年(718)徳道上人が開設した西国三十三観音霊場と、鎌倉時代、観音信仰に篤かった源頼朝が開いた坂東三十三観音霊場、その後に出来た秩父三十四観音霊場の総称とされている」と立て札にあります。ここはそのうちの一つということなのでしょうか? それともここを詣でたら百観音霊場を回ったことにする、という話なのでしょうか? ちょっとわかりませんでした。

以前は霊場に写経を納め、その際に納経印を戴いていましたが、それが現在のご納経帳または御朱印帳に変わったということです。

妙香池

向こう岸の岩を虎の頭に見立てた「虎頭岩」で有名です。正直どのへんが虎の頭なのかわかりにくいですが。

弁天堂

あちこちに「国宝 洪鐘(おおがね)→」の立て札があるので、ぜひ見たいと思ったら、それがある弁天堂までとんでもない急階段を延々登らないといけません。

犬は喜びますが、飼い主は大変です(笑)階段が嫌いな犬ならやめたほうがいいかもしれません。

ようやく登り切ると弁天堂があり、その前に国宝の洪鐘が吊るされています。

しかし、どうしたことか突き棒が折れたまま。

国宝というには無残です。

1301年北条貞時が国家安泰を願い寄進、形が雄大でありながら、細部まで緻密に作り込まれ、技法も洗練されていることが特徴とされています。

とても大きな鐘のため鋳造は困難で、二度の失敗。北条貞時が江ノ島の弁財天に祈願したことで三回目の鋳造で成功したのだそうです。

北条貞時は洪鐘の鋳造に成功できたことに感謝し、円覚寺にも弁天堂を作りました。江ノ島の弁財天とは夫婦弁天と呼ばれています。弁天(女性)なのに夫婦なのでしょうか。

甘味処があり、ここまで登ったご褒美として甘いものを食べる人が多いみたいですねー。

これだけ観てだいたい1時間ぐらい。入り口から高低差があってとてもおもしろいと思います。犬と一緒に行けるのですが、建物には入れないので、二人でいってかわりばんこに観るというのが良いですね。

5. ペット用お守り

昨年森戸神社で手に入れた犬用のお守りを戻してしまったので、新しく買っておきたかったのが、この円覚寺にきた目的でした。

私が買ったのはこちら。若干ファンシーな、丸形のものもあります。

そして円覚寺の御朱印はこちらです。

弁天堂では独自の御朱印があります。ただし、御朱印帳に直接の書き込みはできません。

住所:神奈川県鎌倉市山ノ内409

電話番号:0467-22-0478

駐車場:あり(有料)

拝観料:大人300円、小人100円

公式サイト:円覚寺の公式サイトはこちら

注意事項:リードを短く持てばペット同伴可能

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子犬の記念日 管理人

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