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だんだんと寒くなってきましたね。
散歩にいくのも躊躇する、というほどではありませんが、暖房が恋しい季節になってきました。
うちの暖房は実はすべて電気です。基本的にエアコンですね。
というのも、家を建てたとき、子供が小さかったのとラブラドールを飼い始めたので、灯油のストーブは危ないなと思っていたんです。
だって、遊び好きのラブラドールが突進してきてストーブ倒したら、確実に火事だよ、と思いません?
もちろんすぐに消火機能が働くのでしょうけど、怖くて。
その結果冬の電気料金は目も覆わんばかりの金額です。
ところがそれは私の思い違いだったんですね。
ペットによる火災事故は「灯油ストーブを倒す」じゃないんです。
独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター(NITE)が発表したプレスリリースがあります。
犬や猫などのペットだけではなく、ネズミやゴキブリによるものも記載されているのですが、事故の総件数は78件(ペット26件、小動物や害虫52件)、うち56件(約72%)が火災に至っているということです。
ネズミやゴキブリは置いておいて、ペットで多い事故の経過ですが
① ペットが電源コードをかじったり爪でひっかけたりすることで配線がショート
② ペットの尿などで電子基板がショートしたり、コンセントでトラッキング現象が発生して発火
とあります。
うちのノーフォークテリアは家具もめちゃくちゃにしたんですが、実はコンセント噛みちぎっちゃったんですよね。
くわしくは(悪魔の異名を持つ犬たち)
通電していた加湿器のコードを噛みちぎっちゃったんでほんと危なかったと思います。
その加湿器のコードはホームセンターに売っている付け替え用コンセントにしてなんとか使っていますが。
この事態を受けてまずやったのが、どうしてもタコ足になってしまうコンセント周りの電源をボックスに入れて隠しました。
見た目もいいですし、こうすると、電源につながっているコンセントは一つになるので、ここだけ犬から守ればよくなります。
大した金額ではないのでオススメですね。
また、「充電中のバッテリーを犬がかみ、ショートして破裂」という表記もあります。スマホ用の携帯バッテリーはたしかに無造作に転がしてます。気をつけないといけないと思いました。
アメリカではさらに事故が多いらしく、以下の注意喚起がなされています。
① 子犬の行動を制限する
特に子犬のうちは好奇心が強く、なんでも口に入れて確認しますから注意が必要です。
人間の目が届かないとき、留守番をさせるなどのときには、安全な場所にケージを置いてそこにいれましょう。
② 火はこまめに消す
ろうそくやストーブに好奇心から近寄っていってしまうことがあるそうです。
少なくとも使っていない火はすぐに消しましょう。
③ コンロやストーブを使っていない時にはカバーをかける
驚いたことに、犬猫はスイッチを押しちゃうんです。そのくらい器用なんだそうで、カバーがあるならしっかり隠すことが大切だそうです。
④ ろうそくなどはLEDキャンドルを使う
若干風情に欠ける気がしますが、犬がいるなら安全のために仕方ないですね。
⑤ 倒しても火災が発生しない器具を選ぶ
火を起こすストーブよりも温風ヒーターとか、ホットカーペットなどを選びたいものですね。
とはいえ、どんなに電化したところで、コンセントや電源がウィークポイントになってしまいます。
犬がコンセントや電源に触れないようにしつけることが大切ですよね。
火災もそうですが、通電している状態で噛んでしまうと感電します。
自戒もこめてしっかりしつけましょうね。
それから、犬が噛んでしまって傷ついたコンセントやコードなどは新しいものに取り替えましょう。
漏電の危険があります。
大した出費ではありません。それでワンコの安全が確保できるなら(人間の安全も)安いものですよ。
そうそう、火災とはちょっと違いますが、ストーブに近すぎて「毛皮が焦げる」「やけどする」こともありますよね。以下のリンクは「うさぎ」の例ですが、本当にこんがり焼き目が着いてしまって・・。これも柵を用意するなど対策が必要ですねー。
気をつけよう!ペットがストーブの前に座って毛が焦げる事件「うちのも毎年やってる」「柵置かないと…」
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