犬の育て方 16週間で行う犬のしつけ

犬の耳の中に注意! 定期的な耳掃除で外耳炎を防ごう!

犬の耳掃除は必要? やり方と注意点は?

犬の耳掃除の必要性とは?

犬にとって、耳掃除は健康に欠かせないケアの1つです。
耳垢や汚れがたまると、耳道内に細菌やカビが繁殖し、炎症や外耳炎などの病気を引き起こす可能性があります。
定期的な耳掃除は、犬の健康を維持するために大切なことですね。

耳掃除が必要な犬種とは?

長毛種や垂れ耳の犬種は、耳垢や汚れがたまりやすく、外耳炎などの病気にかかりやすい傾向があります。
コッカースパニエル、ビーグル、ブルドッグ、シーズーなどは、耳の構造や毛の生え方が原因で、耳掃除が必要な犬種と言われています。

自宅での耳掃除のやり方と注意点

自宅で犬の耳掃除を行う場合には、以下の手順で行ってください。

・獣医師に相談して、適切な洗浄液を選びます。
・犬を落ち着かせ、頭を傾けます。
・コットンを使用して、外耳道の汚れを優しく取り除きます。
・洗浄液を耳道に入れ、マッサージすることで汚れを浮き上がらせます。
・犬が揺れたり、鳴いたりしていないことを確認し、耳の中の汚れと洗浄液を除去します。
・注意点としては、綿棒や爪楊枝を使用すると、鼓膜を傷つける恐れがあるため、使わないようにしましょう。
また、犬が耳掃除を嫌がる場合には、無理をせず獣医師に相談しましょう。


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犬が耳掃除を嫌がる! 自宅で行う場合の方法と注意点

愛犬の耳掃除は、飼い主にとって必要なケアの一つです。
しかし、犬が嫌がることもあるため、正しい方法を知っておくことが大切です。

愛犬が耳掃除を嫌がる場合の対策

まずは、耳掃除を嫌がる原因を確認しましょう。
痛みや異物の感覚がある場合や、アレルギー、感染症、外耳炎などの病気がある場合には、耳掃除を行う前に動物病院で診察を受けましょう。

耳掃除に慣れるための3ステップ

愛犬が耳掃除に慣れていない場合は、少しずつ慣れさせる必要があります。
1. 耳を触られることに慣れることから始め、
2. 次に耳垢を取るコットンの刺激に慣れるようにします。
3. 最後に、耳掃除を行うという段階に進みましょう。

耳掃除をする際の注意点

耳掃除を行う際には、以下の注意点に注意してください。
まず、拭き取るためのコットンを耳の深部に入れないようにしましょう。
また、掃除に使う洗浄液は、動物病院で勧められたものを使うようにしましょう。
耳の構造に合わない洗浄液を使用すると、耳の内部の細菌の増殖を促進する可能性があります。

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犬がよく耳をかく、頭を振る動作は外耳炎のサインかも?

犬はよく耳をかく仕草をしますよね。
あまりにも頻繁にするようであれば、ちょっと外耳炎を疑う必要があるかもしれませんね。

外耳炎とは?

犬の耳は、「外耳(がいじ)」「中耳(ちゅうじ)」「内耳(ないじ)」にわけられ、外耳に炎症が起こるのが外耳炎です。
耳の穴から鼓膜までのあいだを耳道といい、ここに炎症が起こります。
痒みや痛みを伴う病気ですね。

外耳炎の原因

細菌や真菌(カビ)などの繁殖、耳ダニなどの寄生虫、アトピーやアレルギーなどの過敏症、異物混入や腫瘍(しゅよう)などが炎症の原因となるケースがあります。
また、外耳道の構造的な問題や中耳炎の進行なども原因となることがあります。

外耳炎の症状

外耳炎の症状には、耳をかく、頭を振る、耳垢の増加、赤みや腫れ、かゆみ、痛み、悪臭などがあります。症状が進行すると、耳道の内側に腫れが生じ、鼓膜が損傷することもあります。

外耳炎になりやすい犬の特徴

犬種によっては外耳炎にかかりやすい種もあります。
長毛種、立ち耳種、湿度が高い地域に住んでいる犬、アトピー性皮膚炎を持っている犬などが、外耳炎にかかりやすいと言われています。
また、耳掃除をしない習慣や、水に浸かることも原因になることがあります。
垂れ耳の犬種(コッカー・スパニエル、レトリーバー、ダックスフンドなど)や、外耳道に毛が密に生えている犬種(テリア、プードルなど)がかかりやすいです。

外耳炎の治療について

外耳炎の治療には、獣医師による診断と治療が必要です。診断には、耳道内をチェックし、細菌や寄生虫の検査、鼓膜のチェックなどが行われます。
治療には、洗浄や薬の投与、必要に応じて手術が行われます。また、外耳炎の治療後は、定期的な耳掃除が必要です。

外耳炎を予防するには

次のように犬を管理して行くことが大切ですね。
・定期的な耳掃除を行う
・湿気の多い場所での過ごし方に注意する
・アレルギーの原因物質を取り除く
・定期的な獣医師の診察を受ける
・愛犬の健康管理を徹底する
定期的な健康診断や、適切な食事、適度な運動など、愛犬の健康に気を配ることで外耳炎を寄せ付けないようにしましょう。

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