犬の特徴といったら、鼻が良いこと、耳が良いことですよね。
特に耳はいろいろな音を聞き分けることができるのと同時に、感情を表すこともできます。
どんな仕草がどんな感情を表すのでしょうか
犬が自分の周りにアンテナを張っている状態です。集中力がアップしています。
なにか興味のあることが身の回りにあるのです。
表情を見てください。
落ち着いた表情、仕草なら好奇心をもってなにかに注目しているのです。
逆に落ち着かない表情や仕草のときは周囲を警戒していると考えられます。
垂れ耳の犬でも、何かに注意を向けている時は耳が動きます。耳のつけ根を中央に向かって寄せたり、耳全体が少し持ち上がって見えることがあります。愛犬の変化であれば、きっとあなたも気づいていますよね。
犬がなにか危険を感じているか、なにかを威嚇している状態です。
表情を見てください。
シワを寄せて険しい表情をし、唸り声を上げているようなら、なにかを威嚇しています。
嬉しいときやリラックスしているときに、耳を後ろに倒します。
犬の行動を見てください。
飼い主に甘えたい仕草を見せてしっぽを振っていませんか?
一方で犬の表情が固く緊張しているのがわかるのであれば、ストレスを感じています。
元気がなくしっぽを巻いているようなときには、体調不良であることもあります。
人間とおなじ哺乳類の犬ですが、体の名称や、機能は随分違うのです。獣医に行く場合などにも話しがわかりやすくなりますよね。1. 体の部位と名称2. 犬の目から世界はどう見えているのかな?犬はピンぼけの世界を見ている人間に比べて様々な優れた身体能力を持つ犬ですが、視力は悪いのです。0.3暗い。人間の場合であれば裸眼で普通免許は取れません。なぜか? 人間は目が正面を向いていますね。だから焦点を合わせやすい。でも犬は目が人間と比べると外側にあり、正面に焦点をあわせにくいのです。この配置になっているのはもちろん狩... 犬の部位の名称や、特徴 犬の目や唾液、しっぽ、肉球の機能について知りたい! - 子犬の記念日 |
どのくらいの範囲の音が聞こえているのかを可聴域といいます。犬は3万8000ヘルツまでの音域を聞き取きとれるといわれているのですね。対してヒトは約2万ヘルツ。犬は人間の約2倍近くの音域を聞き取れるのです。
これはかつて犬が野生だった頃、獲物であるウサギやネズミの3万~4万ヘルツの鳴き声を聞き取るために発達したそうですよ。
また、犬は遠く離れた音を聞き取ることもできます。その距離は、ヒトの約4倍。この能力で飼い主の足音や運転する車のエンジン音を聞き取れるのです。
犬の耳は17本の筋肉からできていて、その筋肉を使って犬の耳は音がする方向へ動かすこともできます。遠くの音を聞くことができ、その方向も認識できるために警察犬や災害救助犬としても活躍しているのですねー。
犬笛ってありますよね。訓練や猟に使う犬にしか聞こえない笛です。犬笛は
16,000ヘルツから人間には聞こえない超高周波30,000ヘルツまで出すことができます。これが聞こえるということは、例えばヒトの中高年には聞こえない「モスキート音(17,000ヘルツ前後)」が聞こえるってことですね。
うちの犬はテリアだからなのか自分勝手なところが多々あります。たとえば「お手」はできるのですが、自分の気分が乗っているときじゃないとやりません。そのときに1回はやっても、2回目以降はやりません。きっと彼女なりに理由はあると思っているのですが、その理由がわからないので「勝手なやつだなあ」という評価になってしまうのです。目を合わせないときもあります。たいていは名前を呼べばこちらを向くものの、しばらく見つめると目をそらします。これもテリアの気質のなせる技かと思いきや、どんな犬でも目を合わせないときが... 犬が目を合わせない理由がかわいい - 子犬の記念日 |
犬には立ち耳と垂れ耳がありますが、優れた聴力はどちらも同じようです。
全体が立ち上がっている耳。耳先は丸い場合も尖っている場合もある
柴犬、紀州犬、シベリアン・ハスキー、ジャーマン・シェパード
幅が広く、先端が丸くて、蝙蝠の翼に形が似ている。頭のサイズに対しての割合が大きい。
フレンチ・ブルドッグ ウェルシュコーギー
蝶の羽に似た形の耳。
パピヨン
立ち耳でロウソクの炎のような形(断耳をしていない自然な耳を指す)
ミニチュアピンシャー トイ・マンチェスター・テリア
基本形は立ち耳だが、耳の先端が折れているもの。
シェットランド・シープドッグ コリー
耳の先が前方に向かってV字型に折れている。耳の下部分は立ち耳で上部が垂れ下がり耳の穴を隠している。
フォックス・テリア、ボーダー・テリア ジャック・ラッセル・テリア
耳の内側が見える状態で後方に折りたたまれた半直立耳、または垂れ耳。
ブルドッグ ウィペット
根元から垂れている耳。耳の大部分(又は全体)が垂れている。イングリッシュ・ポインター、ゴールデン・レトリーバー、ビーグル
付け根から垂れて、まるでぶら下がるようについている。
ダックスフンド、バセット・ハウンド
じつはまだあるのですけれども、このへんで。
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人間の耳掃除も「必要ない」とよく言われますよね。
犬の耳掃除は必要なのでしょうか?
結論としては、健康な耳であれば掃除は必要ないそうです。
犬の耳を診て、汚れが目立つようならクリーナー(液体)で汚れを落としてあげましょう。ただし、過剰な洗浄は皮膚のバリア機能のバランスを壊してしまいます。
月に一回くらいで十分のようですよ。
イヤークリーナーを耳に入れ、耳の根元を数回もみます。その後、犬が頭を振ることで、汚れと一緒に水分が排出されます。
綿棒のようなものを使っても、こすることで皮膚に傷をつけてしまいます。綿棒が汚れや菌をするつけてしまうこともあるので、綿棒での耳そうじはおすすめできません。
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とくにたれ耳の犬種の場合、内部が蒸れてしまうことが心配ですよね。とくに梅雨や夏場には耳そうじをするのと同時に、エアコンで湿度調節を心がけ、高温多湿な環境にならないようにしてあげてくださいね。