毎日の犬の散歩から帰ったら、玄関に犬を待たせておいて、濡れた雑巾で足を拭いてやる。大抵そうですよね。
雨の日や特に汚れちゃった時はともかく、晴れた日の散歩はそれでOK!
それ、本当でしょうか?
普段なんの気無しに行っている犬の足拭きですが、それぞれのやり方で問題はないのでしょうか?
汚れや細菌が付きやすく炎症を起こすことがあるようです。
ええ? と驚いちゃいますよね。
濡れた雑巾などで拭く場合、指の間、肉球の間に湿り気が残りがち。これが不衛生なんですね。
濡れた雑巾で拭いて終わり、ではなく、さらに乾いた雑巾や吸水性の高い布で指や肉球の間の湿り気を取ってあげましょう
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これも濡れた雑巾と同じ問題がありますね。
さらにウエットティッシュにはアルコール成分が含まれたものがあり、これを使うと肉球にダメージを与えてしまうことも。
ウエットティッシュには犬用の足拭きシートがあります。アルコール成分は入っていませんから、舐めたりしても安心です。
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なんかイメージ的には汚れが落ちない気がしますが、肉球を濡らさないので細菌などの心配がありません。
汚れを吸着するドライシート(クイックルワイパーなど、フローリングを拭くシートです。1枚あたりの価格はウエットティッシュなどよりも安いことが多く、経済的。乾いていてペタペタしません)などを使えば、肉球を濡らさずにきれいにすることができます。
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汚れが目立つ時は風呂場に連れていき、足を洗ってあげるという方も多いのでは。たしかに汚れは落ちますが、被毛を含めてびちょびちょになります。しっかり乾かしてあげることが大切ですね。
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写真の商品は犬を乾かすときにドライヤーを引っ掛けておくドライヤーホルダーです。こういった物があれば両手で犬を押さえたり、足の指を開いて乾かすことができますね。
お湯を使う時は人間が「ぬるい」と感じるくらいの温度が良いようですよ。
犬と人間では温度の感じ方が違うためです。
シャンプーを使う場合があると思いますが、薬剤が残ると皮膚にアクシデントを起こしてしまうことがあるので、すすぎに十分時間をかけてましょう。
ドライヤーはやけどの原因になることがあるので、冷風を使うといいそうです。
まず、犬の足の指、肉球の間、爪の生え際まで水を使って流し、汚れを取る雑巾やタオルでざっと水気を取る
さらに吸水性の高い布で拭き、できるだけ水気を取る
ドライヤーの冷風を使い、乾かす
だそうです。
毎回これやっていたら、生活がにっちもさっちも行かなくなるので(笑 ケースバイケースで対応しましょうね。
なんだかすごいですよね。足洗いカップ!
カップにぬるま湯を入れて、その中に犬の足を入れます。カップの中にあるブラシで足についた汚れを落としていくものです。
こんなの日本にしかないんじゃないですかねー。いや、調べてませんけど。
音がするので犬が怖がるという報告や、気持ち良くてずっと足を入れているという報告もありました。
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無理に手で取ろうとすると、肉球を傷つけてしまうことも。
サラダ油などを使って、ざっと取り除き、さらにシャンプーを使って洗い流してください。
毛についてしまったものはバリカンやハサミで毛ごと切り取るしかありません。
クルマ用にガム取り剤なども売っていますが強力すぎるので犬には使わないほうが良いと思います。
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ブラッシングスプレーをかけてブラシをかけてやると取れます。
樹液などべとつくものはコーンスターチや片栗粉など、犬が舐めても問題ないものを汚れにかけてブラシでとることができますよ。
散歩の前にブラッシングスプレーをかけておくのもひとつの方法です。静電気が抑えられるために、ゴミがつきにくくなるようですよ。
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肉球は常に地面と接しているところですから、一度傷をつけてしまうと、なかなか治りにくいのです。
ふだんからケアを怠らず、肉球を痛めないことを考えたほうが得策です。
肉球のケアの第一歩は、肉球周りの毛や爪ををしっかり整えておくことです。
これでいざという時に大事に至らずに済みます。トリミングのときにしっかりトリマーさんにお願いしましょう。
その上で肉球を保護するなら保湿クリームがあります。
肉球は乾燥するとひび割れてしまうことがあります。帰ってきた時に濡れた雑巾で拭いてしまうと、ことさらに油分を奪ってしまうので、同時に肉球に保湿クリームを塗ってあげましょう。
クリームを塗る時は肉球をマッサージするように塗り込むと効果的です。
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それでも肉球を痛めてしまった場合は「犬用の靴下」などを使って、患部が直接外部にふれないようにしてあげましょう。
犬の足拭き道。奥深いですね! 大変ですよね。でも飼い主の負担を軽減してくれるグッズが助けてくれます。ストレスになるくらいなら、グッズに頼っちゃいましょう!