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子犬の夜泣き いつまで続くのでしょうか? そんな悩みを持つ人もいるかもしれません。
子犬の夜泣きは原因をしっかりつかみ、正しい方法で対処すれば2,3日で収まるそうです。
きちんとしつけることができれば、成犬になって「夜泣きに逆戻り」ということもありません。環境に慣れて、夜泣きをする不安もなくなっていくからです。
それでも子犬のうちに時々は夜泣きに戻ってしまったとしても、生後6ヶ月ほどまでには治まってくるようです。生後6ヶ月はほぼ成犬。子犬の時期も終わりですからね。
また、老犬になると今度は認知症などが原因で夜泣きが始まることもあるようです。
子犬がうちにやってきて「素敵な生活」が始まるはず! と期待していたら、連れてきた初日、その夜からひどい夜泣き状態。
飼い主も子犬の世話にナーバスになっていますから、夜泣きで近所を気にしたり、自分も寝不足になってしまったら辛いですね。生活が立ち行きません。毎日これでは、
「こんなことなら、犬を飼うんじゃなかった」
と思っちゃうことも。
子犬を飼ったらだれもが通る道です。
なんにしてもまずは原因の特定が大切です。
子犬はなにもあなたに嫌がらせをするために夜泣きしているわけではありません。夜泣きするには止むに止まれぬわけがあるのです。
子犬に夕食をあげるのは、午後6時くらいでしょうか。
すると、次の日の朝まで12時間くらいなにも食べない、ということですよね。
食べ盛りの子犬にこの食事間隔は少々つらいのかもしれません。
おなじように「お水が飲みたい」などの問題があっても夜鳴きにつながるそうですよ。
トイレや給水器がケージの中でも確実に使えるようになっているか、確認しましょう。
犬は元来の習性から狭いところを好みます。外敵から身を守るため、あまり広々としていないほうが安心できるのです。
ところが、子犬が寝床にしているサークルやケージ、クレートは、飼い主がお世話しやすいように広々としていて、どこからでも内部が覗けるようになっています。
実はこれでは、落ち着けない子犬がいても不思議はありません。また寝床が暑すぎる・寒すぎる」といったことや「音が怖い」なども落ち着かない、睡眠できない原因になりますね。
犬は群れで生活する生き物です。しかもあなたのうちにつれてこられた子犬はまだ母犬や兄弟犬から離されて間もないことを思い出してください。
それなのに、リビングにあるケージの中で夜中にひとり寝かされたらさびしくて不安で夜泣きしてしまうのかもしれませんよね。
おしっこが原因の場合もありますよね。子犬の寝床がトイレに近いと、排泄物のニオイで子犬は不安に感じる(敵に自分の場所がバレるという本能)ため、トイレをキレイにしてもらおうと飼い主を呼ぶことがあります。
また、トイレに子犬が自由にアクセスできない場合、トイレに行きたくて泣く場合もありますよね。
子犬が十分な運動ができていないと、力が有り余って眠れない場合があります。もっと遊んでほしくて夜泣きをしているのです。
いかがですか。
つまり子犬が夜泣きするのは原因があるのです。その原因を取り除いてやれば、夜泣きは収まると思いますよ。
夜泣きをした犬を叱ると、びっくりして一度はやめるでしょう。しかし、子犬は叱られている意味が理解できません。なぜ叱られるかわからないまま、叱られ続けるとトラウマになってしまう可能性があります。
また、トレーニングとして大きな音などで犬を驚かせてしつける天罰方式ってありますね。
犬が夜泣きをしているときに天罰方式でやめさせようとするのは、止したほうがいいと思います。怯えて吠えるだけです。
午後6時から次の朝まで12時間以上空いてしまい夜泣き、だとしたら、夜のご飯の時間を少し遅くしましょう。
夜中から朝方に泣かれて困るよなら、「夜のご飯を9時か、10時」にずらしてみましょう.
割合これだけで空腹で鳴くパターンは改善できるそうですよ。
落ち着けずに夜泣きがひどいようなら、様子を見てケージの周りを毛布などで囲ってしまいましょう。子犬から周りが見えなくなれば落ち着くはず。
ただ、夏場は風通しなどに配慮してあげてくださいね。
暑い・寒いはケチらずエアコンです。また、暑いならペット用のひんやりマット、寒いなら毛布を敷いてあげるなどで快適に過ごせる工夫をしてあげてくださいね。
これには4つ方法があります。
リビングで寝かせているなら、飼い主もリビングに寝てあげる。
あるいは、ケージを飼い主が就寝する寝室に持ち込んであげる です。
ただし、子犬をベッドに入れてしまうと、成犬になってもそうしないと寝ない犬になる可能性もあります。
ケージをベッドサイドに置いてあげる程度で大丈夫だと思います。
おもちゃのなかにフードを仕込む事ができる知育玩具を寝床にいれてやります。子犬はそちらに熱中するので、寂しさを感じる暇がないようですね。
留守番させるときにもやるテクニックです。
人の声がすると安心する習性を使って、ラジオの音で紛らわしてあげると効果があるようです。
※詳細は画像をクリック!
コチコチと秒針が鳴るタイプの時計を近くに置いてやると安心するという報告がありました。写真の時計は私も持っていますが、コチコチ鳴ります。
夜泣きの原因にもなりそうですが、サークルに子犬を入れたとき 鳴かれてしまうとつい出してあげちゃってませんか。出してしまうとそのときは鳴き止むでしょうが、「鳴いたら出してくれる」と学習させてしまいます。いつまでたってもサークルやゲージに慣れさせることができませんよね。これはどんなに鳴いても無視です。
最初は1時間鳴き続けていたのが、4日もすれば30分で鳴きやむようになります。1週間もすれば10分に、2週間もすればあきらめてくれます。
サークルやゲージの中に静かにいることは、これからとても大切です。重要なのは無視も大切なしつけということを覚えておきましょう。
日中に思いっきり遊んであげることも夜泣きの良い対策法です。
運動不足も夜泣きの一因になると考えられるからです。
日中によく遊んだ子犬は、本当にぐっすり寝てくれますよ。まるっきり人間の赤ちゃんですね。
また、子犬が夜泣きしても飼い主が大騒ぎをしないことです。
子犬が夜泣きをするたびに、ケージから子犬を抱きかかえてやっていると「泣くと来てくれる」と夜泣きの行動が強化されます。
よかれと思ってやってあげたことが子犬を悪い方向に引きずってしまいます。
だから、子犬が夜泣きをしても、基本的には「無視」です。
泣いてもしかたない、と子犬が納得するまで放っておくのが一番なのです。
しかし、根比べになって飼い主が消耗すると良くないので、今回挙げた方法を試してみてください。
原因と方法がマッチすれば、案外かんたんに収まるという体験談も聞きますよ。