日の丸構図も味気ないのですが、画面全体にピントが合っている写真もなんだかあかぬけません。
いくつもの写真を比べてみると、主題以外はトーンが変わった方が写真としてかっこよく感じることが多いですね。少なくとも私にはそう感じられます。
つまり、どこをボケさせるのかを操作することで、何を引き立てたいのか が明確になり「主張のある写真」になることがかっこいい状態なんだと思うんですね。
あなたがいつも使うカメラは相当のカメラ好きでない限りスマホですよね。
例えばiphoneは誰もがいつも肌身離さず持っているものなので、シャッターチャンスには強いんですが、どうもかっこいい写真が撮れない。
わたしなんか自分の腕を差し置いてそのように感じていたわけです。
その結果、ミラーレスに手を出したりしたわけですが、今度はでかくて携帯しないという罠に落ち込み、ボケた写真が撮れるiphone7plusに機種変更したわけです。
ところが! 普通のiphoneでもボケた写真は撮れるそうなんです。
なんてこったあ! 散財した!
コツは簡単。子犬に近づいて撮ること。
もちろん、ドアップにしては背景が入らずボケるものがなくなっちゃいますから、「3分割法」に従った構図で背景を入れます。
そして、主題になる被写体を指でタップすると、フォーカスがそこに固定され、背景をぼかすことができます。
簡単なのですが、いつもうまくボケてくれるとも限らなくて、私のような素人は場数を踏むしかないですね。
一方、そんな苦労をしたくないというあなたはぜひすぐにでも8plusかXに機種変をお勧めします。
「ポートレートモード」ならボケを作ることは超カンタン!
7plus,8plus,Xにのみ搭載の「ポートレートモード」なら背景をぼかすことも、手前の被写体をぼかすことも、いとも簡単にできます。
それはこれらの機種のみ近距離用と遠距離用の二つのレンズを持っているからで、物理的な仕組みを持っている以上、スキルもクソもありません。
いつでもバッチリ、くっきりはっきりボケてくれます。
「focus」というアプリを使えばボケ具合を「撮ったあとから調整」できるので、自由自在です。
いままで悩んだ時間がバカみたいに思えます。
あとですね、接近してボケを作ることでかっこよくなるものに、料理の写真があります。
私なんかはどうしてもテーブルにのった全ての皿を切れないようにしっかり構図に入れてしまおうと考えちゃいますが、これがダメなんです。
もっともっと寄った方がよく、料理が切れても構わないので寄ってください。
すると、フォーカスをロックした部分以外はボケる要件が揃い、かっこいい写真が撮れるというわけです。
子犬を連れてのドライブでは必ず、オープンテラスのカフェやドッグカフェに寄ると思います。
そこの料理もかっこいい写真に残せれば、奥様と娘さんから株も上がり、facebookでもいいね!を連発ですね!