なぜか、飼い主と犬って似てますよね。
犬が飼い主に似てくるのか? 飼い主が犬に似てくるのか?
わかりませんけど、とにかく飼い主とその犬って似てるんですよ。
なんとなく納得だなー、という説は似てくるのではなくて、そもそも自分に似たものを選んでいるからだ、というものがあります。
カリフォルニア州立大学、サンディエゴ校の社会心理学者ニコラス クリステンフェルドとマイケル ロイが “犬は彼らの飼い主と似ている?”とする研究の結果を発表しています。
45頭の犬とその飼い主が別々に写真を撮影され、それに加えて飼い犬ではない犬の写真を混ぜて判定者に見せました。
28人の判定者により飼い犬とその飼い主の顔の写真に一致があるかどうかを調べたところ、25頭の犬と飼い主の組み合わせから16件が一致したそうです。
ところが、実はこの一致は純血種の飼い犬の話であり、雑種犬の飼い犬の話ではないんですね。
純血種は、子犬を飼い始める時に、成犬になった時の表情が予測できます。
その点から類推すると、飼い主は犬を選ぶときに、自分自身に良く似た犬を選択しているのではないかということになります。
雑種犬が一致しなかったのは、飼い始める子犬の時に成犬の姿が想像できないため、自分に似た犬を選択しづらいから、ということでしょうね。
ではなぜ自分に似た犬を選ぶのか?
それは人間は見慣れたものに好感を抱く性質があるためではないか、と推論されています。
自分の顔は毎日鏡で見ているわけです。
もっとも慣れ親しんでいるものですよね。
そして子犬を見た時にもっとも慣れ親しんだ自分の顔に近い犬を選んでしまう。
なるほどですねー。
さて、あなたは飼い犬に似ているのでしょうか?
iphoneにはWhat Dogというカメラアプリがあります。
これは写真を撮った犬の犬種をデータベースとマッチさせて言い当てるというアプリなんです。
試しにうちのノーフォークを撮ったところ、1度目はノーリッチテリアと判定されましたが、正面から撮影した2回目はしっかりノーフォークテリアと出ました。
このアプリの面白いのはこの機能を人間にも使えるところなんです。
人間を撮って判定させると、その写真に近い犬種を推挙してくれるんです!
私自身を自撮りしたところ、1度目は「ジャーマンシェパード」で2度目に「ブラックラブラドール」が出ました!
黒ラブはノーフォークの前に飼っていた犬ですから、やはり自分の顔に近い犬を選んでいるんでしょうかね。
ちなみにテレビのリモコンを判定させようとしたら、「確信持てません。。。」とでました。結構信頼できるかもしれません(笑。
パーティーグッズ的ですが、無料でインストールできるので、一度試してください。
ドッグランで「あの犬、なんて犬種だろう?」ってことよくあるじゃないですか。その時にも重宝しそうですよね。