Modified on: Jul 28, 2019
しつけも気になりますが、子犬の健康な状態にいるのか、飼い主であればいつも気になってしまいますね。
日々の生活の中で活発に遊んでいるか、よく食べているか、よい便をしてぐっすり寝ているかを毎日気にかけていきましょう。
順調に体重が増えているか一週間ごとの増減を調べていきましょう。
あまり増えない、または減っている場合には獣医に相談すると良いと思います。
また子犬の体重は一日のうちでもご飯を食べたり、ウンチやおしっこをするだけで変化が大きいため、毎日同じ時間に測るようにしてください。
朝起きてすぐ測ることでその問題を解決できます。
成犬でも2,3キロにしかならない小型犬の子犬の場合は100グラム単位の体重計では増減がわかりにくいため、10グラム単位の体重計を用意しましょう。
子犬の体重の測り方(小型犬・中型犬)
1. 毎日同じ時間に測定する
2. 子犬を抱いたまま体重計に乗ります
3. 子犬をおろし、あなただけで体重計に乗ります
4. 2から3を引いたものを子犬の体重として記録します
子犬の体重の測り方(超小型犬)
1. キッチンスケール用意。
2. 犬を入れるカゴや容器を用意、その分の重さを引いておく
3. 犬をカゴに入れて計測。
例えば生後2ヶ月の子犬ではころころ太ってずっしりと重いと感じられれば健康な子犬です。
片手で子犬を持ち上げた時、予測した重さを感じ取る事ができるかがポイントらしいですよ。
是骨や肋骨ははっきりとわかるくらい痩せていたり、触ってわかる、抱いてみると意外に軽い等の場合は栄養状態に問題があるかもしれません。
獣医師に相談してください。
めくって、ニオイをたしかめ、耳の中をのぞきます。
・ニオイがある
・汚れている
・傷がある
・かゆがる
などがないか確認しましょう。
特に垂れ耳の犬種には寄生虫がいる事もあります。
皮膚病は耳から始まる事が多いので注意深く観察してください。
左右の目を比べて、どちらかが赤くなっていないかなどをチェックします。
・目ヤニが出ている
・涙が出ている
・目をしょぼしょぼさせている
・目をかゆがる
・白目が赤い
などの症状がないか注意してください。
歯石やニオイ、歯茎の色をチェック。
・ニオイがする
・歯垢がついている
・歯茎が赤い
・ニオイ・歯石
などの症状がないか注意してください。
咳やくしゃみ、呼吸は正常かなどをチェックします。
・鼻水が出ている
・くしゃみをする
・咳をする
・熱がある
などの症状がないか注意してください。
活発に動くことを確認しましょう。指の間の毛に異臭やダニの寄生はいませんか?
尻尾がよく動いていますか。だらんとしたままではありませんか?
子犬の食欲は毎回の食事で確認しましょう。食べてすぐ吐くような場合はドッグフードが合わないか、何らかの病気が疑われます。
子犬は食事をしてしばらくして排便します。ティッシュペーパーでつまんだときに、ティッシュに少しあとが残る程度の硬さが普通です。
便が硬く量が少なければ、食事の量が足りない可能性があります。
便が白っぽくて軟らかい場合は食事の量が多すぎるのか、ストレスやお腹の冷え、寄生虫やウィルス、最悪内臓疾患が考えられます。
便が赤かったり黒かったりする場合は出血が考えられます。
体が小さいうちは膀胱も小さく、おしっこを溜めておけないので頻繁に排尿します。
おしっこについては1,2時間に1回を基準にして、それより極端に多かったり少なかったりしていないか気をつけます。
尿の臭い、色もいつもと違わないか確認するようにしてください。
子犬のうちはトイレシートはすぐに汚れます。頻繁に取り替えて清潔にしてください。ウンチは一日に5回ほど、おしっこの間隔は月齢+1時間と言われています。
目安にしてください。
掻いたり舐めている箇所がないか。ブラッシングをしながら地肌の状態もチェックしましょう
・耳や体をよく掻く
・ノミやダニがいた
・掻きキズがある
・毛がもつれている
・毛が乾いている(ぱさぱさしている)
・毛が脂っぽい
・体臭がある
・フケがある
・湿疹がある
などの症状がないか注意してください。
ノミやダニが寄生すると痒がることはもちろん、様々な病気に発展することもあります。適切な対処法を知っておきましょう。
ノミの成虫は1~3ミリで、雄・雌成虫ともに吸血を行います。一度ノミが寄生してしまうとどんどん増えて大変です。
お散歩から帰ったら、手足を洗うだけではなく、体もコームなどでブラッシングしてあげましょう。
この時に逆毛を立てるようにすると、地肌が見えるので、ノミやダニがいないかチェックできます。ノミは逃げ足が速く、ブラッシングされると顔や脇の下に逃げ込むことがあります。
全身隈なくチェックしましょう。
犬に着くダニは「マダニ」「ニキビダニ」「ヒゼンダニ」の3つが代表です。
マダニは散歩などで子犬が草むらに入った時にはの裏にいるマダニが移ります。
ニキビダニは母子感染から、ヒゼンダニは疥癬を持つ他の犬との接触で移るようです。
様々な活動のあとにブラッシングやシャンプーの時に犬にダニが付いていないか確認すると共に、子犬が使うタオルやマットを60度程度の湯で洗い、日光に当ててください。
子犬がよく出入りする場所を清潔に保つことが大切です。ダニがなかなかとれない時には、獣医に相談することも大切です。